拙いブログもコツコツと書いていますと結構溜って行くもんですね.....
ゴムボート快適化計画と言うカテゴリに書いたブログが気付いたら70にもなっていて本日慌てて細分化いたしました。
これで少しは過去のブログを掘り起こししやすくなったかもしれません。
さて今回お題目のゴムボート用魚探振動子として一定の成果を上げた自作ステーですが......
よくよく読み返すと肝心の使い心地や実際の不具合などちゃんと記載していませんでしたね!
それに反し一定数以上の方が当該ブログを読んで頂いているようですので、ちゃんとしたレビューとステー自体のメンテナンス&改良(補強)を実施しました。
現在の愛艇であるJCM305運用開始よりすでに2年弱が経過。
振動子は途中より改良版を真似させて頂き本体は全てアルミ素材にアルミリベットやステンレスネジを使用。
最初は差し込み部分を樹脂パーツで取り付けていましたが、結構な水圧に障害物なども当たりたわみが生じるため全て金属に素材を変更した経緯がございます。
まず泡噛みの状況はどうなのか?と言いますと.....
以前はトランサムボード後方よりブラケットを取付けていたためにペラからの泡の影響で少し走らせただけでも泡の反応が魚探を埋め尽くし使い物にならない状況でした。
が、こちらの取付けステーに変更し取付位置をダイナキールに挟み込む状態にしたら、時速何キロかは判りませんが、適当に走りながらでも魚探が充分見える状況に。
但しアクセル全開の爆速走行にしますと、泡噛みよりも深度計測に誤作動をきたします。
音波の跳ね返りを拾えなくなるのか?水深20mあるかないか?の場所で、いきなり水深が80mとかになりますwww。
まぁ水深に関しましてはハーフ画面のプロッター部分で等高線として水深が明記されていますので問題はありません。
またアクセル全開時は魚探反応を見ている暇なくあくまでもポイントの移動。
なのでそこまでナーバスに考えていません。
機能は充分果たせている状況です。
これが2馬力船外機とすればチューンモデルでもない限りせいぜい最高速度9~12kph程度だと思いますので、ちゃんと魚探が映ると思いますよ!
で、取付けのおさらいですが.....
このようにダイナキール空洞部分に挟み込みます。

きっちりと固定出来るようダイナキールの穴にはもう一つ樹脂製のバインダーと呼ばれるパーツを噛ませております。
なので挿入部分を最後まで入れますとがっちりと動きません!
但し所詮はアルミ素材なんですよね....
ギャンギャン瀬戸内海で爆走させるとこのように色々なモノが引っ掛かり、それが抵抗となりまして継ぎ目などに相当負担が掛かるようですwww。
結果リベットでカシメている部分のアルミが伸びて少々ぐらついてしまいます。
5mmのアルミ平板もこのように少し歪んでいます。
別角度より。
これ普通に曲げるのは結構大変なのですが水圧は相当負荷となっているんです。
取付け部より力が加わって歪みが見てとれます。
最初の内はチェックからのこのように鉄の台でカシメ直しを数回実施。
アノードは機能しているので、手を入れる際は必ず研磨。
あとボート本体のPVC補強の際にコードバンドを新たに取り付けもしました。
魚探コードもそのままにしておくと、まぁまぁのストレスですしね。
で、今回再度チェックをおこないましたが....
アノードは3回に1回程度で研磨が必要なくらい錆びて来ています。
それとリベットのアルミが叩きすぎて痩せて来たので一度外して再考します。
とりあえず取付け強度を増すためにM5ステンレスネジ式に変更。
タップでネジ山を切ります。
表側はプラスの皿ネジ式にしました。
これだけでまずまずガッチリと固定されておりますが.....
念には念を入れるため裏側はナット&ワッシャ&スプリングワッシャで固定。
最後の締結作業。
これでかなり留める強度は増しました。
アノードも少し磨いて復活完了。
とりあえず生き返りました振動子ステー。
こちらが裏側です。
今のところ魚探の買い替えは考えておりませんのしばらくはコイツのお世話になりそうです。
ちなみにジョイクラフトと言えど、ボートの種類によってはダイナキールが付属していないモノもございます。
そう言った場合はスターン部分のボートチューブにベルトを使い固定されている方を散見しますが、ペラから一定の距離を離さないとやはり泡噛みを起こすんでしょうね。
とりあえずいきなりの梅雨明けに益々浜からの出艇は遠のきそうですwww。
てかこの暑さやばいやろ。
今週末は会議を伴う帰省となりますゆえドーリーのテストもままならない状態で盛夏に突入しそうです。
熱中症にはお気を付けてボートライフを楽しみましょう!
ではでは。
Posted at 2022/06/28 14:06:39 | |
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