さて先日僅かではございますが、革細工をリペアすべくその関係の工具を購入しましたが.....
日曜日の昼下がり、寝坊しすぎてどこにも行けず退屈過ぎたので早速リペアをチャレンジいたしました。
さて先日購入した道具の各種おさらい。

左よりクラフト社・万能打ち台、クラフト社・打ち棒大、ジャンバーホック大お徳用袋、同じくクラフト社・顔料黒。
気付けば全部クラフト社と言う会社のモノですが、恐らく国内シェア凄いんでしょうね。
他にハケ、サンドペーパー、クラフト社・コバインク黒、ペンチ&ニッパー類各種、中性洗剤入り霧吹きなどを準備。
先ずは海水を浴びて腐りきったジャンバーホックを革から外すのですが.....

これを外す専用の工具もあるらしいのですが、そんな事おかまいなしにペンチでグチャグチャと壊します(笑)。
しかしこの時間違っても革の穴を拡げてはいけません。
万一拡げてジャンバーホックが固定出来なくなると終了ですwww。

穴を拡げないよう慎重かつ大胆に金属部を破壊していきます。
や・さ・し・く・ネ!!
錆びのおかげで革の取付け部分も相当腐っております。

見よ!この落ちたフケのような粉。
腐り方半端ない。
とりあえず無事取り外し完了ですが、次交換するときは、当て革など入れて補強しないと使えないかもしれないですね。

さて分割された革の汚れ落としですが、今回塗料を敢えて剥しません。
何故なら顔料が黒だからwww。
ど素人リペアなのでそこまでナーバスには仕上げません。
但し永く付着した汚れや油は軽く落としたいので、キッチンペーパーに軽く中性洗剤を噴霧して表面を軽めに噴き上げます。
それでも結構な汚れが取れます。
金色の刻印部分も薄らいでおりますが、今回は自然のまま着色しますのでとりあえずこのままに。

しかし結構塗装は剥げておりますねぇ。
鹿角の柄の部分が当たるこの位置も.....
この通りの剥げ具合です。
さてまずは表面の塗装。
ひびの入った使い物にならないガラス器なども再利用したりなんかしてwww。
塗装 ①
塗装 ②

1人撮影なので刷毛で塗ってる画像は無いですw。
さて塗装を終えたら次はジャンバーホックの取り付け。
万能台に置きます。

この台、様々な大きさのホックが使えます。
打ち棒をこセンターに当てて。
上からハンマーをガツンとすれば....

はい、この通り美しく仕上がります。
※誰にでも出来る単純作業。
あっけなく新品ホックに生まれ変わりました。
さてサイドの仕上げですが、ここでコバインクの登場。
※約15年は熟成(笑)。

恐る恐る中身を出しますと.....
まだかろうじてネットリとしておりますwww。
※恐らく完全に硬化したら終了やと思いますが。
これを有機溶剤で軽く薄めてサイドエッジに塗って行くのですが、はみ出し防止としてとりあえずは養生テープでマスキング。
コバインク塗り塗り。

革のサイドを守る大切な塗装です。
見た目も引き締まりますしね!
とりあえず一応完成~!
こんな感じに.....
と、ここで終わらず2日乾かした後の本日最後の仕上げとばかりに靴墨をつけて更に磨き作業を実施。
革靴と同じようにフェルト生地で磨き倒すこと五分程度。
表!
裏!
魚ばさみを入れてみる。

おぉ、かなり良い感じに。
今度こそ本当のリペア完成っすw。
お肌が50代から20代後半くらいに蘇りました(爆)。
さてその違いを今ここに.....

明らかに違うじゃろwww。
今回とりあえず無事、魚ばさみシースは復活を遂げることが出来ました。

これにて今後も大切に使うためのメンテナンス無事完了!
とまぁ、今回革細工としても難しいカットや型押しや縫い付けなどの作業は一切ないので適当ながら無事完了いたしました。
そして現在革の携帯ケースが本当に欲しくなって来ておりますw。
と言うのもネットで購入した3千円程度の合皮のもの、すでに微妙やし.....
しかし革1枚(場所や大きさにもよるけど)軽く諭吉が飛んでいきますから、そない簡単に出来るものでもないです。
うーん、悩ましいwww。
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何でもDIY | 日記
Posted at
2017/09/12 23:29:29