今日は今書いている純愛サスペンスのお話です。
ほんの触りだけですが。
主人公の青年の回顧談から話は始まります。
学生時代。
大学の校内に親しい友人は数人いましたが、その中には女性が3人いました。
ボクには当時恋愛感情とかはまったく無くて、普通の友達感覚。
なので休みには映画を見たり買い物に行ったり普通にしたんです。
で、ある時のこと、その中の一人に話があるからと呼び出されたのです。
夜の8時頃かな?
指定のロイホに着くと。
するとそこには、そのボクの親しい3人の女の子が先に席に座っていた。
「えっ?なんで3人いるの?」
「いいからそこに座って。」
なんか嫌な雰囲気?
そこで並行一番こう言われました。
「誰を選ぶの?ハッキリして!」
「選ぶってどういう意味?」
そこから詳しく話を聞くと、偶然その3人の話の中で、ボクの話題が出て、3人と付き合っている、許せないヤツだと言う結論になったらしい。
普通に友達と思っていたボクには寝耳に水な話であった。
「誰か一人を選ぶなんて無理だよ、みんな大切だから。」
「優柔不断!」
「許せない!」
「最低!」
その時、生まれて初めて最低と言われた。
翌週の月曜にその女の子の中の一人が、埼玉県の大宮市の自宅のマンションで、死体で見つかる事から話は急展開します。
当然、交友関係を当たっていた所轄の刑事が主人公の青年の元にやって来る。
「失礼ですが、今週の月曜日の午後14時~16時頃どちらにいらっしゃいましたか?」
「アリバイですか?ボクを疑っているのですか?」
「いや、関係者全員にお尋ねしてるので気を悪くなさらないで下さい。」
「え~と、月曜日の14時頃ですよね、確か長野県の篠ノ井線の姨捨駅にいましたね。眼下の街並みの撮影なので画像もありますよ。15時なら、撮影が終わって長野駅のホームで、長野駅発の15時20分発の新幹線はくたか566号を待っていた頃だと思います。で東京駅に着いたのが確か、16時52分だったかな?」
「誰かそれを証明できる方っていますか?」
「当日現地の姨捨駅で知り合った鉄道フアンの方とメアド交換したので、その方が証明してくれると思いますよ。もっとも撮影した画像に映り込んでいる空の雲の形とかで、気象衛星の画像と照らし合わせれば、ある程度の日時は証明できるんですよね、実は^_^」
後日、鉄道フアン仲間の証言、姥捨駅での撮影画像、乗っていたはくたか566号の車掌の東京駅で降りたと言う証言のトリプルのアリバイが証明されました。
死亡想定時刻の15時に遠く190km離れた長野駅にいる彼には犯行は絶対に不可能である。

※画像は、はくたかではありません。
単なるイメージ画像です。
それから約1か月、目新しい展開も無く、捜査は難航し迷宮入りになるかと思われたその時。
被害者の友人たちが探偵を雇うのです。
その名も
電車探偵 鉄尾田翼

※画像はイメージです。
ドラマ化された場合にはオファーしますのでよろしくお願いします。
ドラマ化しないって!^_^
彼女が颯爽と、長野新幹線はくたか566号のアリバイトリックを見破るのです。
アリバイトリックはここでは書けませが、ヒントを一つ。
スイッチバックです。^_^
な~んて感じの鉄道ものの恋愛サスペンスドラマ小説です。
夏頃には書き上げたいと思っています。
※あらすじは少しデフォルメしてあえて設定も含めて変えて書いています。
主人公はあそこまでのチャラ男にはしません。
ついでにもう一つのアリバイトリックのヒントの画像
↓
軽井沢駅
Posted at 2020/04/11 02:30:32 | |
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