昨晩、帰宅途中の話しですが、前にここに書いた通り、片側二車線で、右側を延々と法定速度以下(60kmのところ約45km)で遅く走る、道路交通法違反車を、左車線からなりゆき上追い抜いたのですが。
※一般道でも、右側車線通行は、3ヶ月以下の懲役あるいは5万円以下の罰金
近づいた時に、初心者マークがリアに見えました。
んっ?
最近免許を取ったのなら、教習所で、一般道路も左側車線の通行義務を習ったはずだけど?
でもね、初心者マークなので、場合によっては、バックミラーで迫る車を見て、気をきかせて急に左車線に針路変更する場合もあるので、こっちもゆっくりと追い抜き。
追い抜く瞬間も急な車線変更に備えて、左足は、ブレーキペダルの上に軽く乗せ、いつでも急ブレーキ踏める体制。
で、何もなくそのまま追い抜けたので良いのですが、ほんと左側から抜くのは、特に危険なので、困ったものです。
初心者マークのドライバーさん。
一般道でも、左側車線を走りましょうね♪
さて問題は続きます。
そこから1キロ先から今度は今度は、道が片側1車線になる。
信号で待っていると、近づいてくる後続車は、多分さっき追い越したその車。
フォグランプの特徴でわかりました。
フォグランプもね、本来、濃霧とブリザードぐらいで、
視界の悪い時のみ点灯させるんだけど、まぁ、先輩ドライバーの多くが、これも守られていないから、ここは仕方が無いのかな?
フォグランプの フォグ は霧と言う意味なんだけど?
さて更に問題は続きます。
そこから若干 辺鄙な道路になります。
街灯も少なく暗く、交通量も少ない。
ボクは、はるか前方に対向車もいないので、ルール通り、ハイビームに切り替え。
するとその後続車の車も真似してハイビームに。(笑)
眩しいなぁ。
ルームミラーが、ブルーガラスだからまだ耐えられるけど。
あのね、前方に車が走っている時は、ロービームなんだよ。
ハイビームの照らす距離と角度とか教習所で教えないの?
ざっくり言うなら、前の車との車間距離が、100m以上あればそこからやっとハイビームが可能なんだよね。
できたら150m以上かな?
ハイビームとロービームの使い分けも教習所では教えないのかな?
ここでヘッドライトのおさらい
☆道路交通法では、原則ハイビームです
道路交通法、第五十二条
原則的にハイビームを使用し、
対向車がいる場合や、前を走る車がいる場合には、運転の妨げにならないように減光するよう定められています。
※+歩行者、自転車かな。
つまりヘッドライトは、ハイビームこそが通常モードで、ロービームは減光モード
逆に減光を怠った場合も違反。
街灯がある比較的明るい道路でも、対向車や先行車がいなければ、基本はハイビーム。
でもね、ボクのトコ都会で、深夜も車たくさん通ってるから必要ない なんて方も多いかと思います、
都会の市街地では、深夜でも常に対向車や先行車、歩行者がいるから、基本ロービームとなることが多いけど、ロービームが自分の意志で切替えた臨時モードだということを常に頭に入れて走行が必要。
つまりチャンスがあればなるべくハイビームを使う
障害が生じればすぐにロービームへ切り替える。
ある程度の反射神経と判断力が無いと、そこに気を取られて事故とかもあるので、普段からの切り替えの訓練は必要だとも思いますが。
さて、ここでもうひとつおさらい
☆ハイビームとロービームの違いとは?
ヘッドライトにより照らされる距離は、ハイビームが約100m、ロービームが約40m
深夜多くのドライバーが出す速度の時速60km(秒速16.6m)で走行中に障害物に遭遇した場合。
道路に泥酔していた人が寝てたとか?
笑いごとではありません、実際にあった話しです。
発見からジャスト1秒でブレーキを踏んだ。
↓
ブレーキが効いて車が停止するまでに約37mの距離。
制動距離37mVsロービームの照らす距離40m
優れた夜間視力、動態視力、反射神経、ブレーキ、タイヤの性能 ドライの路面
このすべてが揃ったケースであれば、時速60kmでロービームで走行できるわけで。
つまり何が言いたいかと言うと、
ロービームなら死んでも60km以上の速度は出すなよ!ってことです。
言葉を変えるなら、ハイビームがつかえない状況なら速度は60km未満でと。
しかし、道路交通法もこの時代の流れ、進歩から順次改訂も必要に思います。

多分、この辺ももうじき、法の網にかかるとは思いますが。
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Posted at
2015/06/14 14:32:04