• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

imoちゃんのブログ一覧

2022年10月16日 イイね!

ゴムボート用 アンカーロープの考察と交換

ブログで記録を残すって面倒だけど備忘録やデータとしてあとから読み返すと色々思い出して非常に便利ですね!

何も判らず出せる予算だけでダボハゼ購入したゼファー社のローボートにヤマハの2スト船外機を付けて始めたのが2019年10月。
そこから一つ一つ勉強しながら自分色のボートに仕上げるまで未だ自分なりの完成形態には至りませんが、自分のスタイルに合わせ色々勉強してきたつもりです。
でもこの趣味の面白いところは?一つ一つが判らない事だらけで奥が深い。
下手したら釣りよりも弄りの方にハマっている感じすらありますwww。

さて今回のテーマはアンカリング関わるアンカーロープの考察。
私にとっては大切な装備品の一つではありますが、そうは言ってもどちらかと言いますと割と後回しなっている装備品の一つでもあります。
そして特にゴムボートに搭載するものについては、私の知りたい内容の詳細が皆無?と言って良いほどあまり情報がございません。
と言いますのもそこには大きな2つの理由がございます。

まず1つ目

アンカリングしてのゴムボートフィッシングされる方が非常に少ない事。
これは非常に大きい。
私の周りでのゴムボーターさん達も9割以上は主にルアーを駆使する方達なので、まず以ってアンカーでボートを固定する方は自ずと少ない訳でして....
要するに内容に対する需要が極端に少ないと言う事ですね。


2つ目

ゴムボートの特性としての免許(小型船舶)不要での使い手が多い。
いわゆるミニボートと呼ばれるくくりでの免許不要艇としてゴムボートの活躍の場が多い故に、法定備品となるアンカー自体を積んでおく義務が無い事でしょうか?

要免許艇を乗っているからとて、免許取得時に学ぶ学科教本の内容なんてごく一部。
勿論要免許艇の操縦ともなりますと法定備品でのアンカー積載は絶対条件ではありますが、それを通常時に使うか否かは別のお話。
これがそれなりの大きさのFRP艇ともなれば、アンカリングに使うロープやらアンカーの種類に至るまで拘る事となり、どちらかと言うと海に関わる人同士の情報交流によってその材質から特性に至るまで話が進んで行きます。


で、まずは安全対策として搭載するアンカーと言う意味で.....
免許不要艇の場合においても出来れば積んでおくことがベストです。
機関停止でどうにもならない場合、軽いゴムボートの場合あっと言う間に風や潮の影響で流されてしまいます。※経験済み。
帰還する方向ならまだしもその反対方向に影響が出るとなると、人力で戻る事は相当困難になる事が予想されます。
また逆に岸に近い場合で暗礁や磯場などが点在する場所へ流される場合もあります。
この場合も洗うような白波がぶつかるのでボート横転の危険となります。
例えばオールを使いたい場合でもゴムボート艤装において、結構使用が難しくなるくらいボートチューブ上に色々と取り付けられている方なんぞは、それらの取外し作業も必要ですし、また船外機本体へ何らかアプローチする際にも刻一刻とボートは流されます。
ある程度安全な場所で冷静にアンカリングしてから次なる行動と対策を立てるべきとなります。
例え法的拘束力が無くとも万一の際の安全装備としてマッシュルームアンカーなどに30~50m程度のロープくらいは積んでおく事はお勧め申し上げたいと思います。
この場合はとりあえず留めておくと言う意味で素材など安価なものでも良いのでまずは積むことが大事です。


で、私が考察したいのはゴムボートにおいて砂泥地でのガチでゴムボートをしっかりと留められる道具システム。
そう!安全に停泊しうる最低限の担保は勿論の事、それよりも本格的かつ快適にアンカリングするには、どの程度のモノを揃えれば出来るのかを考えて行きたい。
そしてコスパや実際の機能的問題や素材などあらゆる角度から検証してみたいと思い、アンカーロープの常識非常識なども含め自分なりに色々と調べてみました。
小型船舶と言う目線とゴムボートと言う目線が交錯しますので、所謂通常の小型船舶ボートを所有されている方との考えは多少ズレると言う事もさきに記載させて頂きます。


で、現状使用しているモノから検証してみる。
alt
とりあえずホムセンで間に合わせで購入した50mロープに付き太さや素材に何の気も付かず使っているもの。
本当感覚で購入したモノですwww。
これはこれで条件が揃っていれば充分使えます。
ところが条件に当てはまらないと走錨したりして使えません。
また使っているうちに撚り(よ)が酷くて使い難くなってきたり経時変化で固くなってきます。
これこそロープ素材の特性や編み方に違いによる落とし穴があります。


