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imoちゃんのブログ一覧

2022年06月14日 イイね!

SUZUKI DF15 ドナドナ物語と貴重なお話

さて今回は少し違う船外機のドナドナ話。
水没ジャンクとしてその処分に困っていた知り合いより頂きましたこちらのDF15ですが.....
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1.愛媛県南西部より譲り受け.....
2.香川県高松市で軽くバラシ.....
3.大阪府某市で保管。

今後を踏まえて部品取りとして使うかなぁ....と考えましたが、仮に使えるであろう条件として.....
FRP艇で取り外しを行わず常時トランサムに掛けている状態が必須。
理由として、こんなデカイ船外機いちいち取外しなんて出来ませんわwww。
あと、エンジンより上の状態は比較的良さげなモノのドライブシャフトハウジングなどの腰下周りについては中々の固着っぷりですw。
で、そうなるとかなり邪魔なお荷物となりますので縁あるお方への嫁入り先を探しておりましたが.....
高知県で個人経営されている自動車屋さんとコンタクトが取れまして、売買契約からかなり先となる1か月後に納品して参りました。


このようなジャンク品ですが個人売買は正直あまりしたくありませんでしたが、事前の調べでこちらF自動車さんは個人経営でありながら船外機各種のメンテナンスをされていると判り、興味&安心と言う事で今回お譲りさせて頂く事に。
大阪に戻るのが月初めの1回と言う事で6月5日に香川県まで持ち帰りまして.....
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4. 香川県高松市へ逆送致www。
5. 高知県某市まで納品(爆)。

と、何か変なルートを辿りまして無事ブツを収めて参りました。


その時の様子がこちら!
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こんな感じでDF15 の荷下ろし完了。



でこちらF自動車のF社長さん。
御歳まぁまぁ行ってられるんですが、中々面白い方でした。
こちら風光明媚な海沿いののどかな集落にある個人経営の自動車屋さんですが、普通に幹線道路なんぞを走っていては絶対に巡り合えないような場所にございますwww。
所謂田舎特有の街の自動車屋さん?って感じの所なのですが.....
現在自動車販売よりも漁船関係に関わる船外機の取扱いが殆どらしくって、人気として4ストロークの8~60馬力程度が一番の需要だとか。
今回納品したDF15も3機目とのことで充分復活出来るだろうとの事でした。
ちなみにボートも山積みされていて私からすると宝の山に見えるのですがwww、上は25~30フィート船や200馬力船外機に300馬力ほどのディーゼルエンジンに至るまで何でも独りで触られているようでした。
残念ながら漁師さん相手に付き、2ストロークエンジンについては部品取りを除きほとんど現在扱っていないとの事でしたが、船外機の事から地元ネタに至るまで1時間以上の歓談となり、お互い取引何て忘れるレベルで話し込んでおりました(笑)。
あと強烈なボルト固着についても酸素で炙ったり、ネジを飛ばしてからデカイ金属溶接したりと何でもござれで対処するんだとか!
まぁ
船外機もでかくなればボルト径なんぞもでかくなるので繊細な作業は少ないと思います。
ある意味安心して今回お渡し出来るって事です。
それと、和船の14~17フィートなら数台あるよ!との事で、老後のボート相談しようかな?とも思いました(爆)。


さて宝の宝庫をしばしご覧ください!!
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こんな生活憧れるwww!


多分目測だけで30機ほどの大中小船外機が無造作に転がっておりますwww。
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ちなみに当たり前だけど車も一杯転がってましたぜwww!


漁師さんはどうやらヤマハが一番人気のようですね!
ちなみに近くにマリーナもありましたが、そこで出来ない修理をここで扱っているとかwww。
可笑しな話なんですが、それも船外機メンテナンスあるある。
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ちなみに軽い水没機でのピストンシリンダ固着の場合、シリンダホーニングとピストンペーパー掛けで普通に復活させるぞ!とな(笑)。
さすが頭で考えるより実践多数こなされている強者には敵いません。
まぁこのような専門的かつ技術的な話はともかくとして、こう言った方の裏話については色々と勉強になりますね。
また困ったときやお世話になる時は相談させて下さいと!と申しましてこちらを後にしました。
結局DF15については私とは縁がございませんでしたが、第2の人生として復活もしくは身体の一部がパーツとして生き残る事でしょう!


