四国赴任生活も今年に入ってついに4年目を突入。
こうなってくるともはや観光云々ではなく自身の気になる場所・行ってみたい場所ってのが変わって参ります。
何故なら人付き合いもより根付いた関係性になる故にマニアックな場所なんかもインプットされちゃいます(笑)。
さて今回書き認める表題のお店、先日YouTubeを徘徊している際に偶然出くわした面白いサムネイルに引き寄せられ拝聴し更に引き付けられましたwww。
何せそちらのサムネイルが....
高知県 ぼったくり店 ハンバーガーに910万円支払い キリンハウス なるタイトルwww。
まぁお暇な方はYouTubeで適当に検索してみてください。
で、すぐにと言おうか本能と言おうか脳であれこれ考える前に即行動!
とえらそ気に書いてますが今季最終の磯釣りで近所まで来てたので行ってみることに。
場所は下記MAPのチェックマークの部分。
ちなみに曲がりくねった国道の東方面は所謂旧の繁華街の様でして道が狭い上に古びた感じの商店が閑散としているようですが、どうやら飲み屋さんの類は現在も多く営業されているようでして、それも気になりますねぇ(笑)。
まぁコロナが無けりゃそれも行ってみたいのですがwww。
で、現在新しいお店が多い街は国道より西側らしいです。
※宿毛駅の方面。
私は断然東側推しwww。

さて当該店舗ですが商店街らしいアーケード北側の最初の所にあります。
が、どうやら他は閉まっており水を打ったような静けさ。
商店街入った方向より撮影。
この看板に見合う言葉を探せば....
モダン?
ちなみにユーシーシー(UCC)ではなくてユーコーヒー?なんですね。
店内に入りますと期待を裏切ってすでにお1人の客人がテイクアウト待ち。
それとフライヤーの油臭が結構鼻を突きます(笑)。
あっ、あくまでも個人の勝手な感想と主観なので、お店の方そしてブログ読んでくれている皆さま
そこはお許しください。
そして衝撃的なのが各ハンバーガーを映し出すバックライト付き商品掲示板!
蛍光灯の光に焼かれて全て色抜けしており白いハンバーガーになっていますwww。
そしてこの時おばちゃんお1人で調理しており、中々出て来てくれませんのしばらくは店内徘徊(笑)。
ちなみにセットメニューで『スナック・ランチ・ディナー』の3種類が存在するようで。
手書き満載のメニュー表示も嬉しですねwww。
こちらはガラスケース状に載せられていたメニュー。
恐らく店内飲食客用のものでしょうか?
比較的真新しさを感じます。
こちらはイートイン内のメニューですが、恐らく創業当時のものでしょう。
さてイートインテーブルとチェアーはこのような柄で統一。
かなりの客数を集客できるほど客席はあります。
その多くはこのようなデザインが施されています???。
あまりに席が多いので厨房に一番近いテーブルはもはや物置と化していますwww。
このポスター一体いつ頃のだろう?
お姉さんのスタイル....
今でも褪せていませんよ!
店内にはこちらの油にまみれたCDラジオからラジオが流れています。
あとお店を取り上げた記事などが飾られております。
よく読んでみるとこちらのお店現在で創業42年!
私が9歳の時すか?(驚)
どこはかとなく全てに懐かしさを感じるわけだわ。
で、ご夫婦で切り盛りされて現在ご主人も奥様も69歳との事。
素晴らしいです。
で、訪問したのは土曜日の昼下がり15時過ぎくらいだったかな?
その後また1人若いお客さんがテイクアウトのオーダーに来られ、私ものんびりとオーダをーを。
とりあえずハンバーガー、ポテトS、コークSを注文。
全部で450円です!と奥様に注文を受けて頂きました。
が、何やら内線電話で誰かを呼んでおります!
その後もまた1人の来客と意外に忙しさを増して来ており、どうやら休憩されているご主人へ応援依頼のようですね!
そして名物ご主人の登場。
ホント人の好さそうな感じの方です。
そして....
このキリンハウスがぼったくり店?と呼ばれる所以(笑)。
唐突に....
『はい、450万円になります』と真顔で言われwww。
1,000を差し出すと....
さらに真顔で『1,000万円のお預かり、お釣り550万円です!』ときっぱり言われました(笑)。
ここに笑いは一切ございません!
これが42年営業してきた証です!!
恥ずかしさなんて微塵も無いシュールかつ無駄のない見事な捌きでした。
まるで吉本新喜劇を彷彿させるほど.....
で、一つだけ申し上げます。
賛否両論色々あるでしょう。
でも42年前で時間は止まっております。
下手に美味しいとか面白いとかを書くとダメなのですが、お店の感じは正直少し汚れたりしておりますよ。
でもね42年前の概念で言うと普通です(笑)。
なので潔癖症の方は絶対に行かないでください!
そしてこのお値段で文句ぶー垂れる人は絶対に行かないで!
さて出来がりました商品はテイクアウトなのでこのような感じに。
しかし何とも言えぬ油の臭いがどうも私ダメです。
なのでちょっとここに来たのを後悔し始めております。
とりあえず外で食べようと車で移動するさ中も車内が油の臭いで充満し始めて....
とりあえず車を停めて恐る恐るポテトを開封!
ん?開けてみると何か良い感じだぞ。
で、食べ進めるほどに.....
???こりゃまた予想を大幅に反し美味いぞ!!
そしてハンバーガー180円。
こちらも手作り感がまた良くてこりゃまた美味いぞ!
てな事で、どうやら地元で愛される理由が少しわかって参りました。
ほっぺた落ちる美味しさとかではなく、安くて気軽に食べられる割として充分な対価と言う意味で長く愛されてきたのでしょう。
その理由として中途半端な時間でも地元客が途切れることは無かったからです。
どこはかとなくこのホッコリとしたハンバーガーショップ。
お身体続く限りぜひ頑張って営業して欲しいと思います。
以上、久し振りのC級グルメリポートでした(笑)。
※現在は宿毛市内にはモスバーガーが対抗店舗として1軒あるようです。