まずはロープの太さと強度について!
ロープについては細ければかなり長いモノを積めるし軽い装備として使い易いし何よりも安いと言う反面、強度が落ちるし引っ張る際に手に食い込むため危ないし扱い難い。
また逆に太くなると長くなればなるほど邪魔だし何よりもコストとして高い。
また強度についてもそのボートに対する適正以上の強度があるとこれまた逆に危ない。
※小さなボートで過剰な強度のロープでアンカリングするのも大きな波が来たりすると非常に危険。
それを考えた場合あくまでもゴムボート目線で考えるなら適合範囲は4~8mmの太さが良いと思う。
なお下記ロープ撚りにも記載しているが、撚り方で強度や手触りも変わるのでそれに合わせて太さも考えれば良いかな?と思う。

次にロープの撚り方について!

大きく分けて3つ打ち、8つ打ち、12打ち、の3つに分けてみる。

・ 3つ打ち。
私が現在使っているのおそうだが、一般的にロープと呼ばれる代表的な打ち方。
ストランド(小縄)を3本撚って作られるが、非常に強度に優れており価格も比較的安い。
アンカーロープにも良く使われる。
ただし太くなればなるほど凹凸が大きくなり手触りは良くない。
また柔軟性に欠け一方向によじれる事があり取扱いはその特性を知る事が必要。

・ 8つ打ち(クロスロープ)
8本のストランドで構成された編み込み型のロープ。
強度は3つ打ちよりやや落ちるが、柔軟性がありよじれにくい。
手触りも良くアンカーロープだけでなく係留ロープや牽引ロープとしても使われる。
価格はやや高い。

・ 12打ち(金剛打ち)
中芯と12本のストランドから構成される。
よじれにくく耐摩耗性に優れ手触りも非常に良い。
値段が高い上、強度は3つ打ちに比べ2/3程度に落ちる。


そして最後に最も重要な素材について!
まず基本的な事として綿や麻と言った天然由来のモノなどは水に浸ける関係上腐ってくるからNG。
なので合成繊維が基本軸となる。
またアンカリング使用と言う特性から水に沈む素材、つまり海水(比重1.02)により比重の高いモノのがアンカーロ-プに適している。
合成繊維素材は沢山あるが比重を優先させると以下3つの素材に絞られる。

【比重の高い(沈む)合成繊維の主な素材】

・ ポリエステル(※テトロン) ~ 対候性(優)、耐水性(優)、比重1.38 
※テトロン 東レと帝人が製造するポリエステル繊維の事。

・ クレモナS(ポリエステル&ビニロン) ~ 対候性(優)、耐水性(優)、比重1.34
クレモナの名称はビニロンの事で、クラレの登録商標で。

・ ナイロン 1.14 対候性(優)、耐水性(優)、比重1.38 

ビニロン PVA繊維(ポリビニルアルコール繊維)。
繊維強度が高く、耐候性・耐薬品性に優れているなどの特長から、工業用、産業用の分野で広く用いられています。
但し水に濡れると固くなる性質がありアンカーロープとしてはやや不向き。

※ クレモナS クレモナ60%、ポリエステル40%のロープです。
ビニロン100%の場合は水にぬれると多少硬くなるという欠点がありましたが、それの欠点を補うために混紡にしたものです。
ビニロンほど硬くはならないが、それでもやや硬化する。

【比重の低い(浮く)合成繊維】

・ ポリプロピレン(PP)
ポリエチレン(PE) 比重0.94。ポリエチレンロープは軽量で水に強く、強度がありショックスレに強い。
色の発色性が良い、耐薬品に優れている。
硬くてすべりやすい。

・ ポリエチレン(PE)
.硬くて滑り易いという部分はあるが、軽量で水に強く、強力でショックにも強い。色の発色も良く様々な色のロープがあります。漁業用網や農園芸用ネットなどに使用される。


ちなみに私が使っているオレンジ色の4mm3本撚りロープはPP素材www。
とりあえず値段から入ったために硬くて拠れるし何よりも比重が小さいのでアンカーロープに全く適していない素材(爆)。

価格は50mで千円程度と安価だがやはりイクナイwww。
それでも凪いでる日には問題なく使えるロープです。


と言うわけで釣りに行けない断捨離の日々を送っている間に気になっていたロープとリールを思い切ってポチっておきました。
alt


金剛打ち100m4mmで約3,000円。
alt


中に入ってた紙です。
alt


編み込まれているので強度は落ちますが、手触り良く拠りから解放されるのが何よりも嬉しい。
alt


アオリネットと言うブランドのロープリールですが、ちょっとお高い4,000円ちょぃ。
ロープ巻いておきましたが、まだ少し余裕があったので5~6mmの太さでもいけそうでした。
alt


別角度。
alt



で、現状のロープは役目を終えて第2の人生を送ってもらいます。
alt


アンカーリフターなど移設終了。
あと補助の漬物石は3kgから2kgに落としました。
alt
さてこうなると試したいのが人情なんだけど.....
特に今日なんぞは絶好の日和だけど所用があって行けません。
早くて月末頃がフィールドテストかな?
とりあえず楽しみです。
2022年01月13日 イイね!

