さて今年もやって参りました真夏の風物詩、明石沖のタコ釣り。
今シーズンは?と言うと実はすでに2回行っておりますwww。
イベントやら何やらでブログアップを放置していただけなのですが、自作テンヤの実釣として6月12日(土)と6月26日(日)に、兵庫県垂水漁港出船の松一乗合に。
6/12 9杯 ※アタリ18回で9バラシwww。
掛け針が小さすぎたのか、角度が悪いのか....

小型ばかりでボウル大に収まってしまいました....
で、改良型の針で臨んだ今季2回目!
6/26は18杯 ※アタリ19回で一バラシ
しかも1.8kgを頭に1kg超え5杯と久し振りの竿頭に。

前回を払しょくいたしました。
大型1杯でボウル大を埋め尽くすwww。
お陰様でこの夏の酒肴には困りません(笑)
とまぁ、実釣リポートはさておきましてタコ釣りも始めましてもうかれこれ6~7年くらい経つのでしょうか?
最初は行く時期も悪かったのですが、それよりも何よりも釣り方が判らなかった。
とにかく見よう見まねで始めた釣りではありますが、今ではそれなりの釣果をもって帰宅出来るに至りましたが、まだまだ名人級の方にはかないません。
が、私なりに乗合船に乗っていて釣れていない方に共通するパターンがあるのを気付きましたので、そこを中心にタコ釣りのコツを伝授させていただきます。
※6/12が一桁と言う突っ込みは無しでwww。針のフィールドテストでバラシが多かっただけです。
【まずあまり釣れない方の共通点】
① 合わせが少ない。
② テンヤをずっとズル引き。
③ 底取りが出来ていない。
④ やたらと誘いをかけ過ぎる。
⑤ エサをコロコロ変える。
⑥ エサを針金で巻いている。
と、こんな感じでしょうか?
通い始めのころは、上手そうな人の釣り方をみよう見まねで始めたタコのテンヤ釣りですが、最初に行った明石の西海丸の名物船頭さん(今もしっかりご健在www)がマイクで
『テンヤは底取りしたら、ズルズル引いたらあかんよぉ』、『トントン、トントンと底取りするんやでぇ』と必ず言います。
当初この意味が全く分からんかったのですね。
て事で重みがしっかり乗った時しかタコのアタリをとれず、毎回片手程度の貧果に終わっておりました。
あとは船の座る場所やエサのせいに。
しかし、目から鱗が落ちたのが水中動画でみたタコの動きです。
決して泳ぎのうまくないタコは、活性の高い時こそエサめがけてしっかりと被さりますが、そうでないときは割とゆっくりとテンヤに乗っていきます。
結局今まではチャンスの場所をスルーさせてタコにテンヤを抱かせるチャンスを逃していたのです。
さて、ここから①~④の対策。
そこに気付けたので基本はズル引きながらもちょぃと変化ある場所にテンヤが行くと、とにかくそこにテンヤを置いて軽く誘いを掛ける。
潮が速い場合は、竿1本から2本分だけ糸を出してとにかくテンヤを落ち着かせます。
そしてある程度したらゆっくり大きく合わせを入れる。
これを繰り返してやりました。
そしたらアタリ?と全く判らない場合でも意外や意外。
合わせるとタコが乗っている訳ですよ!(笑)
そう!まず第一のキモは
テンヤの引っ掛かるような場所は、少し置いてみる。
そしてある程度したら合わせる。
このやり方で私は隣の方よりも3倍以上は合わせを入れてると思います。
が、当たり前ですが引っ掛ける釣りなので合わせ多いほど釣れる確率が上がります。
そしてもうひとつ重要なのが底取り。
これは最小限のラインで底をとらなければなりません。
判っていない方は、とにかくラインを出したがりお祭り(絡み)のあらしです。
ラインを出すのは、変化のある場所だけ。
そして合わせを入れて空振りなら、すぐに余分なラインは巻き取ります。
そうすることで隣とのお祭りは激減します。
文字が苦手な方は、以下の図解での流すイメージをご参考に。
まず仕掛け投入。

Aは底が取れていない。
Bは潮の流れを含め綺麗に底取りが出来ていて〇。
Cはラインの出し過ぎ。お隣と絡んでしまいます。
まずは潮の流れに任せ、テンヤの感触をしっかりと感知します。

タコツボなどのロープなど無ければ、テンヤを引いて障害物の感触を探します。
『ゴツッ』としたらそこにテンヤをステイ!これが重要。
こう言う場所が実はポイントもしくはもうすでにアタッているのかもしれません。

タコは目が良いので、かなり遠くでも気付くらしいです。
ここでズルズル曳いてしまうと....

特に潮が速い場合タコにテンヤを抱かす間もなくスルーとなります。
実はこのように足だけで触っていた可能性もあります。

そこで一番重要なステイ。

タコにテンヤを抱かすための誘いとは、ステイしながら軽くゆするような動作をします。
当然余分なラインを出すことになるので、合わせを入れて空振りの場合は、すぐに余分なラインを巻き取ることが重要です。
※お祭り(絡み)防止のため。
抱きついてエサをかじるタコ。

夢中になると足で抑え込むように抱き着くので、バラシは激減します。
この状態、船上では根がかりなのかアタリなのかまだ判りませんが....

とにかく大きくしゃくってみます。
慣れてくると100g程度の子ダコが掛かっても重みが判るようになりますよ。
そして⑤~⑥の対策。
エサについては過去色々試してみました。
もちろんその日の当たりエサなどございます。
しかし当日あれこれ変えるのが一番ダメです。
付け替えるならテンヤをいくつか用意してすぐに変えるならまだ良いですけど。
釣れていない人ほどエサを触りたがります。
が、私はボロボロになっても使い続けます。
※実際ここまでボロボロになっても充分乗って来ます。

※画像はボロボロになりすぎてイワシも巻いてます。
実際海のギャングと呼ばれるタコは何でも食べます。
また特に大きいタコは本当に身をしっかりとかじりますので身が無くならない限りはエサを離しません。
また大型のタコが食べやすいように切り込みだけは必ず入れます。

そしてポリ系の紐の先に太い輪ゴムを付けて縛ります。
針金はしっかり留めるのが難しく、大型のタコがエサをかじるとエサが取れてしまいます。
またかじる事のない余分な尾びれは切り落とします。
これだけで手返しはかなり良くなるので是非お試しください。
私個人的には仕掛けは『シンプルイズベスト』慣れていない方ほど、シンプルにした方が良いと思われます。
シーズン真っ只中なので是非ご参考にしてみてください。
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Posted at
2016/07/09 19:59:07