さて長い充電期間を経ていよいよ新船進水の時がやって参りました。
この進水の前週は金刀比羅宮で安全祈願も済ませたし準備は万全です。
出港場所は言えませんが香川県某所の小さな漁港とだけは申し上げます。
※勿論今のところ使用制限なくOKですが無作為に情報だけが流出するネット上での安易な掲載は控えさせて頂きます。
そしてまだ夜も明けぬ4時30分頃に港へ到着。

前船を乗ったのが確か5月頃だったので実に約半年近く休んでいたことになります。
久し振りのセッティングに少々戸惑いながらも
歳を重ねるとかの薄暗い中での作業がきついです(笑)。
さっさと準備の済むカヤックを尻目にゆっくりと準備。
今回の目的はあくまでも進水と様々な機材チェックなんです。
そして船体はと言うと最低限の艤装でこの有様。
快適の追及は何かを増やし何かを減らすと言う相反する課題。
本当贅肉をそぎ落とすのは難しい。
そして船検取得による法定備品の積載もその快適性を削いでおりまwww。
まぁ法律で定められた最低の安全は勿論守っていく所存です。
そして柏手2つに海の安全を祈願し、赤丸の日本酒をみよし部分にたっぷりかけます。
お隣のミニボートのおいやんが、勿体ないと笑いながら見ておられました(笑)。
これで準備完了。
まずはオールでゆっくりとスロープを離れます。
しかしいきなりの不安が.....的中(爆)
エンジンかからん(笑)。
一番の原因はチルトアップ状態での運搬が燃料系のスムーズな流れを遮断するため少し時間がかかるようです。
5分程度安定させると何とかエンジンはかかりました。しかしキャブのセッティングはもう少しちゃんとしないとダメのようです。
何とか無事にかかったエンジン。
とりあえずまずは港よりほど近いところで走行テスト。
まぁ所詮4馬力、されど?4馬力。
確かに2馬力よりは力強い走行ですが、正直物足りません(笑)。
恐らく調整を完ぺきにしたらもっと性能は上がるはずなのですが、まぁまずはコテコテの中古船外機をオーバーホールからど素人が始めたんだからこんな感じで許してほしですw。
とりあえず次回は工具を積んでキャブのセッティングです。
とまぁひとしきり走行の後、ボチボチと釣りの方も楽しみたいと.....
今回は伝統釣法の一つテンヤを初めて使います。
と、仕掛け落として即そこそこ大き目のガシラをゲッツ!(笑)。
何とも幸先良いスタート。
その後いろいろなポイントへ行くもガシラ1匹追加で仕掛け2つ根がかりで失くすと言う.....
いつもながら高い魚になりますわ(笑)。
そして次なるテストはこちらもあらたに導入されたアキレスのシーアンカー。
所謂パラシュートアンカーと言うモノです。
どうしても軽いゴムボート、少々風が吹いてくると木の葉のごとく流されてしまいます。
そう言った際に活躍してくれる過ぎれモノですが、よくあるバケツサイズの小さなモノは正直効き目が判りませんでした。
今回オークションで未使用品をゲットしたモノを初投入してみます。
うん、バッチリ!
しっかりと潮を捉えております。
船外機トラブルなどの際の沖でのアンカリングとしても安心の1品です。
注意はよく潮を掴むので強風で粘らないよう注意が必要かも(笑)。
そしていろいろ探りながら右手の島陰に近づきます。
ここでしばし休憩。
しかし荷物多いな.....
少し早いランチを食べながら海辺に目をやると.....
イワシがピョンピョン飛びながら泳いでおりますね。
恐らくいりこの原材料となるカタクチイワシです。
この辺りは秋アオリも沢山いるようですしハマチも沸いていると聞きます。
そして周囲に船影もすくなくなった14時過ぎには港へ帰還。
課題も少々残しつつ楽しい1日を過ごせました。
釣果はお許しください。
海エビで釣れたこの3匹ですが、オッサン一人の食卓には充分の獲物です。
左下は寝かせておいたシマアジの最後の切り身。
そして全てお刺身として頂く寸法。
瀬戸内の雑魚として青ベラは上品な味わい。
ガシラはポン酢で食べるとこれまたお酒が進む。
そして木曜日に釣ったシマアジも1日目2日目よりもしっかりと熟成させたこの日の刺身がネットリ脂がまわり超絶美味しかったです。
さて当面は船外機のセッティングなどまだまだやるべきことがございますが、いくつか行きたいポイントもございます。
まぁ慌てて行くとロクなことないのでゆっくりじっくりプランを練り込んで遊んで参りたいと思います。