例によって長文ブログですので、適当に最後の数行のみお読みくださいネ。(笑)
4年ぐらい前に書いたブログ 『高速道路のトンネルを走行できない症候群』
未だに反響が多く質問等もありますので一部補足して書いてみたいと思います。
高速道路、トンネル、橋の上を走行中に、心臓バクバク、手に冷や汗、気密差的な耳のふさがり
意識が飛びそうになる。
ある意味幽体離脱的なものを経験した事の無い方は、不要な知識なので、お読みにならないで下さいネ。
経験の無い方はまったくわからないと思いますが、車を運転している方で、普通に市街地は走れるんだけど、高速道路、トンネル、橋の走行が苦手で恐怖すら感じる方ってけっこう多いのです。
多分日本全国で数千人から数万人いるんじゃ無いかな?
市街地は普通に走れるのに何故?
高速道路、トンネル、橋のこの3つが全部ダメな方もいれば、どれか一つの方もいるので克服は難しいのですが、そんなお悩みの方に参考になれば幸いです。
先ずはひとつづつ考えられる要因を抜粋して書いてみたいと思います。
高速道路が苦手
①早い速度が苦手
②高速への合流が苦手
③直線を主体とした構造上の問題
トンネルが 苦手
①照度が暗い
②閉鎖勘がある
③構造上の問題
橋の上を走るのが苦手
①高所恐怖症
②強風や路面凍結の経験
③構造上の問題
どれも共通してる③は構造上の問題と簡略に書いています。
ボクはここでの共通する興味深いポイントは、
景色
だと思います。
そしてもしかしたら、長い間の運転時の癖で、目線がズレているのでは無いでしょうか?
つまり本体車の運転中の目線や視野は、速度に応じて
以下、JAFさんより引用
↓
自動車を運転しているときに得られる情報の約90%が視覚情報であるといわれています。運転中のドライバーが目を動かさずに見える範囲(視野)は、注視点から視角5度の範囲であり、視力が鋭い「中心視」領域と、その周辺でぼんやり見ることができる「周辺視」領域から構成されています。運転者は「周辺視」で路面や景色の「流れ」をとらえて走行状態を確認し、「注視点」で詳細な動きや物体をとらえています。
つまり何が言いたいかと言うと、本来左右の景色は、「周辺視」でありぼんやり見ているはずが、かなりの確率で、景色が「中心視」であり本来目線の先である前方が「周辺視」になってしまう逆転現象が起こっているのではないか?
そうなる理由はあくまで想像ですが、集中して前方を見る事の出来ない、恐怖心、動くものへの目線の追従等。
※戦闘機のパイロット等特殊な分野では、独特な視野角や視点を持つ場合もあります。
これらの問題を専門に研究してる人がいるかもしれませんので、素人がこんな話題を書くのもなんですが、机上で考えている心理学や道路構造学の専門家さんより、実体験に基づく考察の方が、優れているケースも無きにしもあらずかと思ったり、思わなかったり。
ってどっちなんだい!(笑)
しかしこれらを1つづつ分析して考察すると膨大な資料になるので、将来リタイヤして暇になったら本格的に研究してみたいと思います。
さてなので、今回はトンネル走行恐怖症についてのみ記述します。
ボクの場合は伊勢湾岸道路の橋の上を走行していた時に、先ず独特の違和感、恐怖感を発症。
その後、連鎖的に高速道路のトンネルにも波及しました。
約1年チョイぐらいの期間かな?
伊勢湾岸道路の橋で出た初めての症状は、ハードな旅行の行程による疲れ、高所である事、左右の景色が単調である事。
それらの相乗効果から生じたものだと思います。
※現在は克服して東京湾アクアライン等も普通に走行できます。
ただ人間はトラウマ(現在ではトラウマを否定する理論も有)的に過去の経験の記憶から恐怖心がリピートする事もあるので、
また怖くなるかもしれない?
そんな気持ちがあると案の定怖くなったりもします。
当時、こんな手順で考察しました。
①先ず、症状の分析
初めてそうなった時の道路の状況や、体調、精神状態、思い出す範囲で良いのですが。
意外とその日の体調(疲れ)で発生する事も多いかと思います。
後は、幼児体験も含めて、過去に違うケースで同じような症状がおきたことがあるかどうか?
最初の体調不良で、たまたま起きた場合も、その事例がトラウマとなり、起こるのでは無いかと
言う、恐怖から再発するので、その場合は次の③ステップへ。
②目に異常は無いか?
意外と視力の低下や、加齢に伴う、老眼現象で、遠くを見る時と、計器を見る時の距離の違い
に、ピント調整が瞬時にできない場合は、軽く脳が 酔いのような現象になり、軽い、眩暈、汗
動悸、息切れ、意識の低下を引き起こす場合。
そんな時は、眼科医に行き、詳細な検眼と目にあった眼鏡に変えることで、解消する場合も
③運転目線はどんなんだろ?
トンネル、眼下の景色の良い橋、左右に山が見えないような、海の上を走る長い橋で、症状が
でた場合は、でも市街地でまったく症状が出ないと言う事は何故?