ゴムボート かかり釣り用 アンカーシステム改良

本日は今年のやる事リストの一つであるアンカリングシステムの再構築を図るべく改良を施しましたのでその様子を書き認めたいと思います。

まずミニボート(全長3.3m未満)において特に免許不要艇などにおいてはアンカーをそもそも積まれていない方も散見されます。
アンカーは法定備品の一つですが、せめて自身の航行区域における深度を含め万一のトラブルの際に流されない様にするための重要な装備です。
要免許船においては法定備品の一つとなっていますが、面倒かつ邪魔ではあっても必ず何か積んでおきましょう。


さてここからが本題ですが、アンカーも沢山種類がありまして最初何を買うべきか非常に迷いますね。
私の場合中古の前艇を購入時に3kgのマッシュルームアンカーが付属していましたので、何も考えずにそれを最初は使っていました。
alt

マッシュルームアンカー自体は法定備品としても合格しますので、そのまま使っていました。
特にミニボートの中でも比較的重量の軽いゴムボートにおいては重みで強制的にとどめるよう感じです。
ですのであまり軽いモノよりかは最低3kg程度のモノが良いと思います。
これもウネリや波の強いときは走錨(アンカーが効かずアンカーを引きずりながら滑りだす事)しまうので、アンカーチェーンの根元に更に漬物石(樹脂製)3.5kgを追加させて安定させていました。
それでも上手く効かない時は走錨します。
まぁ使い勝手は良かったのですが、ちょっとしたミスからアンカーを流してしまい、ここから確実かつ安定して使えるアンカーを色々と勉強してみました。


で、法定備品として使え、かつミニボートに使えるモノの残りとして.....
まずはダンフォースアンカー。
alt
こちらは1.5kgの最小サイズですが、砂泥地でかなりの威力を発揮するとの事で先日購入。
特徴として大きな爪が砂に食い込んで留まるのですが、角度がおよそ35°より高くなると効き目が無くなります。
なので一つにはロープにチェーンや別の錘を付けてしっかりと角度を寝かし砂泥地に食い込ませます。
※私はチェーンに漬物石を付けてチェーンの角度が上がらない様にしています。
軽くてコスパも良いのですが岩礁帯には不向き。
砂泥地メインの現行良く行く場所はこれをメインに今後使っていく予定です。


そしてもう一つ。
フォールディングアンカー。
alt
こちらは4本の爪が開いたり閉じたりします。
特徴として砂泥地には不向きで岩礁帯での引っ掛かりが良く効きます。
現在まだ購入していませんが、岩場用に今後追加購入の予定。



他にもバーフッカーやフィッシングアンカーと言った形状のモノがございますが、ミニボートの場合は上記3種のどれかで充分だと思いますし、特に流し釣りメインの方なら場所を取らないマッシュルームアンカーかフォールディングアンカーがお勧めです。


さて話戻りまして、今回どのようなコンセプトでアンカリングシステムを改良したかと言いますと.....
➀ 砂地で確実かつしっかりと効き目がある。
② 万一岩場に引っ掛かっても回収可能。
③ リフターの使用で楽に回収が出来る。

この3点に拘りました。

そもそもかかり釣りですが、風向きと潮向きや流速、そして波の高さによってアンカーを掛ける位置など計算して付けなければなりません。
特に軽いゴムボートは一瞬で流されてしまうので、瀬着けをモタモタしているとポイントからすぐに外れてしまいます。
そして積載出来るロープの長さにもある程度の限界があります。
ですので当然長く出せば容易にアンカリングは可能ですが、やはり少々の角度が付いてもしっかりと掛かるシステムが必要です。
また一般的に水深の3倍の長さのロープでアンカリングすると船舶免許の教本で書かれていますが、これはあくまでもボートを確実に留めておくための長さであり、かかり釣りにおいてここまでロープを出すことはございません。
ボートの特徴としてアンカーを打たない場合はスターン(船尾)が風上を向きます。
そしてアンカーを打つとバウ(船首)が風上を向きます。
そこに波や潮流、風向きの変化などでアンカーを起点にボートが左右に振られます。
当然この振り幅はロープが長ければ長いほど大きく振ります。
ですので理想は最短のロープ長でしっかりとアンカリングさせるのが一番釣りとして効率の良い掛け方となります。
ですので凪の場合はかなり短め、波のある時や風の強い時は長めのロープ出しを心がけます。