おっと最後にF社長さん、庭先に沢山実っておりました今が旬のビワをお土産に沢山頂きました!
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水没DF15の復活を心より祈念いたします!
そしてこれでとりあえず手持ちはまたDTのみ3機が出そうでw.....

ではでは!
Posted at 2022/06/14 11:20:33 | コメント(4) | トラックバック(0) | 船外機 SUZUKI | 日記
2022年05月20日 イイね!

DT5 8 ●船外機取扱説明書・復元版

まえがき

絶版となってすでに20年以上経過の2ストローク船外機。
部品供給にのみならず圧倒的に少ない情報故にお困りになった方も多いのではないでしょうか?
私も最初に旧いDT5を免許も取得していない状況で右も左も判らず、何も考えず適当に飛び付いた事から始まりますwww。
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まぁその船外機を通じていずれ小型船舶免許を取得するぞ!と言うモチベーションの為と全く分からない船外機の構造を知る上で壊す覚悟で完全分解をしてみようと決断するに至ります。

で、実際バラしてみたのは良いモノのの、組み立てや整備に関わる情報量の少なさに辟易となり、心が折れそうになる大きな壁に何度もぶち当たります。
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そんなこんなもありまして私自身が当時困った事や判らなかったことを中心に頑張って情報を提供させて頂いております。
そしてお陰様で同じような境遇の方や私以上に技術や知識をお持ちの方からの情報提供などご協力もあり、今まで以上により情報が集まりやすい環境になりました。

そう言った方達やDT所有ブログ読者さんへの御礼の念も込めて毎日少しずつ描画ソフトにてチチマチマと作成。
流れ的にはメーカー取扱い説明書のオリジナル版をスキャニングしたモノを元にPNGファイルとして更にデジタル修正を行いまして若干の修正など加えました。
供給画像はJPEGに変換しています。
また中身内容自体の著作権は恐らくメーカーさんに帰属する事かと思いますが、現状製造発売元でありますスズキマリンにおいては残念ながらこの様な情報の供給が一切ございません。
因ってあくまでも当該船外機所有者の安全運航を促進させるための非営利目的として情報提供をさせて頂いている事をよくご理解ください。

なお、ご利用に際しては以下の制限を掛けさせて頂いております。

・ 複製防止の観点よりブログ内で提供させて頂くモノは複製防止デザインを施しております。
  なおオリジナル版については不特定の方への提供は控えさせて頂いておりますのでご理解下さい。  

・ なお当該ブログへの許可のないリンクは不可とさせて頂きます。
  必ず許可を頂きたく宜しくお願い申し上げます。

・ 複製は勿論、無断での掲載使用などは不可とさせて頂きます。

・ 万一営利目的で使用された場合は、法的措置の対象とさせて頂きます。

・ 提供内容によりいかなる不具合などが生じても一切責任を負えません。

以上を踏まえた上で当時の一つの情報としてご利用頂けましたら幸いです。


さて原本ですが説明書以外にも未記入の保証書と安全運転のしおりと言うリーフレットの3種類がございました。
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説明書はこのような横開き冊子タイプになっているため本来は横長の印刷物を折り込んで行きます。
その為ページが右左移動していることご留意ください。
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以下より画像ソフトで出来るだけ原版に近付けたモノですが、原本サイドに一部誤字などもありました。
その辺り修正しながら作りました。
正直本物より歪みなく綺麗ですよ(爆)。
では当時の説明書をお楽しみください。
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とまぁ、こんな感じです。
興味ある方はじっくりと説明書読んでみてください。
ある程度知識あっても中々面白いし新しい発見があるやもしれません。

ではでは!
Posted at 2022/05/20 17:16:10 | コメント(7) | トラックバック(0) | 船外機 SUZUKI | 日記
2022年05月13日 イイね!

