先日JCIでの臨時検査を無事終えました寄せ集めのDT5 502S。
とりあえずバケツでのアイドリングや吹けあがりテストまどを済ませていますが、実際どのように走るのか?
こればかりはやはり海上に出てみないと判りませんね。
と言う訳で早速海での試験航行を行って参りました。
で、連休初日は溜った疲れを癒すべくゆっくりと寝て、起床後は自宅の掃除や洗濯などこちらも溜った用事を済ませ、昼からは前ブログの通りのリールメンテナンスと試験航行の準備です。
ボートも少し実践を離れると積み込む道具類などもついつい忘れがちになります。
特に法定備品類は勿論ですが、安全に関わる備品は一つでも忘れると気持ち悪いですからね。
で、連休2日目の金曜日3時に起床。
駐車場を出たのが3時半過ぎかな?
いつもの港に向かいます。
4時頃いつもの港を降りる坂を下ると前方から軽トラが来ます?
こんな時間に上がって来るのそうそうないのですが?
と、その方達見覚えのある方々。
結構よく会うミニボーターさんでした。
すれ違いざま、「どうしたんですか?」と聞くと....
「スロープにロープ張られて使えませんわ....」との悲報。
まぁね....いずれはこうなるの見えてましたが、昨年のI漁港同様まさかここまで来るとはね....
思いの外早かったな....これが可搬式ミニボートの現実!どんどん出撃場所が無くなる。
他の場所に殺到....→ からの近隣住民の苦情でスロープ閉鎖....
まさに負の連鎖ですね。(遠いところを見ている目)
昨今のボートブームだけに関わらずコロナ渦で増えている釣りやキャンプ。
増えるのと反比例して減って行く場所。
初心者アルアルの「マナー知りませんでした...」も近隣住民からすると積り積もって結局はこのような措置になるのでしょう。
まぁ自然の流れに任せて私の出来る事は、ささやかながらもこう言ったブログからの啓発や自身が港へ行った時のマナーを守ることぐらいしか出来ません。
とりあえず封じ込められても合法的かつ自分の楽しみとしてこれからもボートライフは探求していく所存です。
そしてもう一つ!
私が船舶免許をわざわざ取得して運搬できる範囲での出来るだけのパワーアップを目指している一番の理由もこのような出撃場所の少なさからです。
小型船舶において安全に帰るための距離の定義は時間換算にして片道1時間ですが、実際風波が強くなると操船方法や速度も変えていかないといけないので凪の時よりも2~3倍の時間が掛かります。
なので私の中での片道は30分をおおよその目安としています。
※余程の凪でポイントを点のようにして移って行く場合結構離れますが....
まぁ一度辛い中を1時間も航行したらどうなるのか?身をもって経験したら判ると思います(笑)。
実は今回使用させて頂いたスロープ。
駐停車違反もなく民家も無いので近隣へのトラブルも無いような場所から出したのですが、いかんせんポイントまでが遠い港。
なのでミニボーターさん、恐らく一度出しても二度目は来ないようなある意味穴場なのです。
そこから以前良く出していた今は封鎖されているI漁港のポイントまで2馬力だと恐らく40~50分。
そこからポイントをウロウロしてもかなりしんどい距離です。
今回試験走行でその場所まで向かいましたが15分程度で到着。
これはかなり大きいです。
移動などで30分以上は出遅れたのでもう明るくななっています。
そそくさと準備開始。

今回フィールドテストの新振動子ホルダー。
当たり前だけどピッタリと納まっております。
502S、トランサムボードへ初めて取付しました。
準備完了!
竿2本を一応積んでおりますが、本日は釣り目的ではありません。
もう一つのテストとしてリールのオーバーホール具合も(笑)。
で、浮かべてエンジン掛けますがあまり芳しくないwww。
防波堤に釣り人が数人いるのでとにかく港ははやく脱出したいんだけどwww.....
低速域のセッティングが甘くギア調整もまずいですねぇ。
バックギアに入らない、ニュートラル状態のはずがリコイル終了後軽く前進する症状。
アジャスターを少し弄らないと.....
で、中域から高域は快調!!!
CDIユニットは活きてる証拠ですな。
今日は釣りをする気が殆ど無いですが一応鯛ラバを取り付けてリールの具合を見ます。
まだ少し異音が残ってますがかなり良くなりました。
クラッチはキッチリ入るように。
ちなみに昨年まで多くのカヤックや2馬力ボーターさんで賑わった某ポイントですが、船影が全然ありません。
情報交換も出来ないのでこれはこれで寂しい限りです.....
冬と違って魚は良く写ります。
この日は東寄りの風で午前中からどんどん強くなっていきます。
東に抜ける沖はかなり波が高い。
そうした中でもアクセル全開で滑走に入るので微調整が済めば快適になりそうです。
折角なので動画を製作しました。
是非ご体感ください。
ちなみに以前の2馬力を比較サンプルに。
明らかに違いが判るかと.....
このIDですが、IDとパスワード忘れて使えません。
登録頂いた方すいません。m(_ _)m
おっと、コイツも忘れちゃいけない.....
リーシュコードに取り付けたキルスイッチですが、このように足首に巻いて使用。
暑いし釣りをする気もないので予定より1時間早めの8時に港へ戻りました。
毎回このように振動子部分はゴミが絡まります。
ちなみに滑走状態に入るとさすがに魚探は誤作動を起こし水深100m以上を計測(爆)。
適正な速度があるのでポイントを探す際はアクセル中域くらいまでとなりそうですね。
やはり絡んだゴミの圧力が凄いのかリベットが少し緩みました。
こちらはすぐに手直ししておきます。
帰還後とりあえずまずはギアの調整。
この部分を上下させるのですが....
バックギアの入りが悪い....

まぁまだあと数回程度は試験航行必要な感じかな?
とりあえずDT5のポテンシャルを体感いただければ幸いです。
さてキャブの再洗浄と調整を試みてみます。
ではでは。m(_ _)m
Posted at 2021/07/24 09:23:24 | |
トラックバック(0) |
船外機 SUZUKI | 日記