先日ブログアップさせて頂きました譲り受けた船外機。
まずはどの程度の年代のモノなのか、そしてどう言ったモデルなのかなど全くの未知数。
この機種の生い立ち?と言うか歴史と言うのが少々気になりだしまして.....
いつもの悪い癖ですがスイッチが入るともう寝られないwww。
気になって仕方がない。
これが私の生きる原動力でもあるんですけどね(笑)!
で、ネットと言う便利なツールで調べると情報は非常に少ないですが何となく判ってきた。
どちらもYAHAHAマリン事業の公式ページが参考になりますが、やはり1960年がYAMAHAとしての創設年度のようです。
なので昨年が60周年で間違いない。
その記念すべき初期モデルがP7と言うモデルのようだ。
※こちらにヤマハ船外機の初号機であるP7と言うモデル掲載されています。
興味深いのは当時YAMAHAは日本のみならずアフリカ、中米、南米、中東、南アジア、東南アジアの国々などの発展途上の諸外国に売り込みに行っていたようです。
確かに海外の途上国でYAMAHAの2ストローク船外機をよく見るわけだ。
そこからマリンブルカラーに変更したのが1974年の55Aシリーズ。
このカラーリングは今でもたまーに見ます。
ヤフオクなんかにも出ますが、恐らく良品はなかなか無いでしょうね。
これはこれで渋いなぁ。
と言うわけでやはり譲り受けたP45船外機は1960年代後半から1970年代前半ってところかな?
やはり相当年代モノのようだwww。
それを紐解くYAMAHAの公式ページから見られる面白い当時の記事が。
全てPDFではありますが、こちらよりこの機種の古さが伺えます。
一部参考程度に抜粋。
約半世紀前1971年8月なので私は1歳半くらいwww。ワラエる。
32ページからなる当時の販促?リーフレットのようなモノですが、この水上スキーをしているお姉さまの水着に大注目ですwww。
時代が.....
こちらも時代を感じるスナップ。
当時としてこんなモーターボート乗っていたら超セレブやん。
あと今のような釣り具メーカー先行の時代と違い釣り名人なんかは所謂キャプテンハット?
宇宙戦艦ヤマトの船長がかぶっていたような帽子をよくかぶっているの見ましたわ。
こちらは画像よりこの文章、1960年代の名残りだらけですwww。
ヤングと言う言葉ですが、1960年代のスバル360にもヤングと言うグレードありましたから。
そして当時の機種カタログ?
一番右端上が頂いたモデル。
ちなみにこのPDFを隅々まで読むと判りますが型式のPはパワーもしくはパワフルの略のようです。
そして数字は排気量を示しているようです。
後のリンクのコラムにもありますが、その後はヨーロッパや北米市場を見据え型式も馬力数値の表記に変更したようです。
字が小さいので見づらいですが...
総排気量 43cc
最大出力 1.5馬力
重量 9kg
トランサム 420mm
タンク容量 1.0L
とあります。
以前持ってた1990年代の2スト最終モデルの型式が2B。
その前が2Aと言うモデル。
更にその前のモデルと言う事で落ち着きそうです。
正直ここまで古いとは思ってもみなかった....
その後見つけたYAMAHA現副社長の手記?
いやぁ、実に面白いモノを貰ったもんだ!
もうこれはコレクション確定?(笑)
と言う訳でとりあえず純正パーツを残しつつ、分解作業のみ実は開始しております。
当然年代が年代なので恐る恐るですwww。
んで、これまた以前の持ち主さんのメンテナンスが良かったのかボルトの固着塩噛みは一切なし。
当然ガスケットの噛んでいるところなどは軽めの固着もありましたが....
無事に.....

※全て清掃完了!!
まぁばらせたと言ってもそれなりに凄いことにはなっておりました(笑)。
その1
見よ!この異形ネジ取り付けにオイル滲み。
その2

もうコレステロールのように溜ったアルミ錆と塩で出来たガチガチの結晶...
こんな状況ではありますが、骨董品みたいな機械故にとりあえず無事に動いてくれたら嬉しいな。
と言う訳で気長にいじくって遊びたいと思います。
Posted at 2021/02/19 18:22:33 | |
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船外機 YAMAHA | 日記