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さて前ブログでは、ちょうど中間地点手前の赤石ダムのダム湖までリポートさせて頂きました。


後編として全てをまとめようと試みましたが、臨場感を出しうる最低限の画像だけでも多枚数につき、間に中編を入れざるを得なくなりました。

決して引っ張る意図はございませんのでご了承ください。


まずは起点の沼平から田代ダムまでのルートおさらいです。

今回は真ん中の紫色ルートを紹介いたします。



休憩を終えて赤石ダム湖を後に。

この時点で時間は9:30過ぎ。
ほぼ同じ時間換算で行くと昼過ぎに到着予定なのか？

 



すぐ上流には聖沢(ひじりさわ)川






聖沢を跨ぐ赤い聖沢橋。






橋を越えた辺りから
明らかに赤石ダムまでの林道とは様相が変わりはじめました。
落石が目立ち始めました。




そして山抜けを重機で修復した痕跡あり。

走り難い。




ガードレール撃沈。






ほどなくして赤石岳への登山口がありました。

椹島(さわらじま)ロッジ近くでしょうか？
確かマイクロバスが途中停まる場所と認識しています。
※保証はいたしません(笑)。





鉄砲堰って.....

大雨になると牙を剥くんでしょうな！




またまた発電所施設登場。






送水菅はいつ見ても良いですなぁ🎵






こんな標識が.....

工作物の新築許可標識って何？




気になるのは、こちらの乗り物www 。

乗ってみたい.....



で、この辺りは気持ちの良い林道になるのですが、並走する沢はいわゆる赤石沢です。

ここではじめて気付くのですが、ここら辺りの沢に目を向けますと、美しく輝く赤い岩が沢山見てとれます。



ナルホド～！


それでここら辺りを赤石と言うのか。
また１つ賢くなりました。




沢の中は上手く撮影出来ないため、林道に埋まっていた石を撮影。

水に濡れると凄く綺麗です。
よく庭石とかで見た記憶があります。



余談ですがこの赤い石はラジオラリアと言うジュラ期前期に存在した放散虫と言うプランクトンの死骸が積もった化石らしいです。
ちなみにジュラ期前期っていつなん？

約1億5,000万年前......


恐ろしい年月過ぎて想像もつきませんが、そんな時代のものが堆積して化石になり、そして隆起してこんな山奥の標高が高いところに存在するなんて.....
凄い話です。



おぉ、そう言えば..... 

このプレートこそ赤石やん❗



更に上流に行きますと、赤石沢と林道の隣接する最終部分に導水トンネルがありました。






河川標識。

ここで赤石沢川とお別れです。





そこから暫く楽な下りが続きます。
次なる視認物として滝見橋という緑色の橋が出て参ります。

こちらは大井川本流となります。




橋のたもとに千枚岳に向かう登山道入り口看板があります。







滝見橋数百m上流？より管理釣り場の標識が出てきます。

こんな山奥でも管理釣り場なんですね(笑)？




暫くすると標識にありましたとくさ堰堤（えんてい）が出ます。

水は勿論エメラルドグリーン。
ここから先が管理釣り場の地区。



水利使用標識です。





この先で天然の鹿角ゲト！(笑)

これは嬉しい！




マイクロバスが通行する。
そして管理釣り場の沢。

安心してチャリを進めて行きます。



が、これが大きな見込み違いでした。



判りにくいですが、枯れ草に埋もれる雪。

こう言うのが溶け出すと斜面は崩落を始めます。



さて、ここからが見込み違いの証明です(爆)。

管理釣り場エリアから急激に変わる崩落道。

マヂかよ！？




元々マイクロバスが通行すると、ブラインドカーブなどで遭遇する危険もあるのでこの時期を狙って来たのによぉ！
話が違うぞ。




おいおい.....
4/29の開通まで掃除間に合うんか？

チョー走りにくいのですが.....





こちらは企業私有地に通ずる？謎の橋。

立ち入り禁止です。
さらっとスルーです。






起点より21㎞の表示。

まだ5～6㎞もあんのかぃ！





そこからひたすら続く落石三昧の道。

チャリ漕ぎではなく歩きですわ、ほとんどw



特定区釣り場のノボリ。

実はノボリにナンバリングがありまして、1から最終16まで確認てきました。
※画像はナンバリング14番。



崩落は続く。






まだまだ続く.....






倒木もありますwww。

しかし今回のHEMU3号機は強いです(爆)




なぜなら.....

リム部分に強力ガムテープで小石の入り込みをガード(爆)




とは言え、相変わらずチャリは当然ひたすらに押すしかありません。






ちょw、どんどん酷くなりますわ。

堰堤からこの辺りまでの数㎞、かなりハショリましたが見た目が下りに見える上り坂www。
なかなか前に進みません。
※ここに掲載しきれていない崩落箇所まだまだ多数ありました。




体力と精神力がどんどん奪われて参りまして。





ようやく砂利広い道に変わりました。







そこからは隣接していた大井川から少し離れ、ちょいと気持ちのよい林道に変貌。
相変わらず登り坂ではありますが.....

いよいよ田代ダム到着間近か？





沢はこんな感じ。






画像写り悪いですが、たしか沼平起点より25km標識。

あともう少しや！



が、この時点ですでに13時前.....
 

予想外の時間経過です......
※5時間半くらい。


当初計画では、13:00までに田代ダム到着、13:30には帰路に着く予定でしたが。



そう、ここのルートは8割以上が登りだったのです。



このままじゃ帰り暗くなる恐れあり.....



と、いよいよ地図に見覚えのある橋まで到着。


これで田代ダム楽勝やぁ！