スピード違反は何キロオーバーから捕まるのか?
数年前に書いた記憶もありますが、その時は、結論が出なかった話題です。
でもカービューさんのニュースで、検挙者の統計数字を読んでようやく結論が出ました。
で、更に調べてみました。
以下内閣府のホームページより抜粋
↓
平成27年中における車両等の道路交通法違反(罰則付違反)の取締り件数は705万5,982件で,悪質性・危険性の高い違反としては,最高速度違反が174万5,259件,酒酔い・酒気帯び運転が2万6,664件,無免許運転が2万2,714件等である
つまり年間で捕まった人は全国で、約174万5,259人(複数回捕まった人もいるので約にしてます)
因みに古いデータですが、平成24年の速度別内訳は以下の通りです。
50㎞以上 24,236件
50㎞未満 284,051件
30㎞未満 395,015件
25㎞未満 802,358件
20㎞未満 715,420件
15㎞未満 40件
合計 2,221,120件
15㎞未満その40人の方には何といって慰めて良いか言葉もありませんが。
あくまで統計上の数字ですが、ここから判断するなら、時速15Kmから20㎞未満が715,420件だから、
この辺が最低ラインと読むべきかな?
ところでその 15㎞未満 40件の更なる細かい数字が気になるのはボクだけ?
ただあくまで想像ですが、時速10Km以上から15㎞未満だと思います。
法律的には1kmのオーバーでも違反ですが、判例が無いので断定はできませんが、例えば時速1km超過で切符を切られて、裁判で争ったなら限りなく勝訴の確率は高いと思います。
まぁ、時速5km超過未満のなら多分勝てるかと。
保証はしませんが。^_^
そういった訳で結論です。
Q、スピード違反は何キロオーバーから捕まるのか?
A,99、998%の確率で時速15km以上
0、002%の確率で時速10km以上 といったトコだと推定します。
あぁ、スッキリした。(笑)
さてここで一つの推論が。
高速道路がいよいよ区間限定ですが、第二東名の一部で110kmになりました。
ボクは何度か第二東名を走りましたが、確かにあの規格の道路であれば十分時速140kmでの巡航も可能だと感じました。
ただ現状での高速道路走行のマナーの悪さとか進路変更する際の技量を見る限り、MAXの時速140kmに設定するのは、多分後早くても30年はかかると思います。
それより高速道での完全な自動運転の普及のほうが早いかな?(笑)
※キープレフトの原則
高速道路に限らず、道路は基本的に「キープレフト」。
追越しをする時以外は、本来、左側を走るべきです。
3車線あれば当然真ん中では無く左側を走るべき。
ところが日本では、片側3車線区間では、なぜか「真ん中が走行車線」のような暗黙の了解で、左側は90キロ以上出ない速度リミッター付きの低速車、あるいは時速90km程度で走りたい車、そして右側が追越し車線
らしきもの、というのが状況です。
このらしきもの が曲者なんです。(笑)
そしてかなりの確率で、プロドライバーであるはずの大型観光バスや大型トラックも、90キロで延々真ん中車線を走ったり、その時速90kmで真ん中を走る車を抜くために、追い越し車線を延々と時速95kmで走行する。
そのせいで、左側車線が一番空いていて、真ん中が一番込み、追い越し車線がその次に込み、というのが日本の高速の日常です。
もっと酷いのが下の画像です。
NEXCO東日本 さんのホームページよりお借りしました。
↓
上の画像を見ると渋滞の原因がわかるかと思います。
先ず、真ん中を走っている車の半分でも左側車線を走れば、理論的にはスムーズに流れるのです。
※キープレフトの原則は、車線では無くて、別の意味で道路の左側に寄って通行もありますので、この2つを混同されている方も多いみたいですが。
そしてバイクの場合は、安全性の観点からキープレフトで無い場合が良い時もあるのは、事実です。
Posted at 2017/11/24 02:02:48 | |
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