さて説明はこれくらいにしまして.....
今回新たに導入いたしましたダンフォースアンカーについて、アンカーロープにかなりの改良を加えました。
先に全体図を紹介してから細かい部分の解説に。
alt
これでは解りづらいので解説入り画像を。



こちらが解説入り。
alt
まず赤丸部分はロープとアンカーをがっちり繋ぐポイント。
但しアンカーを掛けた状態では支点となりません。

青丸部分が支点となるポイント。
ロープ部分にヨリチチワと言う輪っかを作るのですが、アルミ製のスリーブと言うワイヤーカシメ部品でタイラップロックをはめ込んでいます。
詳細は後ほど。

そして黄緑部分はアンカー回収hシステム用のロック。
こちらも同じくアルミ製スリーブをはめ込み、タイラップ4本を放射状に広げ熱収縮チューブで被覆したもの。

画像茶色の線を海底に見立てますが、ステンレスチェーンの2番目には漬物石3.5kgをロープで括りつけているので、ロープの角度を立ててもチェーンの角度が35°を上回る事はありません。
alt




横から見るとこんな感じでチェーンを強制的に落として角度を殺します。
alt





そして赤丸部分のロープ。
スチール製のカラナビよりチェーンノットでやや重めに編み込んで青丸支点より長めにロープを取ります。
alt



このように回収ロープ用の輪っかがありますのでそこに固定。
alt
アンカーの効く方向は青矢印。
逆にアンカーを抜くのは赤矢印。


次にアンカー回収するための回収支点とアンカーを効かすための支点を分けるための輪をロープで作る作業。
青丸の部分とチェーンをタイラップで繋ぎとめるのですが.....
alt



このようなワイヤー用のアルミスリーブを活用。
左側が2つが加工前で右は叩いて丸くしたモノです。
alt



叩いて丸くしたモノを2つロープに通しておきます。
alt



ヨリチチワと言う便利なノット(結び)ですが、うまく説明出来ません。
非常に簡単なのですが締め込みにコツが要ります。
ある程度輪の大きさを残したいのでハンマーの柄を用いて輪を残します。
alt
おっと大事なのは輪の中に1つアルミスリーブを通しておいてください。


まだ若干締め込みが浅いですがこんな感じで途中にスリーブ入りの輪が出来ます。
alt



スリーブにタイラップを通します。
alt




次にステンレスチェーン先端をタイラップで固定。
alt



拡大するとこんな感じ。
alt
何でこんな事するのかって?
これはアンカーが万が一引っ掛かった際の救済システムで力の弱いタイラップを切れるようにしています。
そして海にゴミが出ない様スリーブでタイラップを固定しています。



漬物石に足を乗せて力任せに引っ張ります。
alt



この部分に力が掛かり.....
alt



最後は破断します。
alt
注意点はタイラップの余分な端は取付時に切っておくことです。
そうすれば破断部分すべてゴミとして回収できます。


最後にアンカーリフター(回収システム)の再構築。
alt
輪っかより更に奥に通しておいたスリーブにタイラップを押し込みます。


最終的には放射状に4本入りました。
そして余分な端をカット。
alt



更に最初にですが熱収縮チューブを通しておきます。
alt



熱をかけてこのように。
alt



てか本当はその前にアルミスリーブとロープをカシメるのが先ですわ(笑)。
私は忘れて後からしましたが....
alt
がっちりと固定が重要。


あとは浮輪なりボールなり浮力体を何らかの形でロープに滑り込ませるのですが....
alt
以前テストした滑車は、アンカリング時に面倒なので、このようなアルミ製のS字型のカラビナを取り付けることに。
ナスカンでも何でも良いんです。最終的にはタイラップのストッポーを通過すれば確実にアンカーの回収が楽になると思います。
たぶん(笑)。


てな訳で本当はロープの材質も替えたいし、長さも50mから100mに替えたいし、フォールディングアンカーも追加購入したいし、リフター使用時の絡み防止も考えないといけないし、アンカー回収時のロープ巻きも作りたいので、約70%の完成です。
あとボールが黒色ならセーフティーフラッグの所につけておけば形象物としても使えます(笑)。
※黒色球はアンカーしている際の目印です。
と、道半ばですがとりあえずかなりイメージ通りに行ったかな?
また次回釣行時にテストしてリポートを行いたいと思います。
ではでは。
2021年12月17日 イイね!

