この土日に高知の友人からお誘いを受けて珍しくウロウロしながら日頃あまり行かない観光地ぽい場所に行って参りましたので軽くリポート。
場所は高知県高岡郡中土佐町久礼と言う場所の大正市場と言うところ。
友人とは現地集合と言う事で香川県を8時30分出発。
高速道路走行車線運転で到着が10:45と丁度良い感じです。
なお近隣に無料の駐車場がありますが、すぐに一杯になります。
狭くて当日も車同士の接触のトラブルなんかあったりしましたので注意が必要です。
駐車場からは徒歩5分程度の所に市場がありますが周辺の旧商店街ぽいところに和菓子屋さんや蒲鉾店、酒屋、カフェなど色々とございます。
で、超短い商店街の入り口がこちら。
商店街の中は人物加工面倒なのであえて撮影しませんでしたが、魚屋さんを中心に塩干物や総菜物のお店が軒を連ねております。
真ん中ほどくらいの魚屋のおかみさんが声を掛けてくれたのでそこでお目当てのメジカを購入することに。
1本400~600円程度かな?
値段知りません。
ここのおかみさん曰く先週は水揚げが芳しくなかったけど今日は沢山獲れて良い日に来た!とな。
そしてこの日は高知の友人が、私たちが来てくれたのでご馳走すると頑なに申し出てくれたので有難く頂きますwww。
ちなみにメジカとはソウダガツオ(マルソウダ)の幼魚の事で高知県で主に使われる俗名です。
ソウダガツオは体内に含まれるヒスチジンという成分が非常に多く、鮮度低下となるとこの成分がヒスタミンとなり所謂じんましんなどのアレルギー反応をおこしてしまう爆弾食材です。
サバなどのアレルギーも同様の事です。
なので基本素人がサバやソウダガツオなどの食材を生食調理するのは非常に危険なのでやめておいた方が良いです。
要するにこの魚は獲れたてかつ然るべき鮮度管理されたものを調理しなければ決して食べる事の出来ないある意味幻の料理です。
※熱処理されたものは何ら問題ございません。
それが特に幼魚となると更に鮮度管理が難しく傷みが早いので頷けます。
しかもこの新子が獲れる時期は8~9月終盤頃まで。
まさしくこの日はシーズン終盤と言ったところ。
更に言うとこの新子のお刺身は水揚げされたときにしか食べられないので行くときの漁場状況や水揚げ状況にも左右される博打的なB級グルメなんです(笑)。
で、メジカの新子お刺身実食の前に調理をご覧ください。
まずは5枚に卸してさらにサクを斜めに3つほどに切り分けます。
小さな個体1尾より12枚の刺身が取れる感じ。
次にこれまた高知名物の柑橘であるブシュ柑の皮をすり卸す。
最後は刺身醤油にぶしゅ柑の果汁を絞り完成。

食感は非常に不思議な感じで、独特のモチモチが特徴的。
ソウダガツオはもともとうまみ成分の強い魚なので言うまでもなく美味です。
日本酒に合いそうですが残念ながら運転してるためお茶で我慢(笑)。
夜の持ち帰りには先ほどの説明より不向きな事はお判りいただけたでしょうか?
その場で食べるのが基本です。
この後市場で夜の宴会用に本ガツオの心臓に煮付け、本ガツオもお刺身などを購入。
そしてここからほど近い高場にある黒潮本陣と言うところでお昼を頂きました。

と言っても干物にノンアルコール。
干物セット600円、お米食べたい方は色々付いた干物定食1,050円がお勧めです。
他のメンバーは全員ルービー。
景色ももう少し晴れていたらねぇ。
この下に道の駅もあります。
本ガツオや各種お土産なども沢山あり良かったですよ。
ここで一本釣りと言う日本酒を夜用に購入www。
他府県ナンバーやツーリングのバイクなど人もだいぶ戻りつつありました。
経済がしっかりと動いてくれることを祈っております。
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Posted at
2020/09/28 09:43:10