こちらの画像は今はなき前挺のHEMU6号機であるJEL305です。
これを見て分かる通りこのような砂浜からのゴムボート出船はトランサムに取り付けているドーリー、いわゆるランチングホーイルと言う車輪が必要不可欠です。
何故なら船体重量だけで40kg弱、そこに船外機や燃料にクーラーやタックルなど。
50kgを軽く超えてまいります。
正直ホーイル付きでも一人では結構な重労働です。
と言うわけで今回新挺に前機のパーツを移植です。
こちらが移植するパーツです。
なお一番左のステンレスタッピング5×16のみホームセンターで追加購入。
そして使わなくなったパーツ。
本来アタチッメントはトランサム内側まで上下5本のタッピングビスなどで固定しますが、今回は下部のアタッチメントを使用しません。
万一取り外した際の傷を少なくするためです。
ステンレスタッピング5×16の8本でもかなりの強度は見込まれると思います。
ちなみにこのJCM305にはドーリーアタッチメント取り付け用の穴が予め掘ってあり白いゴム栓が付いております。
これは非常に助かりますが社外品を取り付ける方にはただのメヤスニシカなりませんのでご注意を(笑)。
こんな感じで白いゴム栓を外します。
穴はピッタリよりやや狭いので一度ボルトを貫通させます。
貫通させたらアタッチメントを仮止めします。
内側は袋ネジとワッシャ。
問題の下部4本のボルト部分ですがアタッチメントが歪んで軽く浮いてますね。

ここでアタッチメントを垂直にセッティング。
しかしセルフベイラー(排水)取り付けの歪み具合(笑)。
A型の私には少々イラッとしておりますwww。
垂直にセッティングしたらキリでタッピングのセンター位置を。
ドリルドライバーの準備。
真ん中位置でタッピングを取り付け再度抜き取ります。
木屑を掃除して再度タッピングを取り付け。
さすが純正穴。
プレートの下良い位置に干渉せず取り付けられています。
ここから最終工程のシール剤コーキングのためマスキングを施します。
使用量は少量なので使いきりタイプを購入。
アタッチメントの裏に海水が残ると錆びが酷くなるのでコーキングで予防します。
こんな感じで余分なシールを除去。
無事ドーリーの取り付けは完了。
こちらは前機のトランサム内側。

そう言えば上側の謎の穴も新しい方にはありませんね。
ご覧のようにかなりスッキリとしました。
今後内側にも色々艤装するのてすが、穴開けるのに
気がひけますねぇ~。
とりあえず一つ宿題が終わりました。
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ゴムボート快適化計画 ドーリー | 趣味
Posted at
2020/09/20 21:36:04