2021年度もと少し... 近況とゴムボートに関わる気になるところ色々とリペア

師走もいよいよ折り返しとなりましたが、皆さまいかがお過ごしの事でしょうか?
先日はオフ会告知やオフ会開催報告などに終始したブログばかり掲載していましたが....

仕事も遊びも超が付くくらい忙しくこなしておりますwww。

遡る事3週間ほど前の11月29日は年内最後のゴムボート出撃を実施!
気合は全然入って無いけど獲物からのシグナルがどうしても欲しいので、今回は鯛ラバではなく一つテンヤで挑みます。
餌は近所のスーパーで販売されていた地産モノの小エビ。
こちらではガラエビと言う奴かな?
alt



死ぬと強烈な臭いを発しますのですのこ付きプラケースへ移動。
alt



少し見難いですが錘と鈎だけの自作シンプル仕掛けどす。
alt



小鯛がたまに遊んでくれます.....
が、この日はまったり遊びモードにつき余程美味しそうなの以外は全てリリースに。
alt



これが来年にはもっと大きく成長してくれるんですよね。
alt
この後20mラインでゴミ袋が引っ掛かったようなアタリがあり、上げてみると何と30cm弱のオニオコゼが!!
これは!と思いタモを準備してる間にポロッと鈎から外れゆっくりと海に消えていきましたwww。
これは悔やまれます.....
その後トラギスやベラに遊ばれこの日は終了。
荷物軽めのソロ仕様で臨みましたが、やはり着座位置でバウ上りのスターンヘビーは変わりません。
今後スタビライザーの増設もしくは着座シートの取り付け位置移動など来年の課題が出来ました。


そして12月初っ端の週末。
この日は会議で大阪に戻っており、久し振りに地元の友人達と和歌山県某沖で仕立てによるカワハギ釣りに初挑戦。
色々と自作仕掛けを作って挑みましたが....
この日は厳しい冬型の気圧配置で風速は9m、波高は恐らく2.5m。
正直この天候で出す船宿の主に少々疑念を抱きます。
いや、出したらアカンやろ!これ。
もう少し沖に出るなりゲロゲロする波ですよ。
alt



揺れが凄くて踏ん張ってこれくらいの写真撮るのが精いっぱい....
alt



もはや誰もがカワハギ釣りとは思わん波です(笑)。
正直青森県の大間でマグロ釣りしてる気分ですよ。
alt



とりあえず仕事はキッチリと致しました。
これでも一応竿頭.....でしたが違う意味で思い出に残る釣行に。
alt
この後正直体調悪かったですwww。


さてここからが今回の本題。
各種不具合を一括見直し。
ゴムボート最終出艇の時に点いたり消えたりする高圧ポンプ。
恐る恐る配線を見直すと.....
alt
銅線むき出しの断線状態。
こりゃ酷い状況です。
すぐに分解し、配線とり直し作業でばっちり元通り。
このポンプ!まだ暫くは使えそうです。


そして倉庫に保管しているDT6の下からオイル漏れ発覚?
下に敷いてた新聞紙が少しオイル痕付いてたので、おかきの空き缶蓋を3日程置いていたら....
alt
うん、ギアオイルが気持ちよく漏れてますやんwww。
ちなみに色は綺麗なので前回の交換以降に海水の浸入は無さそうです。
オイルドレンの不具合?と思いきや原因は直ぐに判明。


ギアのシフトロッド角度を固定する為のこちらのネジが緩んでおり、ここから少しずつオイル漏れしていました。
恐らく締め付けの甘い中、激しい振動で徐々に緩み、最終的にはかなりユルユルに....
alt
対処は5秒で完了(笑)。
あとは若干オイルを後日足しておきます。


さておよそ1か月以上は動かさないのでジンクアノードは接地面を中心に研磨。
alt



キャブも一度完全に撤去してホース内に至るまでガソリンを除去。
2ストはこれがめんどくさい.....
alt
船外機はしばしの眠りに入ってもらいます。



そしてダブルタイヤのランチングホイールも3度の稼働後、初めての分解清掃。
alt



これも数回に使用毎に掃除しないと巻き上げた砂がかなり溜っていました。
alt


すでにひび割れが発生していますがチューブタイヤなので裂けるまで使いまわしますよwww。
alt



バルブの腐食も大概だなぁ....
alt
大体最後はこことチューブのゴムが傷んでダメになります。
とりあえず抜けていた空気も補充。


軸もかなりの過重により擦痕が酷いです。
alt



さてこちらは余りのタイヤ&ホイール。
6インチと8インチ、ジョイクラフト純正があります。
alt



とりあえず樹脂カラーと樹脂ベアリング、8インチから取り外し互換性を試してみます。
alt
同じジョイクラフトホイール同士では互換性が確認出来ました。
今後はこの樹脂ホイールをベースに耕運機用のマッドタイヤをはめ込めないかなど来年検証していきたいです。
またフロント専用のドーリーも現在考案中。


