せっきゃんのブログ一覧

　２月後半、まだ肌寒くかつ仕事も立て込むこの時期ですが、その合間に大阪市内のＢＭＷ正規ディーラー「服部モーターサイクル商会（クルマの服部オートと社長が同じ）」主催のＢＭＷモトラッド市場会に出掛けてきました。
　場所は松下ＩＭＰホール、巨大なビル郡の中のオフィス街です。この日大阪城ほールはＧＲＡＹのライヴだったようで、おかしなマネした若者（だけでもないけど）が楽器もって騒ぎながら大勢たむろしてました。
　そんな中ずらり並んだＢＭＷモトラッド。この日試乗として用意されてたのはＫ１２００Ｒ、Ｒ１２００ロードスター、Ｒ１２００ＧＳ、それにＦ８００ＳＴ。最初は観て跨るだけ…とか思ってましたが、シートに腰おろしてアクセルを煽ると…
「指直すよりバイク乗らないと」という感情が先立ち、気がつくと試乗申込書に書き込み、メットの準備してました（何考えてんねんこのアホ）。
　しかし問題は右手、終日金具に包帯しているのでグローブをはけません。
ディーラーの人も「大丈夫ですか、まあ短時間の市内ならばなんとか…」とかなり心配顔。
　しかし、さすがＢＭＷ、この日の試乗車種には全部グリップヒーターが装備されており、短時間の街乗りならば素手でもどうにかなりました（何でそこまでして野ってんねん、このどアホ）。
　この日好印象だったのは新設計２気筒のＦ８００。ある雑誌に”等身大のＢＭＷ”などと表現されてました。僕はこの表現はいかにも安直で抽象的だからあまり好きでなかったのですが、この場合にはよく当てはまる形容だと思いました。
　Ｆ８００ＳＴ、新車価額は乗り出し約１４０万円。800ccのバイクとしては高いとなるし、ＢＭＷのＫとＲのツートップからすると名門のはぐれ者的なイメージがありますが、しかし単純にこれだけ見て、触れるといい買い物と思えます。