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今回は組み上がりましたアルミ骨の本体に可動部となるタイヤ&ホイール、いわゆる車輪と車軸の取付作業となります。
タイヤは先般のブログでもご紹介しましたが新年早々に某オークションにて落札した中古タイヤ&ホイールの2本セット。
タイヤには若干のひび割れがあるもののチューブ式なので問題は無し。
ただしチューブは腐って使い物ならなかった新品を購入。
ん?200円ほど安くなっとるやんけ....orz
ホイールはすでに外された状態。
右側の黒い箱が届いたチューブです。
開封の儀!
何のブランドか知らんけどちょっと格好の良いバルブキャップが付いてます(笑)。
エアーも充填してまずまずよみがえりました。
次に本体部分の加工に入ります。
まずは短い方の脚部分の車軸を通す箇所に下穴を開けます。
ちなみにアルミが薄いので下に当て木を敷いて更にビスで固定。
ビス穴は元々の踏み台部分の取付穴です。
センターを割り出したら16mmのドリルで開けていきます。
この穴は少々広がっても問題ありません。
まずまずの出来栄え。
何度も言いますがここの穴は適当で大丈夫です(笑)。
同じように反対側の脚も.....
次に補強となるアルミの平板を加工。
まずは穴の位置を決めます。
ロングタイプを80mmにカット。
そこに更なる下穴を開けます。
4角は固定用の穴でセンターは車軸部分。
まずはアルミリベット貫通用に3mmまで広げます。
脚に重ねるとこんな感じです。
アルミ脚立の骨だけでは車軸に掛かる過重が心配なので3mm厚の板と裏側にソケットを取り付ける安定度を高めます。
そのソケットがこちら(笑)。
ハンガーポールに使うモノですが、ホイールの内穴径が16mm強なのでピッタリサイズを選びました。
これを挟み込むだけで格段に車軸の安定度が増します。
おっと取り付けるための道具は金槌にピンポンチ。
そして久し振りの登場!鉄の台(爆)。

洋包丁リペアで使ったきり登場がありませんでしたが今回も平リベットで大活躍します。
ソケットは裏側に隠しリベットを3点打ち込みます。
ソケットはダイキャストなので弱いためリベットも優し目に叩きます。
表側はこうなります。
本来アルミ溶接なら渋く仕上がると思いますが、溶接機無いので古典的なリベット留め。
しかしこれが思いの外強いんだわ!強度は抜群。
センターの3点部分は軸にはめた樹脂ワッシャが回転するの出来るだけ叩いて.....
平らになるまで削り取ります。
また車軸を通す部分16mm以上に拡張。
板に傷が入りますが見えない部分なので関係ナス。
最終的には指で触っても凹凸が判らない程度にツルツルに仕上げましたが写真撮るの忘れた.....
こちらが樹脂ワッシャ挿入の図。
軸はハンガーポール用の外径16mmステンパイプ。
軸だけはアルミでは怖いのであえてステンレスを使用。
さて軸受けを留める材料探しが難儀しましたがこちらのネジなしブッシュと言う電設資材に使う部品。
スチール製で安くて良い(笑)。
ちなみに元々のネジの山は旧JISのM5と同じなので普通のネジが使えません。
樹脂の白キャップを外すとオレンジ色の樹脂が残りますが、これが計算したかのように16mmぴったし?
そこの元々に付いていた使えないネジを外し6角フランジタッピング5×16mmを目地込む穴を開けます。
8mmの頭なのでリムの深い部分であっても横から回せる寸法。
まずは片側一つを固定。
真横から見た画。

まず取れることはありません。
こんな感じで見た目も特に違和感ありません。
で、反対側に取り掛かりますが軸が少々長めにとっていたため調整。
採寸して余分な部分は再度カットを行います。
いよいよ本締めを行います。
樹脂ワッシャ、タイヤホイール、樹脂ワッシャ、ステンレスワッシャ、固定金具(ネジなしブッシュ)と言う手順で軸に挿入。
長さも問題ありませんね。
ステンレスワッシャ、固定金具の差し込み。
オレンジ色の樹脂と軸がほぼ同径につきゴムハンマーで軽く叩いて最終挿入。
最後のタッピング締めですがホイール径が小さくリムが深いので小型ラチェットのユニバーサリジョイントも使えず、結局ミニスパナ8mmで締めこみました。
これで2輪とも完全に固定。
これで可動式船外機スタンド約80%完成いたしました。
今回は構想からまぁまぁの時間を要しました。
重さはかなり軽いですよ。
そしてクランプ取付板より下に強く押しても強度は問題なさそうです。
勿論畳めます。
まぁこれなら積み込みにもギリ許せるサイズかな?
横から。
反対側も!
ところで某所に出している船外機がまだ戻ってきておりますので肝心の船外機取付具合が未だ判りません。
もしかしたら船外機取付板両サイドののヒンジ上部(紫色の金属部)が邪魔になるかもしれません。
ただそれらも削り取りなど加工は可能だと思いますのでまず問題ないと思います。
さて残りの20%.....
これも船外機が戻ってきてからの確認しながらの作業となりそうです。
と言う訳で一応市販品の素材+ど素人の無理くり加工で一応それらしモノを製作いたしました(爆)。
真似をされるのは大いに結構ですが(そんな人要るのw?)安全面など一切の責任など負えませんのでご了承くださいませ。
またもっとこうしたら?などのアイデアやヒントなどもお待ちしております。m(_ _)m
追記:と本ブログ内記載の90%と言う前言を撤回させて頂きます。
と言うのも.....
やはりちょっと不細工なのよね.....
と言う訳で出来れば今週末に再度ヒンジ部分など分解していく予定です。
イメージ?
現行出来たモノがこちら。
画像の切り貼りで申し訳ないですが、こんな感じに仕上げていきたいと思います。
出来るかなぁ.....