さて先日着弾いたしましたBMOバルーンドーリーですが、一通り各部パーツのチェックも終えたのでいよいよ実装に向けた準備を開始します。
まずはエアー充填ですが、最高規定圧が3PSI。
こちらのバルブは自動車と同じ米式バルブです。

梱包されて届いたのが、とりあえずかなり緩い目のベコベコ状態。
プレッシャーゲージがありませんので手で感触を確かめながら緩い目かつある程度しっかりしたくらいまで空気入れで充填。
程よくエアー充填完了。
ちなみに気になるタイヤの構造ですが、手触りはバスケットボールのような感触のゴム本体に金属のワッシャが付いており、どうやらドーナツ型の空気ボールのような構造物をご想像頂ければわかりますかな?
そのドーナツ状の穴に合わせ樹脂ホイールを取り付けているイメージです。
なのでバスケットボールを転がしているみたいな感じなのでチューブタイヤ+カバータイヤのモノと比べるとパンクトラブルには脆弱かもしれません。
現地でパンクなんかしたらそれこそ地獄やな....
とか言いつつ、ドーリー片軸で浜上がりの経験もしておりますので問題ないか(笑)?
バルブ取り付け部分を指で抑えると僅かに金属ワッシャが見えますね。
さてついでに他のパーツ類も先に計測だけしておこう。
ステンレスの取付けボルトはM8の50mm。
ボルトヘッドには謎の刻印アリ。
こういうモノは予備を積んでおかないとよく失くすヤツですね(笑)。
抑え金具を取り付けるステンレス製皿タッピングは+3頭で深さ約16mm。
抑え金具は幅約72mm。
さてアキレスのDXドーリーのブラケットを外した状態。
抑え金具の痕がそのまま使えそうかまずは確認。
若干ズレており敢え無く再利用は不可でした。
古い穴はパテで埋めるので余分な出っ張りはスクレッパーで綺麗にします。
で、とりあえず幅広のバルーンタイヤ取付にあたり、以前ジョイクラフト改ダブルタイヤ仕様を取り付けた通り、タイヤとボートのスターンチューブの干渉を避けるべく、かなり内側に仮置きしてみる。
内側の認証プレートは位置変更そのままの方が良さげ。
おっとここで画面左側にあったロッドホルダー1本は残念ながら撤去。
セーフティーフラッグ用のポールホルダーも撤去。
ドーリーも製品が変わるだけで色々と毎回移設に悩まされますwww。
次にボルト穴を埋めるためのパテ処理。
ダイソーの万能エポキシパテが便利で、常に在庫置いておりますw。
安くてすぐに乾くし非常に優れモノ。
ちょっとした処理ですが、少しでもトランサムボードを湿気からの腐りから守るべく穴を埋めます。
とりあえず爪楊枝なども駆使して穴にしっかりとパテを押し込んで整形。
旧抑え金具のボルト穴です。
ポールホルダーの穴なども全てパテで埋めます。
で、ここで一旦バルーンタイヤを取り付けた脚を試しに稼働させると.....
何とバルーンタイヤを取り付けている角柱アルミの脚が長いため、スターンと干渉しない事が判明!
これは非常に嬉しい誤算です。
ちなみに角柱の全長は約600mmございました。
て事で取付位置はジョイクラフト純正取付位置より更に20mm程度移動。
上の穴はアキレスDXドーリー取付穴。
こちらはジョイクラフト純正穴と同じ幅で開けましたが画面のようにBMOドーリーの中心掘削穴が右へ約20mm移動しているのが判りますね!
