4月に入っての磯釣りって何年振りだろう?
例年だとまずは行かないだろうこのシーズン、今シーズン最後の予定で予約入れちゃいました。
例年4月に行かない理由...
その1 仕事など新年度で何かと忙しい
その2 グレも産卵が終わり沖磯では喰わなくなるから
その3 他の釣りモノへ浮気(笑)?
その4 暑い磯が兎に角苦手
と様々な理由により3月頃で大体私の磯釣りはお休みへと入ります。
ところが今回は珍しく予約を入れてしまいました。
理由として....
その1.沖磯がダメになると今度は地寄りの磯が良くなる場合がある。
その2.船頭さん(知り合い)に今度ゆっくりと泊まりにおいでと言われた(笑)。
特に深浦の地寄りの磯をあまり行った事が無いので少々グラッと来た次第。
そしてとりあえずその時の状況や天候次第によっていつもの船頭任せ。
更に更に土日とは言えこの時期としての実績場や有名どころ以外は、かなり人数も減ってきます。
そして底モノ(イシダイ釣り)のお客さんがどうやら増えるのもこの時期。
まぁ上モノ落ち着いた少ないこの時期にあえて行くも良しかな?という感じ。
せっかく四国に居るんだからね!
と言う訳で土曜日は先日上がったチギレに!
で、結局沖磯かぃ!?と言うツッコミはなしね。
常に私は船頭任せなんよね(笑)。
ここが今釣れそうなんや!と言う雰囲気は船頭さんが一番知っとるでネ(笑)!

もうこの時期になると沖磯はかなり落ち着きを払います。
でも潮の具合でパタパタと釣れる場合もある。
判らんもんです。
で、結果から申し上げるとこの日はダメでした。
俗に言うハナタレ潮と言うやつでしょうか?
数日前の大雨の影響なのか沖磯においても青い海ではなく薄く濁った変な緑色の潮。
このような時にはあまり良い思い出は無い(笑)。
コナガグレが竿を曲げてはくれましたがリリースサイズ。
ぼってりとした外道のみ竿を曲げてくれますがあえなく撃沈。
モーニングサービスタイム修了合図の弁当船。
仕方ないので美味しいお弁当でも写しておくか....
ちなみに磯渡しのお弁当は本当楽しみですが、ここのお弁当はレベル高し。
船頭さんが愛南地区の仕出し屋さん方々を廻り、一番良かったお店で注文しているとの事です。
やはりそのような細かな努力がお客さんを魅了するのでしょう。
いつも出船出来るときは賑わっております。
さて1日目は事実上ボーズを食らいました2日目!
5:15分出船、ローソクを望むころには東の空がすでに薄明るくなってきています。
大好きな4番はヒタヒタ。
同時刻西側を写すとこのような空色に変貌します。
本日は昼からウネリが南から入るため、時間限定でOKの客のみを乗せて出船。
6名のみ。
地の天神と言う磯、チヌ狙いの方2名が降りていきましたが、この辺り....
北には超有名な御荘湾(みしょうわん)と言うチヌ釣りのメッカでもあります。
60センチオーバーもウヨウヨ居ますので日本全国から訪問されるようです。
三重県の尾鷲(おわせ)同様、チヌ釣り師の夢のフィールドでもあります。
で、私は沖側ではあるけどあえて少し潮の当たらないシケバエと言う初めての磯へ渡礁。
水の子と言う大きな島の西側ど真ん中にある磯です。
足場はすこぶる良し!
ここの磯、島のど真ん中に位置する為強風下でも意外と釣りやすい磯です。
シケバエと言う名称が笑えますねwww。
そして西向き釣り場なので朝焼け時ウキは良く見えますが、背中に切り立った断崖があるためお日様が中々顔を出してくれません(笑)。
冬は恐らく修行の様に寒いと思います(爆)。
今回は遠投も考慮し敢えて生エサに配合を入れて3kg1枚勝負。
ポイントは立ち位置より右側を攻めよ!と船頭さんより指令。
が、餌をパラパラ撒いても餌が残る....
際に撒いても何も出てこない....
風は北西の強風で右側を中々攻めることは出来ない....
そんなこんなで何とか竿3本先右斜め30度くらいのところを馴染ませているとウキに変化が現れだし始めます。
そして開始1時間半くらいかな?
スゥーッ!と綺麗にウキが消えてしっかりと合わせて取り込んだのはジャスト40の口太グレ。
ようやく肩の荷が降りました....ヤレヤレ
こうなると景色を楽しむ余裕も(笑)。
向かいの半島は武者泊、右が中泊と超有名どころです。
見難いですがど真ん中にある磯が深浦の最北端であるエボシバエ、その向こうは武者泊り最南端の野地島。
その後は朝の静けさが嘘のようにエサ盗りが現れ始めます。
そして潜りに潜らせた仕掛けがスパッと消えた消えてグゥーンと竿を曲げてくれたのは大型のアイゴ。
私はこのお魚大好きなので喜んでお持ち帰りします(笑)。
少々処理がめんどくさいですけどね。
このあとアイゴを追加!
あちこち色々試しますが、魚の当たる場所は不思議と大体同じです。
久し振りのグレ!
小さいからこんな撮影できます(笑)。
綺麗な魚体ですね!
足裏サイズなので大きくなって帰ってこい!とリリース。
後半戦は海に変化が.....
50cmはゆうに超えるウスバハギが撒き餌にむらがり乱舞し始めます。
最初は気になりませんでしたがその内に.....
道糸のウキ止め糸を餌と勘違いしたのか?噛みちぎり大事な二段ウキのセットが海の藻屑に....
このような仕掛けの失い方は腹立つなぁ(笑)。
その後北西の風は南西に変わりウネリが出始めました。
大体お昼までの釣りとなりましたが、首の皮1枚と言った感じの釣果に.....
アイゴも群れていたのか連続で良い型が上がりました。
まな板が38cmなのでグレは40ジャストくらい。
現在冷蔵庫で熟成中。

と言うわで一連の上物狙いはこれにて修了。
次回は早くて12月?という感じです。
それまで一度道具もしっかりとメンテナンスしようと思います。
さて今後の釣りはボートや遊漁船などにシフトチェンジ!で楽しみたいと思います。