私は?と言うと悶々とした日々を過ごしておりますがw、久し振りに四国地方高気圧に覆われ、気温自体は非常に危険な暑さに逆戻りするモノの夏特有の南風が抑えられ弱い西風の見込み。
ぱっと聞くとヤバイんじゃないのと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、こちらのポイントは岬が西側に出ており沖まで行かなければこれくらいの予報ではむしろべた凪くらいです。
面倒な作業は先に済ましておきます。
エアー充填など少々やかましいですが、ここの港は凄く嬉しいことに民家から結構離れております。
うんバッチリ!
作業を終えたら飯食って歯を磨いてすぐに車中泊。
疲れているので目覚ましの5時までゆっくりと安眠致しました(笑)。
で、早朝5時より悲報www。
エアー充填が確か21時くらいでしたが、朝の5時時点でこのようなエアー漏れによる撓(たわ)みが生じております。
まぁ想定内ではありましたが、ここまで漏れているとはねぇ....
また暇を見つけて対処せねばな....トホホ
まぁ本日は粘らないのと母港から近い場所がポイントなので、再度規定圧まで充填しなおします。
セッティング完了。
重いクーラーや餌は最後に積載します。
氷満タンのクーラーボックスはちょっとした肉体労働ですな(笑)。
ここのスロープは海藻が付着しており超危険スロープですwww。
細心の注意を払いながら下ろします。
餌のオキアミの臭いに釣られ海のゴキブリ、フナ虫がこのカゴの下に沢山www。
これも大量にあれば良い餌になるんだけどねぇ。
そしてとりあえず無事出船。
てかフルスロットルですが何か遅い....
まだキャブの調子が悪いのか?
と思っておりましたが、この画像より遅い原因のヒントがございます。
鋭い方は直ぐに判るかと思いますwww。
美しいライジングサン!
今は良いけどここから暑くなるんだよなぁ.....
こちらが餌となるオキアミですが、刺し餌用L・3kgブロック1枚と撒き餌用L・3kgブロック2枚の合計9kgでブロック3枚。
お値段は3枚で税込み2,610円。
これで昼までの量として使いますがこの値段で半日遊ばせてくれて高級魚に化けてくれるならヨシです(笑)。
それと大漁狙いでもっと購入して撒きまくるのもありですが、1人での釣りですからほどほどの量で赤アミなども混ぜません。
何故か?と申しますと.....
➀ 集魚効果よりもボートの汚れ防止の方が非常に重要ですwww。
オキアミでも結構汚れますが、赤アミ(アミエビ)はドえらい臭いがしますからねぇ。
② そもそも35Lのクーラーなので沢山釣ってもクーラーに入りきらんwww。
あっ、それと途中ダイソーでバッカンとは別の白いケースを220円で購入。
これ中々良かったです。
とりあえず3kg板1枚だけ容器に投入。
そこから海水を入れてシャブシャブの状態にします。
鈎は尾長グレ12号を試しに使ってみます。
何故かと言うと今回1番狙いのスマガツオ、飲まれて喉の奥で掛かると少々太いハリスでも一定の力が加わるといとも簡単に切られてしまうから.....
なので少し針先がネムリ形状の尾長グレ専用鈎にてカンヌキに掛ける寸法です。
仕掛けは非常にシンプルなんですが、唯一追加するアイテムとしてこちらの潮受けパーツ。
フロロカーボンラインの完全フカセ釣りなので、ライン直結もしくはハリス直結する途中1~2ヒロの所にこの水中潮受けゴムを付けることにより綺麗に刺し餌先行を保てます。
まぁある意味シンプルで余計な道具の要らない非常に面白い釣りです。
とりあえず過去の実績場に到着。
画像左舷側仕掛けはフロロカーボン4号にハリスとしてフロロカーボン6号を1ヒロ直結。
この日は西に向いて潮の流れが速くラインが結構な速度で出ていきます。
水深26mに対してラインは軽く水深の倍の50mくらいまでは行っていきます。
こちらは右舷側仕掛け。
フロロカーボン6号200mから鈎を直結。
こちらは30mほどで止めて待ちます。
ラインの角度でどのあたりの棚を流れているのか想像しながら....