スズキDT8 801S 昭和60年モデルをレストアしてみる!? ザックリ組上げ編 その⑥ リプロダクトCDIユニットの購入

え~、連休明けのバタバタも少々落ち着きましたので.....
一部の変態だけにご好評頂いておりますスズキ船外機DTシリーズのレストアシリーズブログwww。
先月の初旬頃にようやく形となり完成?と思われた矢先でのCDIユニットの突然死.....
一気に塩漬け案件となり放置されております(笑)。

さて表題のブツ! 下手すりゃ不具合覚悟の上で皆さまの人柱となるべく.....
大陸製のリプロダクトを試し買いしてみることにwww。

と言う訳で.....
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正直どこのブランドのどれ?を購入したら良いのか判らなかったのですが....
とりあえず密林最安値のこちらを購入しました。
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最安値とは言え微妙に痛い金額でもあります。
ちなみに海外サイトにも相当数同様のブツ(ブランドこそ色々ありますが)が出回っておりますので、
ある意味需要があるんだろうなぁ....と推測出来ますな(笑)!


とりあえず、まだ手元にはございませんwww。
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大陸からの発送故に気長に待たないといけませんね。
※金額違いは貯めてたポイントを使ったから。



ところでDT5・6・8シリーズにおけるCDIユニットについておさらい。
lこのシリーズですがややこしい事に2種類ございます。
※マイナーチェンジモノは別として。
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ちなみに撮影したブツは全部ぶっ壊れているモノです(爆)。


古いタイプは➀のCDIユニットとイグニッションが一体となったタイプでして、現在純正パーツとして仕入れるとなりますと5マソ超えとなり、下手すりゃ程度量良好な中古機1台購入できる金額となりますwww。
パーツリストとしてはこちら。
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で、今回の作業中に天国へ召された現物ですが.....
カバーにちゃんとC.D. IGNITION  KOKUSAN DENKI. CO JAPANと銘打たれております。
調べてみるとどうやら国産電機株式会社と言う電装品と発電機、モーターを製造するメーカーさんだそうですが、2016年にマーレエレクトリックドライブズジャパン㈱と言う社名に変更されており、大株主さんもマーレジャパン㈱と言うところに変わっているようです。
ドイツの自動車部品メーカーとの事で日本の技術が外資に買われたと思いますと少々悲しくなりますな.....
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で、前期モデルのCDIユニットの一番大きな特徴はイグニッションと一体型であるとともに、マグネトに取り付けられるイグニッションコイルからの配線(画像左側)赤/白と黒/赤がギボシ端子となっています。
ちなみにこのタイプのイグニッションコイルはすでに絶版となっていますので、逆にこのタイプのCDIユニットを後期型に取付ける場合、配線をギボシ端子に変更しないとダメとなります。
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あと画像右側2本黒と赤/青配線はキルスイッチコードに繋がる配線となります。
当時はエマージェンシースイッチと呼ばれておりますね。


さて確認のため冒頭のDT8画像に戻ってみます。
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気の利いたカプラーはありませんwww。
バリバリギボシ端子のみです(笑)。


さて念のため後期型を確認。
CDIユニットとイグニッション分離型。
これあくまでも推測ですが.....
余程CDIの故障が多かったんでしょうね。
わざわざ分離タイプにまで変更して消耗パーツとして少しでも安くしようとした努力は多少也とも伺えます。
画像はイグニッションとなるプラグコード部分。
配線は柿色と黒でこちらより同色配線でCDIユニットと接合。
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こちらがCDIユニット単体でして上からイグニッションに繋がる柿色と黒の2本セット。
次に黒色アース線1本。
マグネト側イグニッションコイルと繋がる緑と赤/黒線でカプラー端子に仕様変更となったのが大きく違いとなります。
そして黒と赤/青の配線はキルスイッチコードへと繋がる配線です。
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角度を変えてみます。
ちなみにこちらのCDIユニット現在価格はおおよそ半額強の2.6マソくらいですが、純正パーツはまだまだこれからも高騰すると思います。
あと残念ながら後期型である分離タイプのこちらのCDIユニットのリプロダクトモデルいわゆる外品モデルは今のところ確認出来ておりません。
こちらは側面にMADE IN JAPANの刻印と国産電機のロゴだけがありますね。
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まぁ今回人柱と言う事であえて外品を購入しましたが、私なりの勝手な見解がございます。
日本国内においてどんどん消えゆく2スト船外機ですが、ヤマハ、スズキと言った古参船外機メーカーは私達が思っている以上に世界中に供給されている上に、更に国内の古くなった使えそうにもないブツにおいてまで第3国に輸出され、場合によっては驚くほど無茶苦茶な方法で再生されております(爆)。
安全基準が低い上ですし構造上簡単かつ軽量な2ストはまだまだ人気があるようです。
そう言う大きな背景もありますから、こう言ったCDIユニットであったりガスケットキットやインペラキットまで人気機種の消耗品パーツについては、多数の外品が出回っておりますねwww。
決して安心はしておりませんが、実際純正品としてCDI故障は3回(全て違う船外機です)体感している私にとって、今回のチャレンジは必然!?と言っても過言ではないでしょうwww。
またCDIユニット自体を作ると言うド変態な方もいらっしゃるようですが、基本CDIユニットボックスって弄れないようにブラックボックスとなっているようですね。
裏面か側面を見ればゲルコート上のモノでコンデンサなど埋めているみたいでして.....
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前期型はこのゲルコート自体が硬化してガチガチ(笑)。
あと変な油汚れが取れないしwww。
後期型は側面にゲルコートが施されておりますが、手で触ると人肌並みに柔らかいwww。
まぁ電気系のこのようなモノを作られているような方でしたらもしかしたら簡単なんでしょうかね?
私にはわかりましぇん!

