三日前でもうちょっと、という気がしなくもありませんが、先週日曜のFamilie!の続きネタです。
...どうも、毎度のことですが毎日更新しようと思えどなかなか諸事情(ヤル気が起こらない、ともいう)で実行できてません…皆様に関心!?する日々。
今回、WTCCのホンモノレーシングカーも並んでいたわけですが、それに負けず劣らず強烈な存在感を主張していたのがこのマシン。
BMWファンの間では今や有名?になったレーサー伊○さんのE39・M5です。当方がこのクルマとオーナーご当人にお見かけするのは今回が2回目。以前お話聞いたところもここ、+S-神戸店でしたが、その際はサーキット走行会のあとだったご様子、店内でノートPCを開いてその日のデータロガーを見ておられる姿が印象的でした。
で、ご本人の談、そして+S-のスタッフの方々のご意見をお聞きして、簡単にこのM5をご紹介すると…
室内はヘッドホルダー一体型本革のフルバケット×2、24点式ロールケージ(バルクヘッドまでは非貫通だったか)。しかし日常生活に使用することも考え、乗員は5名のまま、リアシートもノーマル。
アシ周りは特注の電子制御式ダンパーとスプリングはF28kg、Rは20kgのダブル巻き…したがって実質は40kg!
これを上下ともこれまた特注のピロボールで接続、バネレートは高いがブッシュ部分の剛性が高いため「十分買い物にも使える快適さ」(ご本人談)…とか。
タイヤとホイルは…すみませんサイズはうっかり確認していませんが、BBSのマグ鍛&アドバンSタイヤ。これで全てストリートでこなしてしまえるご様子。
エンジン、排気量UPや過給気装着はなく、基本ブロックはノーマルと大きく変わらないものの、吸排気系は勿論のこと、専用設計の鍛造&リングのシングルタイプとしたピストン、IN/EXとも専用ハイカムシャフト…そのプロファイルまではご本人も「そんな無茶苦茶高くはないです」ということなので、300℃もなく280度前後か。
極端なハイリフトカムは低速がスカスカ、代わりに”カムに乗る”と一気に吹けるものですが、これまたスタッフの方の説明では「元々5Lもありますから。これも高回転向きですけれど、発進時は92・M3よりトルクあるように感じます…」とか。
これをMOTECのハイスペックCPU、M880で始動し(このエンジン、VANOSは両側にあるのでM880くらいでないと制御しきれないようです)、その最大出力たるや実に推定で
630HP!!
ちょっと違う角度から。
…前後ともDカーボン等で200kg以上は軽量化しているようですが、それでもまだ1500kg台。決して軽いといえない39を、夏の筑波サーキットで1分2秒台で回るとか…これはノーマルならGT-RやFDより速いタイム。
かなり長くなりましたが、このマシンを目の当たりにしては、
SENNAさん号もさすがに大人しくみえました…
「これから帰ります…」とのご本人のご挨拶の直後、エンジンスタートと同時に轟く凄みのある爆音を聞いて。
沙莉さん、
やまけん@北摂さんのご子息2人が「すげー!!」と興奮していましたWW
…このようなモンスターを見ては、いかな新型車といえどフツーに感じてしまわなくもありませんが、この日、地元の正規Dラーである服○モーターさんも試乗車を3台ご用意で協賛されていまして、Dラー荒らし(もうええって)の当方としましては当~然、アンケート記入のあと運転席に向かったのです。
選んだのは3台の中でも最高価のE63・650。↓
で、このマシンのRアイラ○ド周辺での走行の印象…長くなったのでまた明日から、ということで(笑。いつまで引っ張る?)。
Posted at 2008/05/28 01:04:31 | |
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