今夜のブログは、固苦しい話しなので、適当にスルーして下さいネ。
戦闘機の撮影とか、最近アップしてるので、誤解の無いように書きたいと思います。
子供時代から、乗り物全般好きな事もあり、プチなミリオタですが、戦争は、もちろん嫌いです。
とりわけ戦闘機が、好きなんですが。
実際に、イーグルパイロットになりたい夢もあったしね。
戦闘機は、あくまで乗り物のひとつとしての造形美が好きかな?
そんな話題の話しです。
ドラマ 空飛ぶ広報室 の中の第1話の会話を要約しています。
交通事故で夢を絶たれた不運の元戦闘機パイロットの空幕広報室の空井2尉と、取材に訪れた、ガッキー演じる、テレビ曲の取材記者、稲葉リカとの会話。
「戦闘機パイロットの話しを、題材に取材したらどうですか?戦闘機パイロットになるのって大変なんです。航空学校の倍率は40倍、、、、、、」
との、空幕広報室の空井2尉の提案に対し。
「お断りします。せっかくのご提案ですけど、企画としてはチョット、だって戦闘機って人殺しの為の機械ですよね?そんなもの乗りたいなんて、そんな願望のある人を取り上げるのはチョット。」
そこで、元戦闘機パイロットの空井2尉が、テーブルを叩いてキレるのです。
「人を殺したいと思った事は、一度もありません。パイロットが人を殺す為に戦闘機に乗ってると思ってるんですか?」
ドラマ的には、戦闘機を人殺しの為の機械と、言った記者の無知を、否定するような成り行きです。
あくまで、個人的な意見ですが。
果たしてそうでしょうか?
この2人の主張は、どっちが、正しくて、どっちが、間違っているでは、無くて、両方正しいのです。
人間って、つい狭い視野で、自分の考えだけが、正しい、常識だと思い込むもの。
戦闘機は、読んで字のごとく、戦う為の兵器。
厳密に言うなら、戦闘機はドックファイト(戦闘機どうしの戦い)を想定した飛行機で、対地、対艦攻撃用には、別の支援戦闘機的なものもあります。
戦闘機を対地、対艦攻撃用に使えない事はありませんが、専用では無いので性能的には今一つかな。
ただ、兵器だけで無く、人を殺すことの出来る物は、たくさん世の中にある。
心無い言葉や態度。
マスコミの間違った報道。
車もそうだよね。
ダイナマイトを発明してしまったノーベルの苦悩。
自分の発明が、結果として兵器としてたくさんの人を殺してしまう。
ダイナマイトにより巨万の富を得たノーベル。
平和を愛するはずが戦争の道具を生み出してしまい、死の商人となってしまったノーベルは、何を考えて、何に苦悩してノーベル賞を作ったのか。
原子力もしかり。
つまり、運用する人間次第。
だから、戦闘機を人殺しの道具と言った発言も、あながち間違っていない。
確かに兵器は兵器だから。
そう思うのも無理は無い。
むしろ、暴力を否定し、純粋にそう思う無垢な心こそ、尊い感受性だと思うし、その命を大切にする思いは、とても尊いと思います。
一方で、子供の頃から、ブルーインパルスに、憧れて、その過程として、イーグルパイロットになった、空井2尉。
戦闘機に乗っていて、人を殺したいと思った事は、一度もない。
その思いは、正しい。
だけど、兵器に対して平和な国、日本では、多分、一般人の常識とは、かなり温度差が、あるのもまた事実。
実際に、自衛隊は、世界の中で、一度も交戦して無い、稀有な軍隊。
専守防衛、味方や、自分が、攻撃されたら、初めて、防御として攻撃出来る仕組み。
攻撃されないと、手は出せない。
自分が、その立場になったら、恐怖ですよね。
先に攻撃されて、上手く回避出来るかわからないし、自衛官だって同じ人間、命の尊さも又、同じ。
しかし、ミリオタ系を除いて、一般人では、自衛隊とか兵器に対する関心とか、知識って、そんなものだと思います。
実際、自衛隊の戦力って守りに徹しているから、現状の戦力では、他国への新略は、無理です。
例え、大陸間弾道弾を撃たれても、ミサイルを撃ち落とすだけで、それ以上ミサイルを撃たれ無いように、相手のミサイル基地を攻撃する兵器を持っていない。
防戦一方なんです。
戦闘機って人殺しの道具だよね、って思っている人もたくさんいるかと思います。
で、戦闘機に興味は、あるけど、戦争は、やっぱり嫌いです。
ただ、国を守るとか言うのは、対象が大き過ぎて、ボクにはわからないけど、自分の家族や、友人、大切な人は、守りたいと思います。
だから、何も悪い事して無いのに、もし一方的に、日本にどこかの国が、攻めてきたら、大して役にはたたないかもしれないけど、大切な人を守る為には戦います。
使いたくは無いけど、目の前で、惨劇が、起こっていて防げるのであれば、もし武器が、手元にあったら手に取って戦う。
いや、同じ人間なんだから、話せばわかる、もし攻めてきたら、戦わないで、良く話し合えば、大丈夫。
と、言う人もいます。
性善説かな。
今現在、海外では、毎日のようにテロや、虐殺もたくさん行われています。
人間は、いつになったら、戦いを止めるのだろうね?
非武装中立は、理想論だけど、そうならない為の阻止力と、して最低限の自衛力は、必要だと思います。
世界中の国が、最低限の自衛力に特化して、やがて段階的に、軍隊を無くしていくなら、それが1番理想だと思います。
しかしね、日本のそばのあの国達を見てると、先は長そうだね。
もう21世紀なのに、どうして、あんなにアホなんだろうね。(笑)
Imagine - John Lennon
https://youtu.be/dq1z1rkjw-E