ところで未だ途上国を中心に使われております2ストローク船外機ですが、日本国内に目を向けますと新規登録として使用するにおいては、急発進防止装置取り付けなど安全基準に関わる法令改定により、高額な後付けパーツが必要になったりと使用するに至るまで煩雑となり非常に難しくなりつつあります。
まぁそれでも私のような可搬式ミニボートに拘る人は少しでも軽量でパワーのある2ストが欲しので、一部のそう言った方は今後も出てくると思いますので覚悟の上でご参考頂ければ幸いです。

偉そうに言う訳じゃありませんが素人ながらこの約3年間で8機のDT4~8と向き合って参りましたが、すでにほぼ中古しか存在しないDT5・6・8においては、少々値段が張ってもアフターサービスまで信頼出来うるショップさんで、確実に船検登録出来て尚且つ本体中身(インペラだけじゃなくエンジン本体まで)整備済みの個体を買われること強くお勧め申し上げます。
間違いなくその方が安いです!!
ただ最悪なのは悪質なショップも存在するらしいので(私は知りませんが)ご注意下さい。
あとどうしてもネットなどで買われる際は、出来るだけ後期型で必要パーツの取り付けられているモノをお勧め申し上げます。
まぁ後期型相場高いっスけどねぇ.....


おっとついでと言っちゃぁなんですが、プラグも密林で4本購入。
メイン機も含め気持ちよくプラグも一新しようと思います。
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大陸製外品CDIユニット.....早く届かんかなぁ....
直ぐに壊れたら笑い者登録宜しくお願い申し上げますwww
まぁこう言った内容も含めて、誰もやらんようなバカげた事で日々楽しんでおります。
ではでは!
Posted at 2022/05/13 12:34:37 | コメント(7) | トラックバック(0) | 船外機 SUZUKI | 日記
2022年05月01日 イイね!

DT5 8 ●船外機取扱説明書・復元を作ってみる! 

船外機の正しい取扱いについて.....
私の所有するDT5・6・8ですが、製造されてすでに20年以上のモノばかり。
オールド船外機故に総販売元よりも供給されていないスズキのDTシリーズ取扱説明書ですが、先般某所より綺麗なオリジナルを入手いたしました。
現在スズキマリンより供給されているのもは4ストロークモデルのDFシリーズからがダウンロード可能となっていますがDTユーザーさんは何らかの形で手に入れるしか方法がありません。

古い機種を安全に使用すると言う目的で、あくまでもオリジナルより似せたモノを自身の描画ソフトで忠実に再現再生し、情報共有できればと思い完成後に掲載させて頂きます。
あくまでも目的は船外機をより安全に使用する事を目的としております。
※どの描画にも複製せあるマークを入れる予定です。

まずは著作権の帰属なども含め文化庁著作権課による平成30年著作権法改正により創設されたデジタル化・ネットワーク化の進展に対応した柔軟な権利制限規定(法第30条の4,第47条の4,第47条の5)の趣旨・内容・解釈や具体的なサービス・行為の取扱い等についてを汲み取った上で掲載の如何を判断しております。
つきましては、当ブログへの掲載については私個人の自己責任で執り行いますが、ここに掲載の内容や画像を許可なく複製やダウンロード、また第三者への譲渡、転載などする行為は厳禁とさせて頂くと共に法的措置を検討いたします。
必ず確認や承諾頂きますようお願い申し上げます。

