北海道・知床半島沖で乗客・乗員計26人が乗った観光船「KAZUⅠ(カズワン)」が沈没した事故を受け、海上保安庁が海難事故の発生時、自衛隊への災害派遣要請を早めるよう、各管区に指示したことが分かった。救助活動の遅れも指摘されるなか、救助を専門とする機動救難士やヘリコプターを拡充するなど、事故を教訓として救助体制の強化に乗り出す。
だそうです。
良い事だと思います。
しかし、海上保安庁のトップの方々や、政府は肝心な事が抜けているのにまだ、気がついていない?
海保の現場は悪くない。
充分頑張っているから。
問題は現場では無く、海保のトップ、政府、役所、無知な政治家たち
常に問題を点でしか見れない。
問題を面で見れないのはなんとも悲しいよね。
自衛隊への災害派遣要請を早める?
それは正しい。
しかしどうやって、どう言う基準で、早める?
昔ほどでは無いが、未だ多少は、自衛隊と海保の間での垣根はある。
それ以前に、少し考えて見ればわかるはずだが、災害派遣要請では無く。
海保のヘリが間に合わないと判断した時点で、
偵察及び救助協力要請を先に出し、自衛隊のヘリや飛行艇に先に現場急行してもらう。
更に、ダメなら道警、消防、報道ヘリ、民間ヘリ
5重、6重の万全な打順を決めて置く。
これが危機管理と言うもの。
三沢の航空救難団
海自の八戸の第2航空群
今回の海保の3時間よりは早く現場に行けたはず
そう
つまり
災害派遣要請
では無くて、その前の自衛隊への
偵察救助要請
至って単純
不思議だよね。
これぐらいの簡単な事が、わからないのだろうか?
何故なら災害派遣要請は、どうしてもハードルが高い。
要請する側にも迷いや、遠慮が生じる。
ならばもっと簡略化な、偵察救助要請にすれば良いだけの話し。
更に言うなら、山岳救助隊、海保と自衛隊、
情報をリンクし、テリトリーを棲み分け
日本国内全ての箇所に30分以内に現場に行ける体制。
必要だよね。
だから数年前から言ってる
これを真面に作れって。
誰も本気にしないみたいですが。^_^
でもね、速度は、マッハ0.9迄出なくても良いから、せめてヘリの約2倍の時速600Kmで飛べて、小型救難艇や、救助機材を積んだコンテナを運べて、垂直に離着陸出来れば、日本に10箇所程度への配備で、事故現場まで30分で救助に行ける。
とりあえず出来る迄は、US-2とオスプレイに頑張って貰う。
その為にも、US-2とオスプレイは、増やす必要がある。
もっと頭を柔らかくして、柔軟な発想をして欲しいものです。
ボクの頭は、柔らか過ぎて、むしろダメだけどね^_^
Posted at 2022/05/27 20:13:32 | |
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