2014年02月07日
腹立たしくも嬉しいニュースが本日ありました。
先月神奈川県相模原市で行方不明になっていた小学5年生女児が数日後無事保護された事件で、『神奈川県警は7日、逮捕監禁などの容疑で女児を連れ回した30歳の男を逮捕した』とのニュース。
そのあとにも北海道は札幌市の小学4年生女児が一時誘拐され、警察や地域の情報など初動捜査がうまく行きスピード逮捕となった事件。
2件とも恐らくロリコン変質者の犯行だと思われるのですが、2人の娘を持つ親として他人事ではという複雑な気持ちと、何よりも無事保護されて良かったと思う気持ちが交錯しています。
また今回無事解決した背景に日本の捜査の機関のすばらしさや事件に対する国民の関心の高さも改めて思らされました。
実はこの2つの事件の前に表題に記載している『ミッシングチルドレン』という言葉にまつわるとあるお話を今回させていただきます。
昨年末のお話。
米国はロサンゼルス在住の知り合いの方が、日本に一時帰国でお会いした時の衝撃的な話です。
この方は、ロサンゼルスはサウスベイ地区にあるトーレンスという街に住んでいるのですが、ここは白人や日本からの駐在員なども多く住んでいる比較的安全な街でも有名です。
その背景として北米トヨタやホンダの本社などもあるような場所です。
当然日本食のレストランやショッピングセンターなどもあるような場所です。
そこにミツワというスーパー日系スーパー(旧名:ヤオハン)がありまして、そこでの出来事を話してくれました。
ある日本人のお母さんと男の子が、こちらのスーパーで買い物に来て、男の子がトイレに行きたい!と言ったので、トイレに一人で行かせました。
当然お母さんは女性ですので少し離れたトイレの表で待っていたのですが、10分経っても戻らない。
時系列は判りませんが、子供の名前など呼んだのでしょう。
もうその時にはトイレに子供は居ません。
お母さんはパニックになりつつもお店のスタッフに訳を話して、すぐさまポリスへの連絡となったようです。
そしてポリスがショッピングモール全体を即封鎖しシラミ潰しに捜索した結果、メキシコ系の男を誘拐未遂で逮捕、男の子を無事保護したのです。
本当に間一髪で助かったむしろ特殊な事例だったかもしれません。
で、何が言いたいのかというと日本での児童失踪とは異なる海外での信じられない実情があります。
海外には人身売買組織が実際に暗躍しており、今回のケースもおそらくそうしたマーケットへ貧しいいメキシコ系アメリカ人が行った犯罪であると考えられます。
主な目的として第3国への養子、売春組織への売買、ひどい場合臓器売買目的での誘拐もあるとのことです。
マーケット自体が存在するので、強盗などより安全かつ手っ取り早くお金になるというのも後を経たないという理由でもあるそうです。
日本の何倍いや何十倍、何百倍の件数で、いわゆる神隠しが発生しているのです。
世界中の国(欧米諸国はもとより中国や東南アジアにいたるまで)では、このミッシングチルドレン問題は非常に深刻な問題となっているにも関わらず、日本ではあまりにも知られていない実情もがあります。
ある日突然、自分の子供が事件の日を境に一生会えなくなったら、と考えると事件発生の数やその内容から見て日本はかなり平和なのかもしれませんね。
少しでもそうした事件が減少することを切に願います。
Posted at 2014/02/07 14:56:07 | |
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世の中で釈然としない事 | ニュース