また内容によるいかなる不利益などが生じても一切関知致しません。
くどいようですが当方営利目的ではなく安全に関わる情報として共有させて頂いております。
本来の製造元様より情報の供給などがございましたら、当内容は必要ありませんので当該ページは速やかに消去させて頂く所存です。
何卒ご理解とご協力宜しくお願い申し上げます。


と何でここまで厳しく書かないと行けないか?と言いますと....
こちらは良かれと思って折角情報を無償(当たり前だけど)開示しても一部の馬や鹿さんが営利目的でコピーを取って転売などする事が万が一にもありますから。
そう言った輩さんには痛い目遭わせるぞ!と警告しとるわけですね!ハイ!
それと誤解があるといけませんが、こう言った掲載方法が正しいかどうかは意見が分かれるところでもあります。
製造元様が不適切だと判断されればそれまでです。
まぁ本当良いのははメーカーさんが対応してくれるのが一番なんですがね!


そして少なからず情報の少なすぎるスズキ船外機の小型DTシリーズ。
検索ワードとして何らかを入れてググって行くと私の記事が最近はかなり多く出るようになって来ました。
気付けば自分でもビックリするくらいこの3年程度で記事を書いたものだとwww。
この記事のお陰で色々な方と仲良くなれましたし、またまだ顔も名前も知らないユーザーさんのお1人でも情報を共有出来ればと思い頑張って書いているかいがあるもんです。
ネタのある限りは頑張って掲載していく予定です。


さて入手したモノですが....
表記がDT5・8となっていますので相当古いモノです。
何故ならDT6が入っていませんから、製造年式から言うと説明書原本は年製かと思われます。
もう時代は平成も終わり令和ですからねぇ.....
バリバリ昭和の時代です(笑)。
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ハガキサイズより少し大きくくらいのブック式になっています。


こちら某オクションサイトより未使用状態で取扱い説明書・ウェザーカバー・純正工具とセットでゲト!
少々マニアックな領域ですが、2スト船外機はとにかく情報が少ないのでこう言った付属品なども手に入れることで色々と当時の情報が汲み取れます(笑)。
こちらは工具類www。
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中々良い感じどすw
ちなみにウェザーカバーは使用感あるもの同じ色でもう一枚ございますが、前期型はこのオレンジ色のモノで後期型はホワイト地に青文字である事は確認済み。


で、まずはスキャンニングを試みる。
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歪んでるしところどころ汚い....
私の性格上ダメなやつwww。

で、掲載させて頂いたこの一枚を読んでも中々面白い。
ちゃんとペラピッチについての記載があります。
スピード云々だけでなく本来の正しい使い方がちゃんと掲載されていますね。
是非ご参考に。


さて作業の様子を少しばかり。
作業風景その①
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文字は出来るだけオリジナルに近いフォントで再現。
文字サイズや横幅なども出来るだけ近づけています。
当時の版下ですが説明書の絵を見るだけでPCで作成したモノでは無いのが判ります。
昭和感半端ないですwww。


スキャンニングはどうしても文字が斜めに歪みますのでこの様に修正。
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この様に描画部分と文字部分を切り離し一から全て手作業(笑)。
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端の焼け具合はスキャナが粗悪品なのかwww?
とりあえずオリジナルより精度アップさせる。
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描画部分は切り離し線だけを残してホワイト部分の汚れを除去するのですが、まぁまぁこれが骨の折れる作業。
あくまでも復元作業です。
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本日より帰省で移動となり当面は作業中断ですが、総ページ数34に対しようやく半分程度制作完了しました。
と言う訳で公開については月内まで?と少々時間が掛かりますのでもう少しお待ちください。
特にDTユーザーさんで『使い方ある程度判ってますよ!』って方も今一度当時の取扱い説明書を読むことお勧め申し上げます。
大袈裟だけど新しい発見があるかもしれませんwww。

尚冒頭にも書きました通り色んな意味で著作権が絡む上に、販売など営利を目的とした方への複製を阻止する意味でも原版もしくはPDF版などは非公開とさせて頂き、複製と判るモノを公開させて頂く措置を取らせ頂く事お許しください。
但し直接コンタクト頂ける方できっちりと素性の判る方へのデータ供与については、喜んで無償で行わさせて頂く所存です。
ご意見なども併せて頂ければ幸いです。
ではでは。
Posted at 2022/05/02 09:26:01 | コメント(3) | トラックバック(0) | 船外機 SUZUKI | 日記
2022年04月13日 イイね!

