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自作での可搬式船外機スタンドαの制作準備ですが、ホームセンターの特売で購入したアルインコ社製ハシゴ兼用3段脚立、これをメイン材料にリメイクを施して参ります。
と言う訳で買って一度も使用していない状況のもと真ん中のヒンジを除く分解作業を行いました。
真っ新なモノを壊すのはある意味面白い作業です。
出来合いのモノの構造を知るには破壊が一番手っ取り早い(笑)。
まずは本体に貼られた注意書きなどのラベルを全て剥がします。
こちらはヒートガンでいちころ。
至るところに様々なラベルが貼られていますが全部剥がします。

いわゆる使用上の注意ってやつですかね?
こちとらすでにまともな使用方法ではありませんのでこれらは全て不要。
あくまでも自己責任、あくまでも部品の一部として使用させて頂きます。
ところでこのモデルの接合部はほぼアルミリベットで構成されています。
当然技術面やコスト面においても一番良い選択です。
恰好の良さで言うとアルミ溶接でしょうが、溶けやすいが故に技術もかなり要るようです。
なのでアルミ製のワンオフ製品は高いのでしょうな.....。
こちらは補強用の斜交い金属。
材質はスチールですね。
足を掛ける台座部分も太いアルミリベットでしっかりとカシメられています。
今回唯一分解しない箇所がセンターのヒンジ部分。
ここは有効活用させて頂きます。
これもスチール製。
ヒンジを開けたり閉めたりする際の固定するフック。
こちらもスチール製ですが、後々にこのようなパーツが生きてきます。
リベットの裏面はこのような感じ。
で、このアルミリベットたち.....
非常に強い力で接合してくれるのですが難儀なのは分解する際の外し作業。
ドリルで揉んでいくのですが、細→中細→中と軸を3~4段階に上げていき徐々に削っていくしか方法がありません。
当然センターを出さないといけないのでマーカーしてポンチでセンターを出します。
あとは下穴を広げないようセンターのみコジて最後はこのようにこそげ落とします。
まだ芯が一部残っていますが、ここまで取れたら問題なし。
こんな樹脂一つ外すのでもまぁまぁの手間ですわ(笑)。
ポンチでセンターを決める。

面倒だけど下穴を決して広げないよう慎重にドリルをまわしていきます。
徐々に分解は進み.......
今回の欲しい部分であるメインの足2本が無事分離。
赤い皿にはぶち切ったリベットの残骸がwww。
こちらが不要部分。
一応何かで使うかもしれないので最後まで置いてはおきます。
さてこれにて分解は進みました。
いよいよこれから本加工組上げに入ります。
どんなのが出来るか?あまり期待しないでね。
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ゴムボート快適化計画 船外機関連備品 | 日記
Posted at
2021/01/14 14:01:56