ちょっとずつブログも書けるくらいに余裕も出て参りました。
ただ私生活、特に土日は釣りに行くほどの余裕が未だございません。
今月1回くらいはボート出したいんだけどねぇ.....
さて本題ですが前ブログでロワーユニット取り外しとインペラ部分の撤去までは進みましたが......
インペラ下の台座部分、恐らくベアリングカバーとなるパーツがドライブシャフトを外さないと、そちらのパーツも外れないのでは?との推測の元、結局下部全バラシの決断が下りました。
が、プロップシャフトハウジングがプラハンマーや木片でしばいてもピクリとも動いてくれんのです.....
この作業は実は1週間前の出来事なんです。
で、そこから色々調べたり考えたりしている内に......
どうやらプロップシャフトハウジング専用の工具があることに気付きます!
いわゆるプーラーの一種なのですが、当然メーカー純正品なんて目が飛び出るほどの金額故に私には用のないモノです。
そこであれこれ頭の中で低コストかつ確実に取れそうな工具の自作を検討。
で、選ばれし素材がインチのユニクロメッキ仕上げのボルトナットセット。
お値段1セット128円で長さがおよそ200mmのロングサイズ。
素材で300円弱と格安なので失敗覚悟で臨めますwww。
ギアケースと並べるとこんな感じで結構長い素材です。
さてそれを整形加工するのですが、最初卓上型のツールで試みるもボルトが熱を持つため革手袋の着用となり非常に危険と判断。
こちらはすぐに却下。
で、逆に船外機のチルトアップ専用スタンドに無理くりボルトを固定。
当て木とCクランプでがっちり固定させて、削り部分をマーカーでヌリヌリ。
あとはハンドグラインダーでチマチマと火花を飛ばしながら六角の頭を削っていきます。
どうです?らしくなってきましたでしょうw。
もう1本も同じように削ります。
先端側面はハウジングに挿入しやすいよう削り込んでスリムにします。

そしてあとはハウジング排気口の部分に2本のプーラーを差し込み、アストロ製のやっすい留め具とセンタボルトで固定。
この工具恐ろしいほどぴったりとハマっておりますwww。
で、センターボルトを数回くるくるとモンキレンチで回しますと.....
あれほど動かなかったハウジング部分がかる~く浮いてまいりました!!
プロップシャフトハウジング討ち取ったり!!

しかし外側部分のOリング接点部分、無茶苦茶錆で腐っておりました。
これが嚙みこんで動かなかったんでしょうね。
さてギアの姿もあらわに。
ピニオンギアですが、サークリップではなくてナットで固定されておりますね。
今回作業はここまでですが、恐らくこれでベアリングケースまで詰めることが出来そうです。

外した状況の絵面です。
引っかけの部分を拡大ですが、挿入時このように穴から入り込み。
向きを変えることでこのようにがっちりとハウジングの内径に刺さり込みます。
と言うわけで300円以内で当分使えそうな工具が出来たよ!!

この作業の続きは今週末の予定ですが.....
まぁ急ぐ作業でもありませんのでパーツ失くさないようじっくりと整理整頓しながら行います。
ではでは!
Posted at 2022/10/13 06:12:49 | |
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船外機 YAMAHA | 日記