スズキDT8 801S 昭和60年モデルをレストアしてみる!? ザックリ組上げ編 その⑤ 始動テスト...

毎度暇人の極みブログにお付き合い頂き感謝申し上げます。
今回のDT8再生ミッションブログもええ加減に終わらして、次なるミッションに移りたいんだけどなぁ....
と冒頭より意味深発言を宣言しておきますwww。

さて毎晩夜なべして組上げました頂きモノDT8ちゃん!
少しの好奇心が私の貴重な時間と財産を奪っていきよりますw。
頂いたT船頭さんがこれを見てたら本当怒られますが....
タダほど高いモノは無い?(爆)。
今この船外機必要なんか?と聞かれると、答えはNOです。
ただこの先の先の先辺りにちょっとした計画がございまして、そのミッションを遂行させる上でこのDT8ちゃんは必要になって来るのですwww。
と言う訳で先週末組み上がりました本機の起動確認を日曜日に執り行いました。

おっと話が逸れて....
ちなみに金曜日の夕方、急遽3回目ワクチン接種を打ちました。
県外者の私は香川県高松市で接種する際、余計な手続きもあるもんですからかなり遅れるだろうと思っていたのですが.....
現在予約状況割と空いております。
1回目の時は予約取るのにかなり苦労したんですけど。
で、今回は前日予約で簡単に取れる始末www。
この日の昼からは万一の際の食料や飲料を買い込んで寝込んだ際の準備は万端!!
色々な方から3回目は熱出てしんどいぞ!と副反応恫喝で脅かされましたのでわざわざ体温計まで買う始末(笑)。
結果ですが、2回目同様打たれた方の肩に少しだけ重い筋肉痛を感じるモノの....
夜になっても変化なし。
朝になっても特に変化なしwww。
土曜日の夜なんてピンピンしとりましたわ(爆)。


もう私の身体の細胞は80歳くらいなんでしょうか?
逆にショックを受けております。

そして日曜日は予定通りエンジン起動....
と、その前に先般パンク修理を直したばかりの折り畳みチャリ後輪のタイヤ交換。
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パンク云々以前にあらためてタイヤを見たら溝があらへんしひび割れも始まっとりまふ。
これじゃぁまたトラブルすんぞ....
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と言う訳で、安心のパナソニック製タイヤをはめてチャリの方は新しい足元に変わりました。
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さていよいよギアケースを組み込んでからのエンジン始動とパイロットウォーターの確認。
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エンジンについては初爆以降も数回確認してますので何の心配もなく燃料タンクと合わせて水道ホースのある表まで移動。


ついでと言っては何ですが船外機スタンドのタイヤを元のファクトリーゼロのモノに変更(笑)。
片足だけのドーリーとなりましたので、元の鞘に収まった形ですwww。
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さて燃料ホースを繋ぎ、燃料タンクのエアーベント開放。
水洗プラグも取付けホースのドッキング完了。
冷却水の放水。
いよいよエンジンの始動。
シュコシュコとポンプを数回押してキャブレター内に混合燃料を満タンに。
そしてチョークを引き!
リコイルスタート!!
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あれっ?

..........あれっ?

...........................あれっ?


明らかにおかしい.....


圧縮の感触はめちゃくちゃエエんやけどなぁ.....


仮にキャブのセッティングなどに不具合があっても軽くの爆発も起こらない。


一番嫌な予感が頭を過ります......


嫌な予感から目を背けたいですが、まずはプラグを外してエンジン本体に付けて点火確認。


ハイ!火花飛んどらんしwww。


これぞ経年劣化したパーツの恐ろしさよ.......


