そういった訳で、意外と簡単にノートPCのCPUを交換できました。
あまり素人には、お勧めしない作業ですが。
交換前のCPUは、セレロンB810 ですが、交換したのは、Coreiー5 2520M
もちろん今時の新型では無く、中古の第二世代のCPUですが、お値段は3,000円です。
交換後 電源を入れ起動。
PCのシステム画面で、認識してるかチェック。
まぁ、認識してない時点で、PCがまともに起動してないと思いますが。
起動後、念の為、1回再起動をかけ、システムから呼び出した画面です。
PC側でも、キチンとこのCPUを認識してくれたので成功です。
※最初の起動の時は、CPU交換したので、PCもかなり時間をかけてチェックとかした感じで時間がかかりました。
この感、不安で ハラハラドキドキ、、、、。
失敗したら、またもとのCPUに交換しなくてはならない。
普通は、この後で再起動の案内が画面に出るのですが、出ませんので自己判断で再起動。
作業時間は、内部の清掃を丁寧にやっても1時間以内、お手軽な作業だと思います。
車の整備手帳では無いので、簡単に作業手順のご紹介。
作業手順
A作業
①バッテリーを外す
②DVDドライブを裏面のネジ1個外して引っ張ってはずす。
③HDDに蓋を開けて、ネジ1個のみはずして、HDDを外す
④メモリのトコのネジを1本外して蓋を開ける。(中にもネジがあるので)
これらは事前に取り外しが必要。
B作業
①ノートPC下部のネジ 14個?ぐらいを外す。
ともかく表面に見えるネジは全部はずす。
奥まっているから、先端が磁力帯びてるドライバーが便利です。
この位の磁力ならPCに影響も無さそう。
気になる方は、クリップより細い素材の先端をループにして引きながらかな。
②ネジを、14個全部外したら、バッテリーの無い側、下部の手前側へ親指の爪を差し込み、横にスライド、かみ合わせのプラ部分を軽く浮かしていく
内装剥がしのヘラが見つからなかったので、爪で代用。
これを左右、上部と繰り返すと簡単に下部の黒い部分が、ガバっと外れます。
このPCの場合は、比較的爪のプラが薄いので指系のテンションで開きます。
ここからは、次にCPUのヒートシンクとFUNのネジ計5個を外します。
外すとこんな感じ
ちなみに、左上に見えるのは、PCの部品では無く、ノートPCの下に敷くタイプのクーラーです。
普段からコレを使用しています。
クーラーを使っているせいか、PCの下部のシールとか、全く熱で、変色して無い、お勧めなパーツです。
CPUは、黒いツマミを-ドライバーで180度回すと取れます。
細いピンが多いので、折らないようにゆっくりと上にそっと持ち上げる。
ついでにこのFUNも掃除したいので、2個のネジを外して、配線コネクターを外します。

※FUN用の上のネジが、銅管の下にあるので、銅管部分を持ち上げて、ドライバーを差し込みネジを外す
だから取り付ける時は、先ずここのネジを、一番先に絞める
FUNの掃除、ここは、掃除機⇒刷毛⇒エアダスターの順
外したCPUです。
んっ?SONYさん、コレ グリス多くねぇ?(笑)
ただ固まってもいないし、熱による劣化も無いので、良いグリスを使っているように感じます。
やっぱりグリス着けすぎだけどね。
ピンポン~♪
ここで時間どうりに、Amazon&yahooさんから、宅急便が到着
時間どうり good timing♪
good timing♪と言えばこの曲だね。
不思議なピーチパイ 竹内まりや
https://youtu.be/MYkxyqRshYA
荷物①

熱伝導グリスです。
ここはケチらないで、画像のグリスをチョイス。
荷物②

中古のCPUですが、綺麗に表面のクリーニングされていますね。
良いお仕事をする業者さんみたいです。
熱伝導グリスの塗り方は、専門家さんには怒られそうですが、持論なのでこんな感じに塗ります。
代替えに、アルミホイルの切れ端でも挟んでおこうと、真剣に考えましたが。(笑)
CPU金属部分の4辺の淵から約2mmぐらいで、マスキング
比較的粘度の高いグリスですが、ボクは指でハンドクリームを塗り伸ばすように塗ります。
粘度の高さは、物に例えるなら冬場のピーナッツクリームぐらいでしょうか?
指で均等にならないで表面にわずかな 角が見えている点で、グリスの粘度がわかるかと思います。
きっちり平面を均等にしたい方は、ヘラのご使用をお勧めしますが、基本薄いほうが良いので、誰がなんといっても指です。(笑)
で、最後に中心にかるくポンとグリスを置く感じ(コレしなくてもいいんだけどね)
ヒートシンクのカバーは、スプリング内蔵のネジ3個で止めるギミックなので、ネジを締めると、密着。
グリスは空気よりは熱伝導率が高いので双方の金属面の隙間埋め的な役割だと思いますが、熱伝導率の高いタイプのグリスでも、アルミや銅にはまったくかないませんがね。
画像CPUの右下に金色のドットが6個見えますので、そこにグリスが垂れないように、更に2mm内側へ。
通電しないグリスなら、ここへグルスが垂れても大丈夫なのかもしれませんが、念の為。
どうでも良い拘りですが。
な感じで後は、外した手順の逆で組み付け。
このPCは、14インチですが、同じ当時のSONY上位モデルで、17インチの一番高いヤツに、このCPUが使われていたので、比較的順応性もあるのではないかと言う勝手な推理で選択しました。
そのままパソコンが 認識したと言うことは、同じシリーズのPCで使われているので、互換性もあるのかな?
この辺はメーカーサポートも情報も無いから、先人の例を参考にするか、ある意味ギャンブルですが。
ただ残念ながら、このCoreiー5 2520Mに付随してる グラフィックス Intel® HD Graphics 3000
は、Windows10迄対応していないので、ここのアップロードが Intelさんのホームページからできないのが唯一の難点でしょうか?
今後、Windows10用のサポートが始まればインストールしたいと思います。
まぁ、ゲームとかやらないので当面必要も無いのですが。
起動して、いまPCでこうしてブログを書いています。
先週、メモリも4GB増やしたこともあり、かなり サクサク快適になりました。
さて、無事にPCも改造できたので、外出します。
※お決まりですが、この手のDIYは、メーカー保証も効かなくなるので、あくまで自己責任です。
タワー型PCと違い、ノートPCの改造はあまりお勧めしません。