撒き餌をパラパラ。
綺麗に一定方向に流れていきます。
1時間ほど撒き餌を打ちながら色々な棚を探ってラインを出していきますが、ついに1発目のアタリガ左舷の竿に。
約50mくらいのところで40cm級のゴマサバ。
嬉しいお土産ゲットです。
クーラーボックスには2Lペットボトルで凍らせた氷を4本。
ここに海水をバケツ2杯ほど足してすぐに海水氷を作り、クーラーボックス内でサバの首を折って締めます。
決して血を海に出さない様に。
血の臭いはサメが寄って来るのでポイントが潰れてしまいます。
その後同じ仕掛けで70mほど流した辺りでゴツゴツ首を振るようなかなりの引き。
確実に青物ではありません。
でも残念ながら途中でスパッとハリス6号が引き千切られました。
大きなフグか何かなのか?鈎が結構デカいので魚もまぁまぁのサイズだと思います。
そんなこんなで2時間半ほど粘りましたが、反応がイマイチなので少しポイントを移動。
少し岬よりの24mポイントに入りまた一からオキアミを撒きます。
数百メートル場所移動ですが、撒き餌を打ち始めてしばらくすると明らか中層に色々と魚が映り始めました。
しばらくして30cmほどのメジカ(ソウダガツオ)をゲット!
風向きが良くなり始めて来た?
しかしこのソウダガツオ、激しく血しぶきをあげながら暴れるのでボートの縁は火曜サスペンスの殺人現場みたいな状態に(笑)。
クーラーに投げ込んで潮氷締めを行うも暴れまくるのでマッサージ付き座椅子みたいに振動が伝わります(爆)。
ちなみに水温は....?
27.3℃(笑)。
まだ盛夏ですな!!
その後左舷のロッドが曲がり....
外道のホシテンス。
指写りはご容赦ください。
不味くはありませんが、本日は要らないのでこちらは海にお帰り頂きました。

およそ40mくらいラインを出していましたがこれが掛かると言う事は、恐らく底付近に仕掛けが落ち着いたのでしょう。
ここで逆に仕掛けを思い切って浮かせてみることに。
左舷は15m、右舷は20mで止めて待ちます。
すると右舷のロッドが海中に突き刺さりドラグからラインをどんどん出していきます。
待望の本命アタリです。
ここからはサメとの闘いになるので切られるの覚悟で少々強引に巻き取ります。
そしてようやく待望の本命をゲット!!
これで帰れるぅ~www。
美しいスマガツオゲットだぜぇ!!
鈎もカンヌキにバッチリと掛かっております。
理想的に仕留めた貴重な1尾です。
その後潮の状況を見ながら....
同じ竿で22mでヒット!
これも相当引きましたが、残り10mのところで残念ながらハリス6号をプッツリとやられました。
恐らく飲み込まれたんでしょうね.....
そして納竿の約1時間前10時半ごろ、またも海中に右舷の竿が突き刺さります。
かなりの引きで大物は間違いありませんが、慎重に寄せて残り3m。
魚が見えるか見えないか?のところで突然ボート右舷の3m先アタリに....
ボゴォッー!
と凄まじい音と共に1.5mほどのサメが魚に喰らい付き、一瞬でハリスを飛ばしていきましたwww。
その波紋は2mくらいあります(爆)。
こうなるとこのポイントもダメですな.....
サメの歯に飛ばされたライン。
潮受けゴムが持って行かれなかったのが不幸中の幸いです。
その後残りのエサを撒いて11時過ぎに終了。
暑さもヤバいし適度にお土産も出来たので充分です。
で、出船が日の出の5時45分頃、帰港したのが11時45分頃の実質5時間ほどの釣りでしたが、十二分に楽しめました。
船外機の調子は?ボチボチ??
てか、またニュートラルの状態にも関わらず、前進に掛かるような引っ掛かりあり。
ギアの固定がどうも緩むみたいですね。
調整しなおしましたが今後続くようなら対策が必要。
そして出足の遅かった答えは私のミスです(笑)。
ドーリーの上げ忘れwww。ドーリーの抵抗でおおよそ6~7km/h遅くなります。
魚探計測値で時速9~10kmほど、約2馬力での走行でした。
途中で気付きましたが、まぁ良い勉強になりました(笑)。
そしてスロープに無事帰還。
サメの居ない湾内で一旦血まみれの海水を棄てて記念撮影!
本日の釣果です。
3発中2バラシと言う結果ですが、それくらい貴重な1尾ですね。
約60cmほど、立派な体高のあるスマガツオです。
いつもの38cmまな板から両側おもっきりはみ出しておりますwww。
カツオ類最大の難儀は血でキッチンシンクが汚れまくりです。
下が40cm超えのゴマサバ。
明らかに体高の違いが見て取れます。
疲れで買い物に行く元気もありませんのでタコ焼き買って、自分のお財布では中々食べようと思う気になれないほど高級なスマガツオお刺身を好きなだけ(爆)。
これ以上食べたら胃がしんどくなるなぁ!!という分量で1尾の約1/3程度です。
本当遠い釣場ですが、また行こうと思える秘密の場所です!!