ちなみにこれで2度目のCDI君逝去。
購入時からの不調を合わせると3度目っス。
これが中古機の現実ですので、皆様も覚悟の上お取り扱いくださいwww。
単車なんかでもこんな感じかな?知らんけど。
まぁまだフライホイール内のコイルなどの死亡説もございますが、雰囲気からして恐らくCDIの突然死でしょう。
色々と調べましたが経年劣化と使用時間による突然死はアルアルだそうです。
特にこのような20年では利かない旧い本体では尚更。
つい先日まで元気に動いていたのに....
と言うか今回の内容、実は海上で一度経験しとります。
海上で調子よく走っていて、エンジン切って移動の繰り返し。
とある場所でリコイルしたらウンともスンとも掛からない。
とりあえずまずは安全な位置まで移動し、あらゆる措置を施すも無理と判断してなんとか海岸に上陸。
勿論母港ではありません。
陸揚げ後にプラグ外して点火確認しましたが火花が飛ばず、持ち帰ってCDIを他に交換した瞬間に快調に生き返った次第です。
まぁ片付けなど難儀したのは言うまでもありませんが.....。
とんでもない所でそのような故障になったら?と思うとゾっとしますね。
勿論このような故障は不可抗力ではありますが、命が掛かってますから本当怖いですね。
今回ある意味テストで壊れてくれて逆に良かったのかもですわ。
で、CDI故障についてあらためて深く探りますと.....
➀ 本体の経年劣化
② 長期の使用時間による故障
③ 熱による影響
④ プラグを刺さないでのリコイル

注目すべきは④ですね。
プラグを刺さないままリコイルすると高圧が本体に溜まり解放されず故障の原因になるようです。
今回思い出してもそんな事してねぇし、海の上でCDIがお亡くなりになられた時なんか外してないしwww。
て事で初爆確認後の検水確認でまさかのリペアミッションが頓挫(笑)。
笑ってる場合チャウケド!
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コイツだよ!コイツ。
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ここだけはブラックボックスなのでどうにもならんのよね。


今DTシリーズの純正パーツとしてCDIを注文すると.....
こんな感じ。
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➀はマグネト内のコイルなので無視してください。
②がプラグコード一体型、旧式のCDIユニットで現在の価格がお取り寄せで50,380円。
かなり高騰しとりますwww。
んで、プラグコード&イグニッションコイルとCDIユニットが分割された後期モデルの場合で26,400円。
前回見た時より更に5,000円くらい上がっとるしwww。
恐らくよく壊れるCDIユニットゆえ、製造後期はイグニッションと分割して容易に交換できるようにしたのでしょうね。

で、例え壊れたCDIとは言え故障にも色々あるので、全く火花が飛ばない!と言う症状じゃない場合はテスト用として置いております。
とりあえずの爆発確認は出来ますから。
その代わりアイドリングはもの凄く不調ですけどwww。

ちなみに死んでるCDIの在庫が他に2つあります(爆)。
後期モデルはこの2つのパーツが点火系パーツとなります
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で、今回とりあえずテストだけでもしてみっぺ?
と思い×印のモノを持ち込んだんですが......



一応パーツリストの図説も掲載。
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濃紺〇がCDIユニットで水色〇がイグニッション。



ここで新たな落とし穴が.....
まず旧式のCDI図面です。
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品番の下5ケタの違うパターンがありまして、パーツリストは98110と古いモノより進んだ番号となっております。
その理由は配線のカプラー。
後期型とのコイル配線とカプラー1つで繋がるようになっています。


ちなみにDT8ちゃんは?
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ギボシ端子www。
確認すら容易できなくなった......
あぁ~~、面倒くせぇwww。


と言うわで完成目前でミッションが暗礁に乗り上げましたwww。
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て、事で残りの5%を残し4月度は方向転換し、いよいよドーリーの品定めを行いたいかと.....
それとCDIユニットについては、現在供給されている外品の新品パーツを身をもって検証してみようかと検討中です。
海外サイトにのみならずヤフーショッピングで1万そこそこで一体型のギボシ端子仕様が販売されておりました。
インペラ同様に使えるのなら?と皆様の生贄として身体張って検証してみるかもですwww。
ではでは。
Posted at 2022/04/13 16:23:49 | コメント(8) | トラックバック(0) | 船外機 SUZUKI | 日記

プロフィール

「コーナン コンテナアルミ台車改造 フロントドーリー計画の途中経過報告 http://cvw.jp/b/1672597/48159168/
何シテル?   01/03 11:57
大阪→名古屋→髙松(香川)→大阪とあちこちに飛ばされ続ける、哀しきサラリーマンのおっさんです。 フォロー/フォロワーについて... 折角興味頂いた方に対...

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