緊急事態宣言延長による自粛の残されていた関東エリアもついに先週解除されましたね。
溜っていた鬱憤を晴らすべく春休みはまた阿保みたいに人混み溢れて!なんてね。
変異株の拡大...起こらなければ良いのですが。
そういう意味では四国はそのような心配ご無用。
独り遊びが沢山ございます。
そんな訳である程度の長期予報を元に予約しておりました3月某日の深浦の磯。
ほぼほぼ単独釣行なもんですから場所は船頭さん任せ。
予定では黒ハエ東?と言う当木島きっての好場にあがる予定でした。
ただしここの磯は3隻の渡船業者が早着けするシステムなので予定変更はその場で起こりえます。
まぁね、私は一日が色々な意味で楽しめる磯に上がりたいってのが本音なんです。
が、やはり良い磯に上がりたいってのも本音なんですけどねwww。
てな事で10名そこそこを乗せた船が当木島の表に差し掛かりましたが、何と他船が先にマルバエ、城辺バエと着けているではありませんか?
で、一番人気のチギレは?
誰も乗っとらん???
で船頭さんセイジに元々の客人を降ろし、どうすんのか?と思うとおもむろと言うか突然に”imoちゃん、チギレ行こうか?”とな!!!(爆)。
はひっ!?
まぁ磯渡しなんてこんなもんですよ(笑)。
何年振りやろうねチギレへの渡礁。
恐らくここでの一番人気です。
しかも独り占め。
しかし歓喜もありながら超1級と言うプレッシャーもあります(爆)。
『ボーズだけはでけんwww』
本当妙なプレッシャーですわいw。
所詮グレなんて喰うときは喰うし喰わない時は喰わない。
しかし喰わない時の1匹を釣るのが本当楽しいんですわ。
で能書きはそれくらいにして...8時ごろ満潮に差し掛かるのでチャランボ持ってまずは荷掛けをセッティング。
渡礁時には問題ないと思われた中央部の荷掛け。
少し変なウネリも入り荷物下すぐのところまでたまーに波を被っておりますwww。
さてチギレの説明。
説明図の解像度悪いですがお許しを。
まず★が船着き。
釣り座は船着きもしくは南東沖向きの左右両方釣れるので場所としては3か所くらい?
本命潮は赤矢印城辺バエ向きに流れる潮。
足元から沖までシモリが点在していますが、左側に大きなシモリがあるのでそこから飛び出してくる模様。
ちなみに私はその潮に運悪く当たらずwww、そのパターンで釣った事なし(笑)。
ただし反対の潮である青矢印でも釣れるのがこの場所が超1級たるゆえんでしょうか?
船着きより船着け方向に仕掛けを垂らし竿2~3本右側に大きなシモリあります。
※黄色網掛け枠が巨大なシモリです。
丁度やや右側のセイジを見る感じの真ん中辺り、ここに巨大シモリがあります。
そこの左淵を流すとグレが飛び出してくる感じかな。

まぁ数少ない情報を元に書いてるので他にも正解や正論あろうかと思いますがお許しを。
あと仕掛けはあまり深く取り過ぎないのがここいらのセオリー。
大体私のここでの仕掛けは2~2ヒロ半まで。
深く刺し込む場合は短い仕掛けを潜らせるようにします。
まぁ人其々の好みもありますので参考程度として下さいまし。
さて久し振りの渡礁に興奮しながら仕掛けをセッティング。
荷物転げ落ちそうで怖いのですが(笑)。
早着けの城辺バエはすでに竿を出しております。
で、まずは沖側向いてエサを磯際から撒きまして、流れを観察。
結果左側から右へ....
所謂あかん潮です(爆)。
仕方ないので沖向きあきらめ船着き側を陣取る事に。
磯際にはコガネスズメダイが湧いておりどうやらこいつがエサ取りの模様。
他の魚は見えません。
そんなこんなで数投すること竿2本弱先でシモッたウキが消えラインが走ります。
上がったのは30弱のグレ!
とりあえず坊主は一応免れた....
その後安定しない潮に苦戦しながらさらに十数投。
ウキ下2ヒロから斜めに潜らせるとシュッーとラインが走り、ガツンと乗ったその感触は明らかにグレ?と思わせるモノですがすぐに針外れ....
ショック大でしたが掛けバラシでは無いのですぐに同じところ数投、同じようなアタリで無事タモに収まったのは40超えのこれぞグレ?って奴を無事にゲット。
心の中は正直安堵の気持ちで一杯です(笑)。
しばらく餌を取られるばかりなので更に釣れた場所から竿1本投げて潜らせ、またまたラインが走って掛けたのが本日一番良く引いた目測45センチは超えたエエ型!!
本命逆潮ではありましたが、モーニングサービスで何とか救われました。
しかしその後はサッパリ....
まぁ世の中そんなに甘くは無いっちゅう事ですなwww。
沈黙の時間続く.....
あっ、ちなみに左側城辺バエは私の沈黙を余所に結構竿曲がってました。
後半は外道っぽいのにみえましたが、それでも何らか竿曲がるの良いですね。
ここの磯(城辺バエ)、斜めに傾いた独特の形状ゆえ私は上がったこと無いですが、今年大当たりの磯のようです。
良く釣れているようです。
まぁこれ書いたら行く人増えるんだろうけど、お年寄りは辞めといたほうが良いですよ。
足場本当危なそうだからね....
セイジ向きはこのような感じですが、画像右中央辺りの黒い影判りますか?
ここよりグレが飛び出してくるようです。
エサは直接撒かずかなり手前から撒いてここに少量が届くくらいが丁度良しです。
その後、潮の流れが悪くなり釣り座を変えてあれこれ試すも、外道すら掛けられず我慢の釣りが続きます。
やっとこさ久し振りに掛けたのがこの子とは....
遊べたけど持ち帰りはご勘弁www。
その後磯際で2発とんでもないの掛けましたがハリスぶち切られ。
まぁグレでは当然ありませんが、掛けたら顔は見たいですよね。
※たぶん見たらガックリするけどwww
さてその後潮はだいぶ引いて城辺バエの岩肌むき出しの状況がよく判ります。
次回の釣行時の情報取集で特に干潮時はあちこち見ておくようにします。
う~ん、良かったような悪かったような.....
でもコンスタントにずっと釣れるような潮ってそうそう無いんですよね。
と自分に言い聞かせてこの場を後にしました。
40オーバー2桁釣りはお預けですwww。
そして弁当船後の後半戦の苦戦にいささか後ろ髪を引かれましたが、また次へ宿題とさせて頂きます。
まぁ他の釣果も釣ってる方でそんな感じでしたから欲を言うたらあきまへんな。
さて寒グレと呼べる沖磯での良型グレは3月一杯でほぼ終盤となるでしょう。
今期は出足が大寒波などでほとんど行けずでしたし、現在も冬と春との入れ替わりで風波きつく、ここいら辺の渡船も週に1~2度程しか未だ出られない状況。
反面釣り荒れは少ないので比較的グレの顔は見られる状況ではあります。
さて釣果ですが久し振りに外道のお持ち帰り無し(笑)。
大中小の釣果となりましたが、大中には立派な白子ありました。
そして大は47cmと今シーズン最大となりましたので良しとしましょう。
最大は私独りには十二分過ぎるので友人宅にお譲りさせて頂きました、ハイ。
※お友達のLINEから送られてきた美味そうな調理画像です。
シーズン終盤、来月あと1回行けるかな?的な感じです。