さっきランチで通りがかった際に見たライブハウス表扉に掲げられた”反対・コロナハラスメント”と書かれた張り紙。
Harasmentとは嫌がらせや迷惑行為を意味する単語ですが、日本語×Harasmentは、すっかり和製英語として成り立つようになりましたね。
さて今回の話題は昨年より続くコロナ渦の中で起きた?もしくは聞いた?であろう誹謗中傷や嫌がらせについて。
テレビニュースなんかでも看護師への誹謗中傷や嫌がらせに至る記事を見かけます。
そんなの許せない限りですが、今回は違う側面でこの内容に向き合いたいと思います。
今回あった事例ですが.....
愛媛県の40代会社員Aさんがコロナ蔓延第一波と比較的早い段階の時に感染したニュース。
あまり具体的に判るとアレなので細かな情報はあえて掲載しません。
『コロナ感染後に会社に居られなく追い出されるように辞めて(辞めさせられて)、家も引き払い実家に戻った』なんてのが、まぁまぁ四国内で噂になりました。
そしてもう一つ.....
四国内片田舎に暮らすBさん家族。
こちらも家庭内クラスターで一家の方々が感染。
その後....
『一家感染後にその町に居られなくなり、引越しを余儀なくされた』
こう言った噂がどこはかとなく飛んでくるわけです。
で、更に最近知った事実がこれらは全てフェイクニュース!
最初に述べたAさんの場合、会社や同僚、そして近隣の方からも手厚く心配され今も問題なく職場にいるらしい。
周囲の方は非常に親切だとの事。
引越しした事実何てない。
そして次の一家の事例。
確かに引越しはしているものの、それはコロナ感染以前にたまたま引っ越しただけであって、何の関係も無いらしい。
そしてこちらも近隣の方や身内の方からも非常に心配されて周囲から非常によく面倒を見てもらった事かと。
これ単純にご本人達を知らない人が、推測だけでモノを述べて瞬く間にフェイクニュースとして広がった典型的事例じゃないでしょうかね?
まぁ物事真実は一つとまでは申しません。
主観が変われば物事の見える角度は変わりますから。
しかしながら、よくある『田舎ってマジやばいよなぁ!』的感覚で今回このような事実とは真逆の事が何故広がったのか?
それは受けとめる他人が更なるフェイクニュースを拡散していることに他ならない。
そして今回の件は意図的に嘘のニュースを誰かが作り上げたのか?
それとも噂が噂を読んで勝手にフェイクニュースが暴走したのかは定かではありません。
が、いずれにしても大きくなったのは間違いありません。
また今回の事案、たまたまブログに掲載してないけど私もフェイクニュースの一助をしていたかもしれないと思うと、何だか嫌な気分になります。
まぁブログ掲載程度ならあとから間違っていた旨の謝罪文を出せばまだ収まりますが、例えばこれを聞いた全くの赤の他人が例えば最初の事例のAさんの会社に電話突撃やアポなし訪問突撃なんかするのも出てくるわけですよ。
ここまでやると検挙ものですが....
まぁテレビニュースの場合はご本人への取材など済ませているのである程度信憑性があるかとは思いますが、いわゆる口コミや噂、そしてネットにはびこる裏ニュース。
信用するかしないかは個人の勝手だけど、すべてを信用して勝手に撒き散らしたり勝手にキレたり怒ったりするのはかなり危険な行為だと思います。
そしてこのニュースを知ってよく言われる日本人の島国根性や鎖国文化、村八分、こんな事が無くて良かった!とも思いました。
まぁ実際にこんな事で酷い目に合わせる方がいるならいずれその人が大変な目に遭うだろうとも思います。
皆様もフェイクニュースの取り扱い、そして裏の取れていないネガティブなニュースについてgは拡散する前に今一度注意を払った方が良いですぞ!
Posted at 2021/03/01 12:53:22 | |
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