つまりいろんなカラフルな看板や家、町並みの景色の無い、モノトーンで単調な景色の高速道路では、目から飛び込む色彩の認識行為が無い。
もしかしたら高速で流れる単調な景色(トンネルの内部のコンクリ、流れる照明、流れる橋
の欄干に視線の意識が行っているのではないか?
特徴の無い色や形の物を認識しようとすると見る時間が長くなり、意識が集中するのかも?
その手前に迫る景色が、脳に脅迫観念を与えているのではないか?
人間が怖いと感じるのって理由じゃ無くて、理性だったり、錯覚だったり様々。
ん~ん、、、、、やはり市街地は普通に走れると言うことは、やはり③がかなり怪しい気がします。
ここまで分析したら、症状との対決です。
※精神科、心療内科等の治療を否定するものではけっしてありません。
普通は悩んだら症状が改善されないのであれば専門医の判断を仰ぐべきです。
ボクは心理学が趣味なので勝手に考察しています。
それって女性心理学専門やろ?って誰か今言った?(笑)
治療とか、治すとか、そんな固いことは考えずに、ゲーム感覚で、気楽に遊びます。
記憶術もそうですが、脳がリラックスしていたほうが、知識の吸収も早いし、心のスイッチの切り替えも楽です。
楽しく楽しくその世界に没頭する。
ポジティブな妄想、萌えなバーチャル
先ず、苦手なトンネル、橋を、交通量の極めて少ない時間帯にテスト走行します。
これは遅く走ることでの、後続車への遠慮や罪悪観念を無くす為。
比較的、距離の短い、トンネル、橋からスタート
法定速度をやや下回るゆっくりした速度をキープ。
後続車がいなければ、決して罪悪感も無いからね。
そこのポイントに入る前に、少し窓を開けて、自分の顔に風が当たるように。
頭を冷やす事と、顔に風が当たる事での刺激用にね。
頬に風が当たる感触に、ほんの少しですが、神経がそこに行ったりするので。
眠気予防と同じくガムを噛むのも良いかと思います。
【フン!負けるもんか!】と、自分に喝~!
目線をしっかりと速度に応じて、前方の先に集中。
※つい長年の癖で、横を流れる景色や壁に目線が行ってませんか?
目線は前方です!
走行前に脳天のツボ 「四神聡」を指5本でツンツンツン
余談ですが、鎮静作用が良いのか、はたまたカフェインで刺激した方が良いのかはケースバイケースですが、
ボクは運転中は比較的集中力を持続したいので、良くチョコ食べてから運転します。
トンネルや橋に入った瞬間に、大声で、好きな歌を歌います。
鼻歌では無くて、大きな声で真剣に熱唱します。
意識の一部が、歌う事に集中する事で、恐怖が、薄れていきます。
※窓ガラスを開けてますので、周りに聴こえて恥ずかしいかもしれませんが、
小さな村の中で無い限り、それが知り合いであったり、対向車と再び出会う事は稀有です。
恥はかき捨てでよいかと。(笑)
リラックス、リラックス♪
これを何度も成功するまで繰り返します。
※幽体離脱的な嫌な感覚を感じたら、自分の膝をおもいっきりつねり、
『戻れ~!』と大声で叫ぶと元の世界へ戻れます。(笑)
失敗しても、10回でも100回でも、フン!なんなら一生やったるわい!
一度でも成功したら、車の中で、やはり 大きな声で
「やった~!」
と、叫び喜びのガッツポーズ。
ここまでくれば後、1歩です。
1週間ほど、間隔を開けて、だんだんと距離の長い構造物へチャレンジ。
仕上げに速度を、法定速度にまで上げて、普通に走行できたら。
喜びを体と心に分かち合う為に、自分へのご褒美に記念に、美味しいもの食べたり、買い物をします。(笑)
お酒呑まれるかたは、その夜は、ちょっと豪華なお酒を買って、自分へ乾杯~♪
嬉しくて泣くかたもいるかもしれませんが、それも良し。
食べたり、歌ったり、買ったり、泣いたり、笑ったり。
これは決して冗談では無く、行動が自分の意志の支配下で行っている限り、その感情の起伏は、心に強く響くのです。
無くて七癖と申しますが、人間の好き嫌いや、恐怖心の対象物は様々だと思います。
世の中に嫌いなものがまったく無い。
怖いものなんて一つも無い。
そんな人の方が少ないと思います。
苦手なものや、怖い物があって普通なんです。
それをボクは勝手に 才能 と呼んでます。(笑)
悩んだりクヨクヨしないで、解決を楽しむような、明るいポジティブなゲーム感覚でチャレンジ♪
そんな今日の曲ですが、マナーの悪い運転を見るとたまに脳内で波動砲を発射してますが、考えてみたら、波動砲だと街ごと破壊してしまう。
だからこれからは ハニーフラッシュに変えます。
ハニーフラッシュと言ってもガールズバーではありません。
ガールズバーには行った事ないので行った方、感想をお願いします。(笑)
海上自衛隊東京音楽隊 - キューティーハニー
https://youtu.be/TvDWJif1sSI