さて今回は少し違う船外機のドナドナ話。
水没ジャンクとしてその処分に困っていた知り合いより頂きましたこちらのDF15ですが.....
1.愛媛県南西部より譲り受け.....
2.香川県高松市で軽くバラシ.....
3.大阪府某市で保管。
今後を踏まえて部品取りとして使うかなぁ....と考えましたが、仮に使えるであろう条件として.....
FRP艇で取り外しを行わず常時トランサムに掛けている状態が必須。
理由として、こんなデカイ船外機いちいち取外しなんて出来ませんわwww。
あと、エンジンより上の状態は比較的良さげなモノのドライブシャフトハウジングなどの腰下周りについては中々の固着っぷりですw。
で、そうなるとかなり邪魔なお荷物となりますので縁あるお方への嫁入り先を探しておりましたが.....
高知県で個人経営されている自動車屋さんとコンタクトが取れまして、売買契約からかなり先となる1か月後に納品して参りました。
このようなジャンク品ですが個人売買は正直あまりしたくありませんでしたが、事前の調べでこちらF自動車さんは個人経営でありながら船外機各種のメンテナンスをされていると判り、興味&安心と言う事で今回お譲りさせて頂く事に。
大阪に戻るのが月初めの1回と言う事で6月5日に香川県まで持ち帰りまして.....
4. 香川県高松市へ逆送致www。
5. 高知県某市まで納品(爆)。
と、何か変なルートを辿りまして無事ブツを収めて参りました。
その時の様子がこちら!

こんな感じでDF15 の荷下ろし完了。
でこちらF自動車のF社長さん。
御歳まぁまぁ行ってられるんですが、中々面白い方でした。
こちら風光明媚な海沿いののどかな集落にある個人経営の自動車屋さんですが、普通に幹線道路なんぞを走っていては絶対に巡り合えないような場所にございますwww。
所謂田舎特有の街の自動車屋さん?って感じの所なのですが.....
現在自動車販売よりも漁船関係に関わる船外機の取扱いが殆どらしくって、人気として4ストロークの8~60馬力程度が一番の需要だとか。
今回納品したDF15も3機目とのことで充分復活出来るだろうとの事でした。
ちなみにボートも山積みされていて私からすると宝の山に見えるのですがwww、上は25~30フィート船や200馬力船外機に300馬力ほどのディーゼルエンジンに至るまで何でも独りで触られているようでした。
残念ながら漁師さん相手に付き、2ストロークエンジンについては部品取りを除きほとんど現在扱っていないとの事でしたが、船外機の事から地元ネタに至るまで1時間以上の歓談となり、お互い取引何て忘れるレベルで話し込んでおりました(笑)。
あと強烈なボルト固着についても酸素で炙ったり、ネジを飛ばしてからデカイ金属溶接したりと何でもござれで対処するんだとか!
まぁ
船外機もでかくなればボルト径なんぞもでかくなるので繊細な作業は少ないと思います。
ある意味安心して今回お渡し出来るって事です。
それと、和船の14~17フィートなら数台あるよ!との事で、老後のボート相談しようかな?とも思いました(爆)。
さて宝の宝庫をしばしご覧ください!!
こんな生活憧れるwww!
多分目測だけで30機ほどの大中小船外機が無造作に転がっておりますwww。
ちなみに当たり前だけど車も一杯転がってましたぜwww!
漁師さんはどうやらヤマハが一番人気のようですね!
ちなみに近くにマリーナもありましたが、そこで出来ない修理をここで扱っているとかwww。
可笑しな話なんですが、それも船外機メンテナンスあるある。
ちなみに軽い水没機でのピストンシリンダ固着の場合、シリンダホーニングとピストンペーパー掛けで普通に復活させるぞ!とな(笑)。
さすが頭で考えるより実践多数こなされている強者には敵いません。
まぁこのような専門的かつ技術的な話はともかくとして、こう言った方の裏話については色々と勉強になりますね。
また困ったときやお世話になる時は相談させて下さいと!と申しましてこちらを後にしました。
結局DF15については私とは縁がございませんでしたが、第2の人生として復活もしくは身体の一部がパーツとして生き残る事でしょう!
おっと最後にF社長さん、庭先に沢山実っておりました今が旬のビワをお土産に沢山頂きました!
水没DF15の復活を心より祈念いたします!そしてこれでとりあえず手持ちはまたDTのみ3機が出そうでw.....
ではでは!
Posted at 2022/06/14 11:20:33 | |
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船外機 SUZUKI | 日記