
さて今日はリールのお話。
もうこのリールを購入して何年経過したのだろう?
ダイワのトーナメントシリーズがフルモデルチェンジした時の最初のモノですが、恐らく10年は経過していると思います。
ちなみに冒頭画像はリールシート取り付ける台座裏側のエンブレムですが周囲のマグネシウムが塩害腐食しておりますwww。
フルモデルチェンジにあたり前のトーナメント2台とスプール6個を確かヤフオクに出して、それを元手に追い金し、正月のセールを利用して確か6マソ強!!!
もうね許せん価格ですよホンマ。
私の糞ブログを拝読される方の中には、当然ダイワ信者さんも居られると思いますが.....
今回は辛口でブログ書かせてもらいます。
ダイワのリールダメです(爆)。
とまぁ強い口調で書きましたが、付け加えると....
ハイエンドモデルと呼ばれるものやフラッグシップと呼ばれるモノと言う限定つきにさせて頂きます。
これは長く使ったからこそ声を大にして言いたい。
まず使用1年目でガタツキが出て購入した馴染の釣具屋の店長にクレーム。
本来メーカーって中々クレームを認めませんが、釣具屋さんも使い方や使用時間・程度を見てある程度メーカーにモノ申してくれたので、特別検査という名目で無償調整となりました。
この時すでに嫌な予感はしておりましたがwww。
その後も2~3年に一度は何らか故障してすでに5・6回はオーバーホールする始末。
ちょっと回数が異常に多いですね。
ところでこの機種が出始めたころ、何故これに飛びついたかと申しますと.....
1. ワンタッチスプール交換機能への変更。
これは当時画期的な機能でした。
適合ラインへ瞬時に変更できるスプールは本当便利です。
2.エアーベールの採用。
これも当時としては画期的な構造。
リールのベールローラ部分へのライン絡みを極端に減少させてくれた。
3.マグネシウムボディ採用の最軽量ボディ。
これも当時としては画期的な試み。
だが今となってはこんなの要らんな!と思うwww
シマノは当時ステラなどでギアなどの安定性に定評があり、乗り換えるならこのタイミングでしたが、当時のシマノBBXテクニウムについてはそこまでの画期的機能が無い上にレバーが抑えづらい。
あとシリーズモデルなどでの互換機能がイマイチ不透明でこれまた使い辛い理由の一つ。
実質磯で使うリールはこの2社にほぼ限られるので一長一短中の択一となります。
で、下した結果のダイワisoシリーズ。
現在予備のインパルト1台に他の予備スプール4個。
しかしながら先にも述べましたが年に数回程度の釣行にも関わらずおおよそ2~3年程度でベアリングやその他の破損が多すぎます。
まぁこれも逆に言うと使わないから調子が悪いと言う理屈もあるんですけどね.....
で、今回本題となります『ダイワ病』なる病(やまい)。
これネットでここまで書かれているとは正直知りませんでした。
ベールのロック内部のダイキャスト?もしくはカラー部分が使用による摩耗でへ立ってくる現象なのですが、大きな特徴はベールが下がり様々な悪影響を起こします。
ちなみにこの私のリールもバリバリのダイワ病(爆)。
金色のベールとレバーブレーキのレバーが完全に干渉しています。
赤丸部分ね。
最初の頃はそれを知らずにリール巻くもんだから、レバー削れてしまった(爆)。
症状が判ったのでどの摩耗が酷いのかバラシて見る。
どうやらここが原因のよう。
スプリングやネジはパーツクリーナーで掃除。
錆びや汚れたグリスなど除去します。
更に拡大するとここが削れてへたっている状況。
かさ上げする適当なモノも特にないのでアルミの端材を削り、2液性の接着剤でむりやりかさ上げる寸法。
米粒より小さい(笑)。
面倒な作業ですwww。
とりあえず3mm四方のかさ上げ部品完了。
硬化剤入りの接着剤を少し盛ります。
もう無理くりやね、こんなの(笑)。
勿論平行には程遠いですがベールは確実に起き上がりました。
ちょっと起き上がりすぎですかね?
でもこれくらいのほうがトラブルは少なそう。
とりあえずこいつは当面酷使してあげるけん。
まぁブレーキ壊れとるのでどのみちメンテナンスは出さないといけんしw。
そして今回かなり辛口だった理由。
そもそもこちらの症状!5年ほど前にメーカーへオーバーホールを出した時に伝えており、気持ち対処されたかな?くらいで戻ってきましたが、すぐに症状が悪化。
メンテナンスリポートにも何ら記載が無い上に今回自分で見た感じでは何ら対処していないような感じに取れました。
そしてこのリールに限らずダイワの他のキャスティング系スピニングリール多岐にわたって同様の症状が出ている点。
このリールがすでに10年以上経過しているにもかかわらず現行品が改善されていない点。
※他も含めて。
要するにこの不具合が悪いのではなく、未だ放置している姿勢がね.....
こんな部分天下のダイワさんなら改善できそうな部分だと素人の私にはそう思います。
総合的に判断して、モノの品質よりもメーカーとしての在り方があまりにも残念に感じています。
別に『タダで直せ!』とは申しませんが、次に高額なリールを購入する気には今はありません。
選択肢が2社だけなので声高に言っても仕方ありませんしね。
で、私の出来る事はこうしたブログを書くことと、他のリールと比べる事(いわゆる不買となりますが.....))。
まぁ出来る事と言えばそれくらいでしょう。
コールセンターにかけたらもっと残念な結果かもしれないしねwww。
お断りをしておきますが、ダイワ(現グローブライド社)には他に素晴らしい商品も沢山ある事を付け加えさせて頂きます。
今まで色々とお世話になった商品数知れず。
今回少々マイナスを与える書き方をしておりは致しますが、モノを大切に扱いたい者にとってのメーカーさんのこのような不具合対応は是非改善頂きたいと思います。
ダイワ病!あなたも患っていませんか?www