●
少年法:法相、改正を諮問 少年審判の傍聴可能に
--引用--
鳩山邦夫法相は29日、現在非公開の少年審判で、被害者、遺族の傍聴を認める少年法改正を法制審議会に諮問した。05年に閣議決定された「犯罪被害者等基本計画」の検討事項の一つで、法務省や自民党などが議論を進めていた。日本弁護士連合会などは「少年を萎縮(いしゅく)させ、誤った事実認定が行われる恐れもある」と反対を表明している。
傍聴できるのは、他人を死傷させる重大事件(殺人や殺人未遂、自動車運転過失致死傷など)の被害者ら。家裁は加害少年の年齢や心身の状態などを考慮し、可否を決める。被害者側には少年の氏名など傍聴で知った事項を漏らさないとの守秘義務が課せられる。また、少年の成育歴などの「社会記録」を除く事件記録の開示も条件を緩和し、被害者らが原則、閲覧やコピーできるようにする内容も諮問された。
少年法は、97年の神戸連続児童殺傷事件をきっかけとして00年に改正。約50年ぶりに刑事罰対象年齢が16歳以上から14歳以上に引き下げられた。今年5月には04年の長崎県佐世保市の小6同級生殺害事件などを背景に、少年院送致の対象年齢が14歳以上から「おおむね12歳以上」となるなど「低年齢化」「厳罰化」の流れにある。
--引用終わり--
●
少年法改正:少年審判、遺族傍聴可能に 歓迎と懸念
--引用--
◇歓迎…なぜ被害に、知りたかった/懸念…精神的幼さ、真の謝罪は?
少年法の改正により可能になる少年審判の傍聴は、犯罪被害者らの長年の要望に応え「少年の健全育成につながる」(自民党・少年法に関する小委員会)という効果も期待される。だが、加害少年の精神的幼さなどから懐疑的な声も強い。
「審判に被害者がいても、真の謝罪はできなかっただろう。非難されたりすれば、逆ギレしたかもしれない」。15~17歳に4度逮捕され、審判を受けた福岡市の男性会社員(24)は振り返る。
暴走族に属し、同世代の少年に大けがをさせたこともあった。更生したと感じたのは暴走族を抜け、就職してからだ。大人との付き合いを通して社会を知るようになり「審判の時の自分は本当に幼かった。今、やっと被害者たちに心から申し訳ないと思えるようになった」と明かす。
少年審判は「和やかな雰囲気で行い、内省を促す」とされ、通常は事件から間もない時期にある。審判廷は法廷に比べ極端に狭いが、法務省は「ビデオリンクなど間接的公開は想定していない」としている。
同法に詳しい沢登俊雄・国学院大名誉教授は「審判で少年の情報を開示するのは早すぎる。深い反省と謝罪を模索する気持ちが芽生えてからにすべきだ」と指摘。また、法制審について「出席する専門家が法案提出者の意見に従うだけという印象が強い」として、拙速な審議にくぎを刺す。
それでも、同法の厚い壁に阻まれてきた被害者の思いは切実だ。97年、27歳の息子を中学生5人の集団暴行で失った高谷孝子さん(62)=東京都=は加害者がだれかも分からないままだった。「ガラス越しでもいいから傍聴し、加害者がどんな家庭で育ち、息子がなぜ殺されたのかを知りたかった」と話す。
--引用終わり--
●
裁判:少年審判傍聴 意見さまざま
--引用--
法制審議会に諮問された少年審判の傍聴は、「真実を知りたい」という犯罪被害者らの長年の願いに応えたものだ。しかし、少年法は非行少年の保護更生を目的としており、その是非を巡ってさまざまな意見がある。
「傍聴で憎しみをぶつけるのではなく『二度と事件を起こさないで』と言いたい」。5人の中学生から暴行され、27歳の長男を亡くした東京都大田区の高谷孝子さん(62)は、今回の諮問を歓迎する。同級生たちのいじめで、当時中学2年の長男を亡くした福岡県筑前町の森美加さん(37)も「少年事件の遺族には、加害少年がどう育っていくか、どう更生していくかを見届ける権利があるのでは」と語る。
少年審判が非行から間もない段階で開かれる。未熟な少年が被害者や遺族を前に反省を深められるかについて、懸念する専門家は多い。
少年法に詳しい沢登俊雄・国学院大名誉教授は「審判の段階で被害者に(加害少年の)情報を開示するのは早すぎる。深い反省と、謝罪の方法を模索する気持ちが芽生えてからにすべきだ」と語る。少年事件の付添人を務めた経験が豊富な福岡県弁護士会の八尋八郎弁護士も「審判官(裁判官)が遺族を気にして、少年の立ち直りを促す審理をできない可能性もある」と指摘する。
「審判に被害者の親がいたら、その場では形だけ謝ったかもしれないが、本当の謝罪ではなかったと思う」と語るのは、福岡市内の会社員の男性(24)だ。暴走族に属してけんかに明け暮れ、15~17歳の間に4回逮捕された経験を持つ。男性が、自分が更生できたと感じたのは、社会に出てからという男性は「今、やっと当時の被害者たちに申し訳ないと思うようになった」と語った。
--引用終わり--
要は早過ぎるっちゅうことかい?、ちょっと間を置いてくれと。
ぬるいんちゃう?
前のスレにも書いたけど、被害者また遺族を目の前にしてオタつくような奴等か?
傍聴・開示の時期なんて関係無いね。
たとえ何時傍聴・開示させようが己の仕出かした事に向き合えないんなら何時になっても改心するなんて無理だと思うけど。
時間を置いて心が落ち着いて罪の意識が芽生えるなんて「そんな奴は極極極極一部に過ぎない」。
また、直ったように見えてもこれまであんだけ好き勝手な事してたんだ、元へ戻らないと言い切れる?
なんで犯罪者側が「落ち着くまで待ってくれ」なんて言えるんだ?
見られてちゃ落ち着いて反省の弁を述べられないって?、甘えるのも大概にしとけよ。
こっちは事件までの当時の様子を聞きたいから我慢してやってんだぞ(私だったらの場合ね)。
この例(の元少年)によれば「甘やかされてて社会の厳しさが分かってなかった」から、と聞こえるが?
何をどう取り繕おうと言い訳に過ぎない。
家が貧しかろうと周りがグレた奴等ばっかだったであろうと、マトモに育つ奴は育つ。
「俺が悪かったんだよね」と気付いたのは結構な事だが、なんか言葉の端端に「いやー当時の俺ってw」と感じるのは私だけだろうか。
悪かったと思ってるならこれから一生真面目に生き抜け。できるかな?
開示するなら全てだ。なんで生育歴はだめなんだ?
どういう家庭環境また付き合い関係なども知らないといかんだろ。
今更知ったところで、というつもりなのか?、なんかまだ歯切れが悪いなあ。
とこんなところですが。
自分的には感情論ではないと思ってますが・・・どうなんでしょうねぇ・・。
しかし邦ちゃーん・・。デムパなのかそうでないのか、全く以ってワケワカメなお人ですなぁ。
(今回はシラフだったのかな・・・。なら毎回シラフでいてくれよ・・)
Posted at 2007/11/30 19:22:50 | |
腐れ公僕:下 | 日記