
さて連日製作しているタコテンヤ。
今回紹介するのは全くもって必要のない製作工程ですが、なんて言うのかオリジナル性と集魚性と安全性をアップしてくれるカスタムです。
大した道具も要らないし何と言ってもコストがしれていますので引出しのひとつとしてご紹介いたします。
※ 過去ブログリンクはこちらです。
準備編
錘(オモリ)編
羽子板編
テンヤ針編
組み上げ編
さて私が製作する大小の4本仕掛けを最近のトレンドにしておりますが、このフックの固定にステンレス鋼線を使用しております。
竹に穴を開けて単純にステンレス鋼線で縛り付ける訳ですが、裏面を見るとこの通り。

ネジ結んだ鋼線の端が出て触ると結構痛いです。
また下手すると指に刺さる場合がございます。
これを何とかするために用意したものがこちら。

ホワイト系の毛糸、荷造り用のパールロープ。
全て100円ショップで購入できます。
またポリやアクリルなど化学系の繊維を使う理由ですが、綿などの植物由来のものは腐って来ますのでNGです。
さて今回は荷造り用のパールロープを使います。

色的にもホワイトパールはタコの大好きなカラーです。
まずはフック取り付け側の裏から巻き付けをスタート。
やり方は竿の握りの巻糸を巻き付けていく要領で結構です。

最初の方はシッカリと巻きましょう。
4~5回巻いたらプライヤーなどで端を強く引っ張り締め上げます。
余分な部分はカット。
こんな感じに。

それとこの後別途道具が必要になりますのでこちらも紹介。
画像右に写るワイヤーのようなモノ。
ステンレス鋼線を150mm程度カットし二つ折りします。
これをクルクル二つに撚(よ)っていきます。

輪っかが欲しいので何でも結構です。
輪をかけて撚って下さい。
私はラジペン使用。
こんな感じの糸通し完成。
さてパールロープの巻に戻ります。
どんどんしっかりかつ丁寧に巻いていき、最後の4~5本の巻き手前に先ほど作った糸通しの輪っかを仕掛けます。

その上から更に巻いていき。
最後の端糸を輪の上から通します。
その糸通しワイヤーをプライヤーなどで引っ張り出します。
抜けました。
このままだと不細工なので、端糸はテンヤの側面に寄せて余分な部分はカット。
こんな感じで完成。
まぁ取り立てて必要なカスタムではございませんが、乗合船などでのオリジナル性や作る楽しみ。
そしてもしかしたら集魚アップにも繋がるかも!?(爆)
お暇な方は是非ご参考にしてください。
次の投稿は昨年フィールドテストした、ステンレスフックの太さと形状について投稿する予定です。
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タコテンヤ製作 | 日記
Posted at
2017/06/08 23:34:47