2021年12月30日
ヒューマンエラー
【解説】エールフランス447便 墜落事故【航空機事故】
エールフランスで起きた事故ですが、正直言って、機長と二人の副操縦士のレベルがあまりにも低すぎる。
特にB副操縦士
操縦桿を引き過ぎたら失速することは、基本中の基本。
その失速を改善する為には、フルスロットルでは無く、操縦桿を戻すのは常識。
操縦桿を戻して翼の揚力を回復したら、少しづつゆっくりスロットルを開ければ良い。
A副操縦士は、自分の方が経験と技量が上であれば、
「I have control」を宣言すべきだし
警告表示の読解力が無さすぎる
コンピュータの異常な警告は、想定外の原因から起こる現象。
コンピュータは、融通が効かない。
なので原因は常に、基本的でシンプル。
ルーツを逆説的に辿れば良い。
操縦桿は今時は、ステックタイプになっており、旧来の操縦桿に比べて後ろから、互いの操縦桿の動きが見えにくいとあるが、失速してたら普通、ある程度の操縦桿の動きは予想できる。
そしてこの二人の副操縦士。
速度計の異常は、アナログ部分のピトー管の凍結や損傷を先ず疑うべきであり、凍結を疑うケースでは、燃料に余裕があるなら高度を下げ、ピトー管の凍結を溶かす方法もある。
こんなのは、初歩の初歩の知識。
速度計が異常な場合は、エンジン出力、高度、燃料の残量、音で、おおまかな速度は、暗算できる。
エールフランス社
副操縦士に高高度での手動による失速からの回復の訓練をしていなかった?
そんなアホな?
オートパイロットは、失速からの回復まではしてくれない。
失速から回復させるのは、人間でしょ!
教育プログラムがおかしい。
ここまで技量の無い素人に操縦させるのは、信じれない!
と飛行ライセンスを持たないど素人が、偉そうに批判してるのはいけませんね。(笑)
ヒューマンエラー
航空機事故の場合は、技量よりも、アクシデントに対していかに、沈着冷静に判断できるか。
そこにかかっているように感じます。
車の事故防止もですが。
さて、今更ですが、YouTubeで、『GOOD LUCK!!』と言う航空機のドラマを初めて観ました。
調べたら2003年のドラマらしいです。
ほとんどテレビ見ない人なので知りませんでした。(笑)
で、全10話観た感想です。
違和感が数点。
①主人公のパイロットのキムタクの喫煙シーンが多い。
18年の年月を感じます。
②ANAの副操縦士はあそこまでヘタでは無い。
気象状況が良いのであればもっとナイスライディングできる
③ANAのCAはあんなにチャラチャラしていない。
揺れ程度で悲鳴なんか上げない。
④隣人のユンソナの存在意義がイマイチ理解不能
⑤乗客のシェーバーの漏電による客室の停電。
居合わせた整備士が、機材や器具が無いので配線のショート個所は修理できないと言うが、ボクでもキャビンの救急箱に入っているハサミとバンドエイドで治せる。
⑥LA空港の閉鎖
滑走路が4本あるから、ブリザード以外は、めったに全面閉鎖はしないし、天候不順でも予備燃料で行ける空港は近隣にたくさんあるから、あの時点で成田に引き返す必要性は無い。
⑦PFとPMの役割分担があやふや?
確か副操縦士にもっと操縦をさせるはず。
⑧機種と乗員乗客数のミスマッチ
⑨ANAには機長が4人しかいないのか?(笑)
でもけっこうおもしろかったです。
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Posted at
2021/12/30 23:38:18
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