粛々と進めます渋沢ダムへの徒歩到達ルート。
前編では高低差約200mを登り切ったところで終わりました。
ここまでの時間約1時間強。
私の通常徒歩の速さが4~5km/hなので、やはり登り部分および写真撮影の影響で遅いペースです。
あらためてルートマップ全容を見ますとまだ1/3程度の行程。
今回ご案内する中編のルート図切り抜き。
登り終焉のベンチ休憩を5分ほど摂りまして、歩行再開。

久し振りの平坦な道にテンション↑。
もう夏ですね。

山はすっかり緑一色。
しばらくは、カッコウや鶯の鳴き声を聞きながら気持ちの良い水平林道を歩きます。
が、.....

当然少々やばい場所もちらほら。
プチ水平歩道?

幅1.5m程度でしょうか?
良い感じです。
当然ちょっとしいた崩落個所もございます。

ただ舐めてる訳じゃないですが、静岡の田代訪問時に嫌と言うほどの崩落現場に出くわしたので、この程度は屁みたいなもんですwww。
勝手な推測ですが、恐らく定期的な巡視により比較的整備も行き届いているのでしょう。
⑧程なくして中盤の軽い難所登場。
橋の無い沢渡りです。

本流を除く初めての水場(沢)が出くわすところ、土石流跡があり橋はございません。
振り返って撮った写真ですが、このような梯子で降りて岩場を抜けます。

ここで顔を洗ったりして火照った頭を冷やします。
実に気持ち良いです。
その先にも小さな滝が見えます。
まだ東に低い太陽の光が稜線を映し出します。
こんな場所でも流石巡視路、このように道はしっかりとございます。
沢を見上げる.....の画。

大雨が降ると凄まじいんでしょうね。
先ほど見えた滝です。

ここは途中水場が多く、かなりリフレッシュ出来るのも良いです。
そこを抜けてしばらく歩きますとパンクしたネコ(一輪車)が放置されていました。
しばらくすると山側は切り立った岩場に変貌し.....
⑨そして渋沢ダム巡視路名物.....

トトロの穴?(笑)
手掘り感満載の短い隧道。

ヘッデン要らないお手軽サイズです(爆)
抜けるとちゃんとしたコンクリで固めてあるw。
そして間髪入れずに2つめ突入。

廃マニアや隧道マニア(何それ?)には、ハァハァするポイントかとwww。
平成の世とは到底思えない素掘り感に感動する事間違いないです。
感動したまま出てからパチリ。

隧道内、無造作に資材など置かれているのもまた良し。
ここを抜けると景色が広がります。
何と言う山なのか?
独特の形をしています。
⑩そして大きな目印となるダムサイレンが登場します。

恐らくここでルートの半分くらいです。
まだ半分.....
気を取り直してひたすら歩きます。

鋭く尖った石がゴロゴロとしています。
あと道に無造作に転がる資材....
どうやら簡易ガードレールのようでして、支柱とワイヤーがここら辺りあちこち転がっております。
恐らく作業などの時の安全面確保のために使用するんでしょうね。
途中の警告看板がダムまで6kmであることを告げます。
平坦ではあるけど見かけ険しい場所もあれば.....

岩が赤く錆びていますね。
恐らく鉄分を含んだ岩盤で錆びています。
落石個所もありますし.....
こんな落ち着いた場所も通るかと思えば.....
⑪またこんなトンネルに出くわします。
が、ここはトンネル内崩落により、どうやら使えない。

何となく夜は来たくないですねwww。
トンネルを使えないと言う事は.....

迂回するのですが、要するに軽いコブを超える訳でして.....
ここに来てキツイです。
特に精神的にwww。
膝を痛めない様慎重にゆっくりと行きますが、急斜面ではあるもののそこは巡視路。
プラの補助板で階段など作ってくれております。
ここも無事超えて、そこからはまたひたすらにトラバースする林道を歩きます。
先ほどの看板から2キロ進んで残り4キロ.....

あと少しか。
途中花の絨毯のような美しい幻想的な道もありまして疲れた気持ちも和みます。
切明発電所4号橋杭と書いた看板が登場。
⑭そして遠目に久し振りの水場である沢、そして橋が見えました。
ここまでで恐らくルートの2/3くらいを経過しました。
時間にして2時間15分程度だったと思います。
しかしまだ残り1/3の距離が.....
日差しもジリジリ出始め疲労の色も濃くなり始めましたが、小休止のみで再出発いたします。
この橋からは次回
後編に続きます。
Posted at 2016/06/01 23:32:22 | |
トラックバック(0) |
ハイドラ甲信難所(長野県) | 趣味