あとタイトルも厳密に言えばアルミの塊りとなります。
もう最近はゴムボート関係のネタばかりで申し訳ありませんが、あくまでも自然体として今ハマっているものを書きたいと思いますのでご容赦ください。
今回は自身の状況と言うよりゴムボートに絡めて最近遊んでいる友人のY君。
元々カヤックを保有しており以前一緒に釣り&キャンプも行ったのですが、最近ご本人よりも彼女さんのほうが釣りにハマったとの事。
で、先日私が進水した折にもご登場(笑)。
向こうに見えるのが私のボートで、これがご当人の2人乗りカヤック。
まぁのんびりフィッシングにはもってこいなんですが、これで本格的にポイントをウロウロするとなるとかなりキツイらしいですwww。
この日は大潮だったこともあり必死に漕いでも結構調子よく流されたとの事でした。
そんな事もありついには自宅倉庫に眠る親父さんが以前使用していた古い船外機を引っ張り出してきて見てほしいとのご依頼がwww。
先日の何してるで投稿したブツでございます。
ちなみにミニボートも親父さんのが2隻あると言う奇跡的な状況。
ヤマハの釣りっ子太郎とリョービのボートエース230かな。
羨ましい限りですな。
そして問題の船外機.....
おもに淡水使用で最後の方は海でも少し使ったとの事ですが、現在40歳中盤の彼が子供の頃に乗ったと言うのだから相当古いのは確定(爆)。
調べるとDT2の初期のモデルで恐らく昭和50年代前半。
プレートはすでにめくれてございません。
そしてクランプが1つと言う(爆)、これがDT2初期モデルの証ですな(笑)。
これをダメ元でワヤ(潰しても)にしても良いから見てほしいとの事です。
早速持ち帰りまずは分解!と行きたいのですがネジがあちこち固着して取れない(爆)。
何とか抜けたオイルドレン。
もう色が焙煎コーヒーやねwww。
一度もメンテナンスしたことないらしいです。
色と臭いがヤバイヤバイwww。
インペラケースからのギアケースも何とかこじ開けましたが、ベアリングとオイルシールの入る部分、オイルシールが腐って外れません。
超強烈なキャブクリーナに浸しましたが少しだけの効果でこの有様。
オイルシール内の金属は腐食してジャリジャリ言うとるしwww。
これは何とか対策していきたいと思います。
キャブも外して洗浄したいのですがカバー片側のネジも固着。
外すためのドリルなど工具がこちらに無いのでしばしおあずけ。
キャブレターの洗浄やセッティングで初爆確認すら出来ない状況です。
プラグがこんな感じ(笑)。

まぁ証拠に画像を沢山撮りながらY君には逐一報告しましたが、あちこちの錆の状況を見てご本人は諦めムード、つか新しい2馬力船外機を検索しているではありませんか!?(爆)。
まぁ私と違い車内スペースも沢山あるのでどんな船外機でも選択肢はあるのですが.....
1.扱いやすさ 2.重さ 3.スピード のどれを取るのかで選択肢も変わります。
で、選んだと言うのがこちら!
扱いやすいエンジンです。
しかも空冷!4スト。
申し分ありませんね。
しかしたっかいなぁ(笑)。
外部の洗浄をマメに行って定期的にメンテナンスを行えばかなり安定して扱う事が出来る事と思います。
ちなみに帰宅後のフラッシングが不必要なのが最大のウィークポイントですな。
但しものぐさな方は海水使用後何もしない方も多いので、セッティングされているボルト類の破断はよく耳にします。
やはりコマメな外部洗浄やマリンオイルの湿布、そしてアノードのメンテナンスやボルト類のグリスアップを欠かさないよう気を付けたいところです。
これでY君、今週はいよいよ2馬力新船外機デビューでんな!
ちなみにまた彼は仕事先の方からヤマハの2馬力も譲り受けたようなのですが、これまた恐ろしく古い船外機の模様です(爆)。
眠ってるところには眠っておるんですねぇ(笑)。
と言う訳でスズキのDT2初期モデルは煮るなり焼くなりすきにして頂戴!とまで言われた次第ですwww。
こちらは私のライフワークとして蘇生手術を何とかしてみたいと思っております。
格闘の様子はまた別にブログアップしていきたいと思います。
ちなみにこの手の古い船外機は勿論供給パーツもかなり無いと思われるのでいろいろと作戦が必要なのですが.....
そして5馬力弄りは当面お休みを頂き、4馬力のセッティングを進水後の翌週である先日土曜日に行いました。
アクセルワイヤーの微調整やキャブの微調整など細かな作業を適当に行ったところ.....

奇跡的にアイドリングは非常に安定しふけ上がりも上々となりました(嬉)。
そして入り難かったギアなどのセッティングもバッチリとなり週末の始動を待っている状況です。
リコイルも軽く上々の仕上がりに。
そして先々週更に入庫したこちら。

部品取りとしては勿体ないくらいぱっと見綺麗なDT4。
1マソでゲッツ!
中身は燃料系部品を中心に腐りきっておりますwww。
ただギアケースなど大物部品は結構生きておりますので、部品取りとして使おうか再生させようか現在迷っております。
と言う訳で金属の塊がどんどん増えて....
どないしよかな.....