また、日本全国で大きな地震が発生してますね。
日本は地質的にも地震の巣なので、いつどこで地震が起こっても不思議では無い国です。
震度6以上の地震は確実に10年に1回は起こるレベル
株の暴落よりも確率は高い^_^
しかし、毎回地震の被害のニュース映像を見ると、ご自身の家の地震対策をしていない人があまりにも多いのが不思議です。
何故、地震対策をしないのでしょうか?
一般家庭だけじや無い
店舗の販売店もしかり
毎回、商品が棚から落ちてる定番のニュース画像
不思議です。
陳列棚の足元を床に固定しない?
陳列棚のストッパーを高いタイプに変えていない?
耐震補強の費用はかかりますが。
もちろん耐震補強には、それなりのコストもかかりますが、命の方が大事だと思う。
耐震補強工事もピンキリですが。
基礎の補強工事
壁の補強工事
屋根の軽量化工事
結合部の補強工事
行政からの補助もある自治体もあります。
是非、真剣に考えて欲しい
で、脅かすつもりではありませんが、2000年基準以前に建築された木造建築の家は、例え1981年の新耐震基準で建てられた家でも、耐震補強工事は必要な場合も多いです。
※耐震基準は、1981年を境とする「旧耐震基準」「新耐震基準」「2000年基準(新・新耐震基準)」の3つの基準があります
アットホームさんのサイトよりお借りしましたが、とてもわかりやすいグラフです。
熊本地震のデータ
しかしこれ見て気がつきますか?
熊本地震では、最新の1番新しく厳しい2000年基準の木造建築でも3.8%が大破しています。
※2000年基準➕耐震等級3の家の倒壊、大破は0
いくつかの要因はあります。
地盤の弱さ
揺れの周期
設計図どうりに施工されていない
二回めの揺れ(余震)
1回目の震度6の地震に耐えてくれた家も、その地震で若干の補強金具の緩み、抜けがある
そこに再び余震で震度6を超える地震には、2000年基準の家でも完全に耐えられません。
わかりやすくボクシングに例えると
1発目のストレートには耐えたが、同じ箇所に、2発目、3発目のストレートを喰らったらダウンする
みたいな?
木造建築に比べて一応、1981年基準以降の鉄筋コンクリートには、倒壊は無いようです。
これから家を買う、建てる方は、2000年基準➕耐震等級3の家がお勧めです。
もちろん価格もそれなりに高くはなります。
建物以外にも室内も大事
耐震等級3の家でも、家は無事でも室内は家具が倒れてぐちゃぐちゃ?
戦車で時速60キロで、厚さ2mのコンクリに正面からぶつかる
戦車は無事でも乗ってる人間は、衝撃で即死みたいなものです。
我が家では、数年前に背の高い家具は、ほとんど処分して、家具そのものを減らし、必要な家具は、背の低い家具に変えました。
冷蔵庫も3割りほどダウンサイジング
それらも含めて、家具、電化製品には、固定もしくは、床面に、頑張る君?
足部分に耐震マット
上には突っ張り棒
我が家の寝室には家具がありません。
家具が無ければ倒れ無いので。
家の耐震補強工事が出来ない事情があるのであれば、せめて家の中の家具や家電製品だけでも地震対策をして欲しいと思います。
はっきり言って、ほとんどのご家庭では、家具、電化製品、その他の物があまりにも多すぎ。
ざっくり今の半分の物でも生きていけると思う、と言うと言い過ぎでしょうか?^_^
物を増やすのにはお金がかかりますが、物を減らすのはあまりお金がかかりません。
家の中に物が少ない利点
①倒れ無い
②落ちない
③崩れ無い
※建築物は1件づつみんな違います。
1981年以前の木造建築でも、安全な家はたくさんあります。
不安な方は、その判断の為にも出来れば耐震診断をお勧めします。
[NHKスペシャル] ドラマ「南海トラフ巨大地震」知られざる"半割れ"の脅威 | NHK
先ずは自分に出来ることから
「私にできること」(KOKIA)
Posted at 2024/08/11 08:39:24 | |
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