清掃後に再取り付けし保管。
alt
ダブルタイヤは来年も活躍してくれそうです。


さてもう一つ!
来年色々試したいのが掛かり釣りでのアンカーシステム。
alt
まずはアンカー回収システムに使うバルーンロック用の返しですが、タイラップを確実に固定する為にまた要らぬ部品を購入。


アルミ製のワイヤーロックです。
一つ税込み25円(笑)。
alt



太いワイヤーの折り返しで使うモノなので穴は楕円です。
alt



これをハンマーで楕円から丸みの帯びた四角に叩きなおします。
alt



比較するとこんな感じ。
alt



それを更に真円に一度近づけるべくピンポンチを通して叩いてみました。
alt



それを現在使用している6mmロープを通し更にタイラップを通してみる。
幅が足りなくて2本挿入が限界でしたが、2本あれば充分ロックしそうなのでとりあえず細いピンポンチでカシメて固定。
alt



金属部分を熱収縮チューブで被覆。
alt



一応こんな感じでガチガチに固定は出来ました。
alt
しかしながら来年はアンカーもロープも再度見直しをはかる予定です。
現行のアンカーですがウネリが入るとたまに走錨します。
またロープは固くて使い勝手が悪いし長さも50mなので一抹の不安もあります。
素材を見直し100mのロープ、そしてアンカーはフォールディングアンカーとダウンフォースアンカーの2種類を来年試してみる予定ですでに準備中。
そしていよいよゴムボート本体の補強作業も重い腰を上げて行って参りたいと考えています。
ボートに興味ない方は『何のこっちゃ?』と言う感じの話ばかりですが.....
とりあえずは大きな投資をせず、ちまちまと改良を重ねて行きたいと思います。
ではでは!
2021年11月21日 イイね!

アンカーリフターのDIY、そしてアンカーボックスの見直し。

ボーターさんにおいてアンカーリフター?なんじゃいそれ?って方も割と多いかもしれませんが.....
流し釣りされる方において法定備品のアンカーって、あくまでも機関停止時などの時などに潮に流されないための道具とでしか積んでいない方も多いと思いますが、アンカリングで行う掛かり釣りにおいては、このアンカーの回収作業と言うのは思いの外大変な作業なんです。


で、これを何とか楽に出来ないモノなのか?と色々調べて行くと、やはり先人の知恵とは凄いモノです。
アンカリングの仕組みを熟知するとこのような簡単に回収できる方法があったんだ!と改めて感心します。



そこで皆さま色々な素材や部品を駆使してこのアンカーリフターを製作されておりましたが、私なりの思い付いたモノで今回製作してみました。

とその前にかなり傷んできたアンカーボックスの修理から。
alt



こちらが現在のボックス内配置ですが、➀のクリートがボートのÐリングとボックスを固定する為のロープ固定。
②のクリートがアンカーロープの固定。
で、使い勝手としては➀はバランス的にもっと真ん中寄りが理想、②は逆に真ん中より奥側が理想。
そして②の皿ネジですが適当なモノを使っていたらステンレスじゃなかったので大錆(笑)。
alt



まずはアンカーロープのクリート部を解体。
と言うのもかなり力のかかるアンカーロープ固定時に少しぐらつきが出始めていました。
ネジも傷んでますしなんせ短い。
取り換えですね。
alt
皿タッピングなので掴みどころが無く、ネジザウルスが使えません。


でも安心してください(笑)。
もうこの程度のネジなら簡単に外せますよwww。
アネックス(ANEX) なめたネジはずしビット3本組ANH-S3 (M2.5~8ネジ・ステンレスネジ対応) 
名前が長いwww。
alt



