2000年初旬に絶版となりましたスズキの2スト船外機。
製造終了から20年近くが経過し、消耗パーツについてもメーカー終売の案内やパーツ価格改定などが非常に多くなってきています。
その中でも金属パーツについては比較的部品取りからの流用が可能なモノのゴムや樹脂系もモノについては劣化が進むため非常に困ります。
その中でも各機種共有かつ非常に重要なパーツについてはリプロダクトと言う形で海外の知らない所が社外品として製作しているようです。
その代表例としてはインペラや高額なCDIイグニッションなどがあげられます。
さて今回は微妙なパーツではありますが、絶版品となっていますので自身への覚書としてブログに残しておきます。
ちなみに個人調べにつき情報が正しいかどうか判りません。
そこはご了承ください。
今回はロアカバー周りの部品。
まず赤丸部分は絶版商品。
2番のエンジンロアカバーのラバー。
大抵錆と汚れで硬化して交換したいパーツではありますが、安定の終売部品ですwww。
なので汚れていても丁寧にパーツクリーナなどで拭き取りを行いまして大切に使いましょう。
今バラしてクリーニングと錆び落とし中のロアカバー。
ラバー取り付け部分は塩害おびただしい場所でもございますね。
裏面もかなり傷んでます。
ボルト取り付け部分やくぼみなど走行時のスプレーを浴びたりするとどうしても乾きにくく、そう言った箇所から錆の進行が始まるようです。
めちゃめちゃ汚かったラバーもとりあえず拭き取りして大切に取って置きます。
貴重なパーツなので捨てないようにしてくださいねwww。
さて先ほどのロアーケースを繋げ止めるドライブシャフトハウジング。
黒い緩衝材も図面3番の通り、すでに終売となっています。
こちらも汚れが凄かったですが、チギれないよう丁寧にお掃除www。
寸法は縦120mm×横184×高さ10mmと言ったところ。
素人採寸に付き誤差はお許しいただきたいですが、こちらは最悪スポンジの緩衝材なるものが色々販売されています。
カットは少々難しいですが、代用品作れそうですね。
あと耐油性でなくても行けそうですが、グリスやガソリンなどもよく付着するので出来れば耐油素材の方が良さげ。
このようにどんどん失われていくパーツが多数ありますので、代用できるものは代用。
仕方の無いものは現状維持で使うしかありませんね。
数少ないDTオーナーの為に覚書として残しておきます。
ではでは。
【注意】
赤丸以外に実際にオーダーをしてから終売が確認されるものもございますのでご注意ください。
Posted at 2022/03/03 09:34:49 | |
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