先日DT4の組上げが完了しあとは来るべき来週に控えた船検を待つのみですが、もう1台お勉強用にお安く購入いたしました少し古めのDT5。
こちらもいくつかの課題を残してですが細かなパーツ類も揃いましたので組上げて参ります。
分解と組上げは明らかに組上げの方が難しいです。
何故なら前の状態を忘れているから(爆)。
と冗談はさておき今回は中枢であるエンジンヘッドなども冷却水導水路を掃除するために開けてしまいました。
素人の範疇ではありませんが潰れてもいいやくらいの覚悟で今回は分解いたしました。
なので初めてシリンダーなど外しましたが、組上げの際は向きなど元通りになるようマークをするか覚えておかなければなりません。
かなり端折りますが一応画像とともに途中まで.....
さてシリンダーへのピストン挿入。
ピストンの↑をエグゾースト側に向けピストリングをマークの位置にキッチリ合わせてオイルをしっかりと塗ってから無事挿入。
今回リングなど交換は一切せず。
挿入後もシリンダー内にオイルをしっかりと塗っておきます。
冷却水の通る溝はかなり綺麗にしました。
メタルガスケットにヘッド。
その他吸気周りのガスケットなど消耗部品は出来るだけ新品に。
こちらはクランクシャフトケースの導水部分と排気部分。
磨きなおしと塗装でかなりこちらも見られる状態に。
錆でボコボコでしたからねwww。
こちらはエンジン側。
ボルト類もすべて掃除。
磨いておきます。
グリスアップ。
ゴム類は今回特に念入りに交換。
外すのに苦労したフライホイールは取付時簡単でした。
この辺りもすべて塗装したので.....
新しいステッカーを貼りました。
リコイルにキャブに燃料ホースも取付け船外機のアッパーケース内はほぼ完了。
反対側からも一枚。
ヘッド側。
4馬力単気筒とたった1馬力違いでエンジン本体が2気筒とえらい変わりますね。
キャブはDT4同様しつこく洗浄しました(笑)。

ちなみにリコイルロープを引っ張った感触は適度に重くちゃんと圧縮しているようです。
とりあえずこれで組上げ編パート1は終了ですが一番てこずったギアケース内の錆びたベアリングの除去。
6004番の開放型ステンレスベアリングですが、結構な傷み具合。
これをこんな感じで無理やり内掛け式のプーラーで何とか外しました。
が、本当はもう少し専用の工具の方が安全です。
真似しないでね。
さてラスボスが獲れた!と言う事で最終ベアリングとギアオイル待ちでとなりました。
コイツホント動いてくれんのかなぁ?
Posted at 2020/09/29 17:39:02 | |
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船外機 SUZUKI | 日記