まずは3mm程度の下穴から慌てず垂直にドリルを貫通させます。
コツはゆっくり慌てず垂直の角度を意識。
下穴掘削完了。
ここが歪むとややこしいので緊張する場面ですね。

さてここから5mm、6mm、そして最後の8mmと面倒でも順に丁寧に穴を開けます。
ドリルを徐々に大きくすることで穴の縁にバリが出来ないので丁寧に行うのが肝要です。
おっと垂直掘削の為に当て木も忘れずに。
あと間違っても本体に傷がいかないよう細心の注意でおこないます。
もう一度軽くバリ取り。
8mmは正直ボルト通しがきつきつです。
なので最終的にはヤスリなどで慣らします。
ボルト通しチェック。
ブラケットを取り付けますが中溝がボルト固定に一役かっているんですね。
鉛筆で線が色々入ってるの判りますか?
結構こまめに線を引いて歪んでないかなど確認もしとります。
内側ボルト貫通の画。
ノブはこのように内側になりますが.....
認証プレート元位置にガッツリと干渉しとりますな(爆)。
プレート移設は結果良かったんだ(笑)!
さて両サイドブラケット位置が決まりましたので次なる作業。
まずはドリル14mm程度の箇所にテープを貼ります。
抑え金具の下穴掘削作業です。
これも皿タッピングが非常に太いので必ず必要な作業です。
木くずは掃除機で吸い取ります。
こんな感じで下穴は完成。
アキレスDXドーリーの抑え金具位置と違うのがよく判ります。
さて皿タッピングの準備。
ドライバーの先端は相当トルクが掛かりますのできっちりとサイズを合わせましょう。
まずは一度完全に取り付けます。
そして直ぐに外すw。
こちらもバリが沢山出るので一度剥がすんです。
一旦全てを外し必要な穴を開けた状態にします。
ここから再度下処理として#40、#100、#240と順番にサンドペーパーを準備。
ここからは平らに磨くだけ.....
磨き終えたら軽くマスキングして塗装です。
塗料はムラの出ない様しっかりとかくはんして使います。
まぁ自分で使うボートなので刷毛で充分ですわ(笑)。
また処分するときは綺麗にスプレーなど考えておきますw。
まぁ大体綺麗になればわたしゃ満足ですw。
しかしこの作業何度もしとるな(笑)。
いよいよ抑え金具の取付けですがタイル用のパテをネジ穴のコーキングに使用します。
こんなのテキトーですよ(笑)!
穴に軽くコーキング入れて.....
抑え金具を乗せたら.....
下穴しっかりとありますから、簡単に外れませんよ!
ウンウン、良きバランスかな?
と、その前に最大搭載人員のデカールを新品に貼り替えます。
こんな事もあろうかとJCIで予備を2セット購入しておりました。
貼り付け完了!
内側まだ補修完全ではありませんが、こんな感じで落ち着いています。
こちらにも最大搭載人員のデカールが貼り付けられていますが、これは古い方のですwww。
さてこの角度では判り難いですが、脚はかなり広目に取付けることが出来ました。
さて45度ランチング状態ですが.....
かなり迫力がございますわwww。
脚幅が取れましたので、このような垂直ランチングも可能です。
これだけでスタンヘビーはかなり解消されそう。
ただしこの場合ロッドホルダーなどの角度改良が必要となりそうです。
背面から撮ると脚が長すぎて写真に納まり切りません。
ちなみにこの取り付け位置(高さ)で丁度、スライダーハンドルがトランサム側に干渉しないギリギリの絶妙な高さなんです。
撮影方向を変えて45度ランチングスタイル。
さて脚の長さが判る画像がこちら!
これ180度の水平方向でのランチング状態なんですが、これだけボートのスターン部分に対し余裕がございます。
外径6インチくらいと言うのもキモなんです。
どうですか?この余裕。
まぁ問題は本当に使ってみての感想が重要なんだよな!
と言う訳で何とか6月の取付けは間に合いました。
あとは実際に転がしてみての感想ですなぁ!
これでイマイチだったらどないしようか.....
まぁあまり期待せず実装リポートをお待ちくださいませ。
ではでは!
ブログ一覧 |
ゴムボート快適化計画 ドーリー | 日記
Posted at
2022/06/22 16:29:34