見難いですがビット両端にドリルと逆ネジ回しがついています。
まずは錆びたビスセンターにドリル穴を開けます。
alt



あとはビットを逆に付け替えて逆ネジを回せばすぐに外れます。
alt



全ネジ撃退!
alt



いやぁ海の力は凄いな....
alt



ステンフックは磨きなおして復活、そして新しく長めのステンビスを採用。
alt



今回土台の木も厚めのモノに変更。
固定ビスが届かないので10mmほど下穴を開けます。
alt



リペア終了。
今度は➀のクリートにアンカーロープ、②のクリートにボートとの固定ロープに変更。
alt
とりあえず気になっていた箇所の修繕完了です。


さてここからはアンカーリフター製作に入ります。

【必要なもの】
・ 浮力体
・ スライダーもしくは滑車
・ ストッパー

とこの3パーツで構成されますのでそれらを用意。
アンカリングのシステムはステンアンカーにステンのチェーン、そして補助の錘として漬物石3.5kgでsす。
alt



さてリフターのストッパーとして結束バンド(タイラップ)。
alt



セミブルックと記載されていたロープの滑車みたいなパーツ、そして熱収縮チューブ。
alt



一応この訳わかんないパーツ拡大。
alt



ローラーが中に入っていますが←部分にロープを通します。
alt



まずはロープを一旦解いて.....
alt



あらかじめカットした結束バンド4本に熱収縮チューブを履かせます。
alt
そしてヒートガンでチューブを収縮させます。


ローラーの通過テスト。
alt



特に抵抗なくすんなりと通過。
ただ結果的にはこの程度の固定では当たり前ですが無理でした。
この辺りは今後要改良ですね。
alt






システム一新、あらたな武器になるのか(笑)?
alt



さて浮力体はいろいろ悩みましたが....
ゴムボールとカラビナをダイソーで購入。
空気入れはあまり関係ないですが、法定備品の黒色形象物に使えると思い購入。
alt



ボールネットをそのまま流用(笑)。
alt



こんな感じになりました。
alt




で、この土曜日に早速使いましたが....
alt

先程も書いたようにストッパーがアンカーの重みでズレますのでストッパーの固定方法に改良が必要。
浮力体自体は問題なさそう。
そしてこのアンカーリフターを使う場合に風上に移動が必要不可欠なんですが、軽いゴムボートでこれが中々難しい。
ロープにペラが絡まない様半円を描きロープを迂回しながら風上に行くのですが、一度失敗してペラにロープを絡めました....
まぁ徐行運転でしたので大事には至りませんでしたが、操船が難しいです。
しかしこれで一度アンカーを浮かすとかなり負担が軽減されそうです。
それともう一つ新たな課題。
アンカーロープの上げるとき綺麗にロープを畳まないと絡んで大変です。
今回2度も絡んで大変でした。
この辺りも今後改善したいです。
うーん、うまく言葉で伝わらないので図説でもあれば良いのですが、今はそんなのを作る元気もありませんwww。
ご理解ください。

そしてアンカーボックスはまずまず使い易い感じになりました。
とりあえず1歩ずつちまちまと進めて参ります。
2021年05月13日 イイね!

ゴムボートのシーアンカー考察 アキレスL-SEA15 固定・回収・絡み防止のための改善

ボート関係ばかりの投稿で本当すんません(笑)。
1億人にウケるブログよりマニアックな1人に解って頂ければ嬉しいと思い、周囲の空気も読まずただひたすら投稿しておりますwww。


さてゴムボートの大敵と言えば???
波と風.....
特に潮流に対して風向きが逆を向いている場合の流し釣りの場合、自分の思うポイントに船を流すのが困難となります。
そんな時に活躍してくれるのがシーアンカー、別名パラシュートアンカーと言います。
まぁ上述は釣りと言う目的の上での話ですが、本来は荒天時における航行において横波から船を守るため投錨し、常に船首を波の方向に向け転覆や漂流を防ぐものです。
私のボートにおける法定備品としての対象外ではありますが、現在法定備品として搭載しているマッシュルームアンカーより活用頻度は高いです(笑)。


ちなみに前艇JEL305の時に前の持ち主さんより譲り受けた小型パラシュートアンカー。

alt
何度か使用するも効果がイマイチ分からなかったので現行商品に買い替えた次第です。
恐らくカヤックなど軽い船体には向いていると思います。
※以前のモノは友人に譲りました。



これが現在使っているモノですが、そもそも直径の大きさが以前のモノと全く違います。
alt
潮流を受ける面が大きいので効果は絶大です。
ロープが6本で束ねられており水面側3本にフロート3個取り付けられており下側3本には鉛製のオモリが取り付けられています。
でシーアンカーとしての役割はバッチリですが、以下の通り使い勝手として少々不満がございました。

➀ 束ねているロープが絡まりやすく水中で綺麗にアンカーが開いてくれない。
② ボートとの結束が面倒&不安。
③ 回収の際非常に力が要る。

とまぁ、市販状態ではこのような状況です。

では改善!

問題点➀ 束ねているロープが絡まりやすく水中で綺麗にアンカーが開いてくれない。

対策 : フロートのロープ3本、オモリのロープ3本を根元で束ねる。

画像から判り難いかもしれませんが、フロート側3本の撚りを解いての状態から根元2か所タイラップで纏めます。
alt



同じくオモリ側のロープ3本も撚りを解いて根元2か所タイラップで縛ります。
alt



こういうロープの解き作業をミニボートの船上で行うのは正直大変な作業(笑)。
alt
またこの部分は少しの動きですぐに絡んだり撚れたりします。


② ボートとの結束が面倒&不安。

対策 : ロープ端に金具の取付。

グリーンのロープがアンカーロープ部分になりますが、市販状態ではただの輪っかがあるだけ。
alt



いちいちハンドル部分やD環に通す際にもやい結びなどしておりましたが、ここは新たにステンレス製のスプリングフック 406円を購入
alt
ちなみに取り付ける位置ですが、そよそよ風の場合で潮流と風向きが反対の時に限り、サイドハンドル部分などに取り付けている名合などもありますが.....
※あくまでも流し釣りという面において

本来こう言った取り付け方はNGでしょうね。
ボート側面へ波が打ち付ける、所謂横波を喰らう可能性が出るので船首(バウ)部分にあるD環などに付けるのが正解だと思います。
これも座位置が後方の場合不安定なゴムボートにおいてアンカーの上げ下げ作業は相当煩雑になるので、そう言った意味でも座位置はセンターの方が良しと思います。
またシーアンカーのロープですが船体全長の2倍が良いらしいです。
正確に測っていませんがおおよその目測で6~8m程度なので一応ボートに適合していると思われます。


③ 回収の際非常に力が要る。

対策 : 回収用のロープを別途取り付ける。

これが最後の問題点ですが、最大限抵抗を喰らってるパラシュート開いた状態でのシーアンカー回収はかなりの力を要します。
それを回避すべく下側オモリの頂点部分に回収用ロープを別途取り付ける寸法です。
高木 ハイラインロープ4mm×10m 406円を購入。
alt


ハトメ部分にチェーンノット、ただこれだけ(笑)。
alt



1つロープが増えたため一見ややこしく見えますが、回収能力は恐らく格段に向上するかと思います。
alt


判りやすく図解にしてみました。
alt




海中でしっかりと張った状態においてグレーの回収専用ロープを引くと、パラシュートは下から崩れて抵抗を失うはずです。
勿論最終的にはシーアンカー回収後に緑のアンカーロープも回収という寸法になります。
全て海上に回収しないとプロペラへの巻き付きなどの原因となりますから。

あと別の話といたしまして....
シーアンカー投錨の際は多くの船団が密集するエリアなどでは当たり前ですがトラブルの原因となりますゆえ厳禁です。
また反対にポイントにおいて一定の距離をとった状態であっても他船の投錨状況などの観察も忘れずに。
釣りに夢中になって他船のロープと絡んだり起きないようくれぐれもご注意ください。
早速今週の土日のいずれかエクステンションバーの出来栄えも含めフィールドテストを行う予定ですが、良くも悪くも?風が少なく穏やかになりそうな気配プンプン(笑)。
楽しみです!





プロフィール

「ソルト準備 自作12Vポータブルフラッシングポンプの製作 http://cvw.jp/b/1672597/47668390/
何シテル?   04/21 06:18
大阪→名古屋→髙松(香川)→大阪とあちこちに飛ばされ続ける、哀しきサラリーマンのおっさんです。 フォロー/フォロワーについて... 折角興味頂いた方に対...

ハイタッチ!drive

みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2024/4 >>

 123 4 56
78910111213
1415 1617 181920
21222324252627
282930    

ブログカテゴリー

リンク・クリップ

ビワマストローリング プレジャーボート使用者の採捕状況報告について 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2023/02/09 10:10:52
ハイドラ/ダムCPマップ 画像協力要請 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2019/05/31 11:14:41
ハイドラ/ダムCPマップ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2018/12/21 03:05:43

愛車一覧

ホンダ モビリオ モビッ太@imo (ホンダ モビリオ)
モビリオLA-GB1前期(初期)のエターナルブルーパールに乗っています。 モビリオ特有の ...
その他 釣り道具 HEMU 8 (その他 釣り道具)
アキレスFLA315-HY アルミフロア 歴代4艇目のゴムボートで初めてのCSM素材のボ ...
その他 釣り道具 HEMU 7 (その他 釣り道具)
讃岐単身赴任生活3代目ゴムボート。 R2年9月に小型船舶2級免許取得に伴い念願の船検付き ...
その他 日本人 その他 日本人
ハイドラ専用、山間部徒歩専用アイコン。
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation