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イイね!
2020年08月28日

内痔核治療日記(図らずも最長ブログ)

内痔核治療日記(図らずも最長ブログ) 何が理由で運営削除されたか知らんが
何度でも投稿しますからね。

一応、添付画像は自重して
より、直接的な表現に変えた。

一度イイね!とかしてくれた人には申し訳ない。



この記事を書くことにした動機。
やっぱり「私、痔です」なんてカミングアウトするのは恥ずかしいことだ。だからか匿名であってもリアルとつながりがある人は書いていないようだ。ブログの類がまっっったくヒットしない。クリニックの評判を知りたくても、患者がそういう情報を世に出していないのだ。

いや、Googleのクチコミはあるけど、もっと詳細に知りたいの。でもないの。
クチコミだけじゃ、どんな人かよくわからんし、よく知れない人の意見は消化不良だし。(その人の成り立ちだからこそ、そういう意見を言う……というものがわからないのが嫌なだけ)

私がどんなやつか知りたければ、ブログ読んで(笑)

話を戻そう。
誰も痔で悩んでないのか?
いや、そんなことはない……はず。だってクリニックに行ったらいっぱい人いたもの。行くたびに新規の患者さんが来るし、受付だって新規の予約がバンバン入ってるもの。

私には失うものがないので(人生の伴侶たちは失ったら困るが)、隠れ患者さんの役に立てそうだし、ネタにもなるので書くことにした次第。

善行もたまにはしてみる。地獄の中で蜘蛛の糸が垂れてくるかもしれないから。
ほら、やらない善よりやる偽善って、言うでしょう?

ただ、特定されたいわけじゃないからな。
あと、指さして嗤うようなやつは……ころころしてやるからな。

とりあえず、具合が本格的に悪くなってきた頃から自宅療養になるまでを記しておく。
自宅療養日記はまた後日、完治した頃に投稿しようと思っている。

2020年7年19日
6月下旬からずっと下腹部の調子がおかしかった。
(以前から痔核はすくすくと育ってほしくないのに育ってた)

7月10日辺りから仕事に集中できないくらい支障が出てくる。立ち仕事をしていると重力に負けるのか、痔が出てくる。中途半端に出てくるのが、これまたつらい。因みに痔核が出ることを「脱出」という。これを嫌って我慢しているとガスの逃げ場がなく、お腹が張ってきて、これまたつらい。鈍痛。みぞおちが痛くなる時もあった。

もし脱出してるときに切れて出血騒ぎになったら(社内での評判と制服が)とんでもないことになる(苦笑) RC300hのもとから赤いレッドシートも違う意味で赤くなれそうだ。色々と困る。

ネットを使って治療先を探す。

医療技術を指導するような立場の人(熟練者)がやってるクリニック『はっとり大腸肛門クリニック』を見つける。他には『森明弘クリニック』『津山クリニック』が候補。過日、ぎっくり腰も見てくれそうだとブログに書いたのは『森明弘クリニック』のこと。

クチコミを見てみよう。(原文コピー)
『はっとり大腸肛門クリニック』は
「一言で言って、良いクリニック、良い先生でした。」

「腕は確かなのかもしれない。しかし、少しは患者の心に寄り添わないと、このクリニックの終わりは時間の問題でしょう。。」

「「しまった方がいいです」と言われ、手術していただきました。気になっていた大腸の検査も同時にしていただき、心配していた術後の痛みも、全然と言っていい程ありませんでした。素人目にも「腕は確か」と思えるほど😆サッサと治していただきました。とてもスピーディな診察で、淡々とお話しなさる先生でしたが、私には丁度良かったです。スタッフの方々も物静かで優しくて親切でした。」

「先生の口調は、確かにぶっきらぼうな印象があります。でも、内視鏡検査では、ほとんど苦しさがなく、ポリープ切除後の画像説明も、丁寧でした。」

「ホームページを見て、先生が優しそうで親身になって患者さんに向き合う方針であったことから来院。まったく逆でした。腕がいいかは別として、先生は大変せっかちな方です。病状を詳しく教えてもらった上で、納得いく治療をしたい私には、あいませんでした。私からの病状に対する質問にも、さっさと専門用語を並べて説明し、「手術するか決めてね。はい次。」溜まった仕事を片付けるような態度。病院も接客業。ここは、接客の業ではありません。」

「ジオン注射、痔核ALTA療法の専門医です。ベテランですので信頼して一度相談して見てください。」
とのこと。

……これを見るに、腕は確かだが対応が素っ気ないということだ。でも説明はちゃんとしてくれてるようだし。その反面、そんなことには触れず丁度良いとか、良い先生だったとの感想も。

『森明弘クリニック』のクチコミは
「胃・大腸の内視鏡検査やポリープ切除・止血等で、腕が良いと評判の森先生のクリニックです。私は、南ヶ丘病院の頃からお世話になっていますが、いつも親身になってみて頂いています。デジタル検査機器を用いた診断・治療は迅速で、即日の内視鏡検査にも対応されているそうです。」

「先生の腕はいいが、看護婦さんの愛想が悪すぎる」
とのこと。

……ちょっーと、練度が『はっとり大腸肛門クリニック』に比べたら浅いかな?という印象。

『津山クリニック』のクチコミは
「気分屋の先生と相性が合いません。もう行きません。」

「先生が気分屋すぎる。」

「痔のALTA療法(ジオン注射)の専門医」
とのこと。

……なんだかなー(苦笑)

行くならブログで触れなかった『はっとり大腸肛門クリニック』かな?とホームページ(ホームページではなくサイトと言いたい)を見て寝る。

就寝時、お腹が重い。

2020年7月20日
朝、仕事に行こうとしたら下痢を催す。
でも仕事に行く。突発休みは極力取らないのがポリシー。
(それで病院に連れてかれて急性虫垂炎で緊急入院したこともある)

仕事に行ったら仕事が少ないので帰る。
(忙しくてもこんなんじゃあ使い物にならないので(笑)、帰らせてもらえる)

帰宅後、意を決して(なんだかんだ恥ずかしい)『はっとり大腸肛門クリニック』に電話をする。治療をしてもらいたいんだから、腕の良い医者に任せるのが正解だろうと踏んだ。そもそも私だって仕事するときは終始にこやかなわけじゃない。

物腰柔らかな受付さんの声。
20日の予約は埋まっていたそうだが、終わりの時間(17時30分)辺りなら受けられるので16時30分においでくださいと予約を入れてもらえる。なんだ、恥ずかしいなんて、どうということはなかった。

時間待ちしてる間に横になってる。また催す。

寝落ちしてた。15時58分。
無理言って入れてもらったのに遅刻は不味い!待つ時間があるだろうというのはあっても、それとこれとは話が別だ。16時28分になんとか到着。

受付の方は2名体制で、しっかり対応してもらった。
初診なのでiPadでポチポチ状況チェック。これはサイトに載ってるのと同じ。
そのあと『初めての方へ』的な資料を読んでてくださいと渡される。だいたいサイトを熟読していればわかるような内容だった。……痔瘻(じろう)? 素人だし聞いたことない病名だ。内痔核とは違うようなので、パス。

クリニックのお客さん事情。
予約でいっぱいだというから当然かもしれないが、意外と人がいた。
お年寄りというよりは主に30~50代の人ばかりのようだ。後日、お年寄りも来てたからメイン層がその辺りってことでどうかひとつ。

新型コロナのせいでみんなマスクしてるから、いい具合に誰かわからないし、若い女性もいたが、そもそも詮索したりしないのはプライバシー的にもマナーだろう。彼らはここのブログを書いていない人たちなのだ。いや、ブログそのものを書いてないかもしれないが、SNSで発信していないだろう。クリニックの名前で検索しても治療日記が出てこないもの。

待合室。
唐突にゲームのネタバレをするが、ペルソナ5ザ・ロイヤルの終盤でカウンセリングをするという名目のステージ(ダンジョン)があるのだが、そこの風景と何となく似ていた。
(小洒落た感じで清潔感のある感じ)

トイレ。
清潔。
(催した後、社会の窓を閉め忘れてたらしく、気付いたのでトイレに入った。マジで恥晒しじゃないか。二度目だぞ、アホか)

待ってる間にも私のように新規の患者らしき人の電話対応をしていた受付さん。
私は予約の人たちがいなくなる頃、診察室に呼ばれた。

さて、服部先生。
クチコミとどう一致するのかというと。
てきぱきこなすという印象で、人によってはそれがぶっきらぼうに見えるのかもしれないが、現在の症状を的確に押さえ、しっかり説明してくれた。思ってたよりつっけんどんとか、せっかちな感じではなかった。まあ、こっちとしては世間話で和やかにされるより、治療をなんとかして戴きたい。

先生の話を聞くうえで、治療のための知識は少しくらいは勉強しておく必要はあるかもしれない。自分の体のことだし、それくらいはやっておこう。因みに『はっとり大腸肛門クリニック』サイト内の『健康トーク』をすべて読んで80%も理解できれば十分だと思う。

診察は肛門鏡というのを突っ込まれて触診。

右側の短いやつ。
うっ、処女喪失のときに痛いっていう感覚だろうか。痛い……。いや、そっちは処女ですけど……。こんなときは結石の痛みを思い出すんだ。あれと比べりゃなんてことはない。メリッて擬音が鳴った気がする。痛っ。

診察の結果、痔核は3ヵ所に出来てて2ヵ所は特に酷いようだ。
切除と硬化の療法があるという。
私は治すなら結紮手術と決めていたので、入院を選択。
期間は1週間で、場合によっては少し長引くという。

入院治療費は諸々1週間で15万円。
痛みを伴うと先生は言うが、施術前に麻酔はしてくれるだろうし、痛いと言ってるのは、手術後の傷の治りのことだろう。それだって痛み止めは出してくれるだろうし、結石の痛みや、親知らずを抜いて痛み止めが切れたときのことと比べたら(略)それに痛みが引かないわけじゃないだろう。

前以て、職場連中にはしばらく休まなければいけなくなるかもしれないことは話して、了承を得ておいた。理解のある職場で助かる。

硬化させる療法は外来で済むし、痛みもないし、安価で済むが、再発の可能性はあるということ。

随分あっさりしているが、先生は肛門鏡を持ちながらできてたのは親指くらいね、と説明してくれたのだ。……それ、突っ込んだやつじゃないよね?


この、切除と硬化の選択を迫られて、悩んでいると先生に急かされるのかもしれないが、そこは知らない。でも他にも患者さんがいるなら、予約制だし待たせるわけにはいかない仕事上の都合があるよね。薬で済むなら薬の選択肢も出してくれるんだろうけど、大きさからどうにもならないんだろう(笑) ふふふ(嘲) ははは(泣) 実際サイトを見る限り漢方薬を推してるようだが、まったく勧められなかった。

手術は火曜日のみのようで、入院は8月18日になった。それまでの週は先約の人たちでいっぱいらしかった。火曜日の午後は休診にしてる理由を察した。火曜日中の一日にどれだけの人数を捌くのかは知らない。

入院先は金沢の木島病院。(入院施設がクリニックにはないため)
クチコミを見ると(クチコミ大好きやろうか、私は?)評判は良いところのようだ。

で、薬は無駄のようだから「出しません!」と言われた。
(先生は無駄とは言ってません)
あまりにもきっぱり言うので「切除するならもう少しの辛抱」だとさえ言われた気がしたのだ。まあ、出てたら痛いわけで、ひっこませれば(腸内が渋滞してなければ)常時痛いわけじゃないし、もう一か月の辛抱だ。ゴネれば痛み止めを出してくれるかもしれないね。因みに私は市販薬の類、ボラギノールとかは使ったことがない。

一度、入院前に入院の説明と診察(資料を読んでた限りでは採血とか?)をしたいからということで8月6日に予約を入れてもらう。

初診も兼ねて診療費は2,560円。現金のみでクレカはダメ。
木島病院はクレカOKとのこと。

2020年8月6日
手術前の説明ということでまたクリニックへ。
今回は時間に余裕を持って行く。外は暑い……。

履き替えたタイヤは静かだなァと感じながら、到着。

受付を済ませたら、スタッフさんが対応してくれる。

しばらくしたら尿検査のための採取。
ええ……、そんな急に出せと言われても。
(尿検査するなんて聞いてない)
家出るときにしてきたし……。俺の体のいらない水分よ!今ここに集え!みたいな。
チョロチョロ。……出るわけない。50ccも出ない。
ということで、事前説明のときは尿の採取があるから気を付けろ。
まあ、少量でも(何も言われなかったし)良かったみたいだが。

そのあと入院についての説明の前に、服薬してるか、
他に異常はあったか(ないか)などの履歴チェック。
腸閉塞、尿管結石、急性虫垂炎、インフルで43℃熱出したり……なんだこの身体。
そしてこれは予想していたが、採血。
私、どうにも血管が見えづらいようで、針を身体の中で、ほにゃほにゃ。
ま、まァ、無事終了。うう、昂ってるときならともかく、平時だと精神的に具合が……。お腹がギュ~っと痛い……。

でもこういうのは多分気の持ちようなので「採血時に具合悪くなる系だったら申し出ろ」じゃないような気もする。精神論だな。採血してもらわんことには検査できないだろうし、してもらうわけだ。低血圧野郎から抜かれると元気がなくなるんです。(書いててまたお腹痛くなってきたし……)

入院施設の木島病院についての簡単な説明(駐車場の案内と、受付で提出する用紙のこと)を受ける。施設内の説明はないのか……(困惑)

そして大腸検査(内視鏡検査)も、お勧めされた。
自慢ではないが、バリウムとか錠剤タイプの下剤は飲んだことがない。つらいとしか評判を聞かないから。飲みたくない。会社の健康診断ですら「腸閉塞を患った人は受けられません」と注意書きにしてあることを盾に逃げ続けていた。

逃げてもいいんだ。
(具合はわからんがな)

でも、そんなことしてるからまず自分から受けることはないだろう、これはいい機会なんだと前向きに捉え、承諾した。レッツポジティヴシンキング。

内視鏡検査は検査だけで済めば6,000円、ポリープがあったら除去するから30,000円掛かるとのこと(その日に終わる)。6,000円と30,000円の間に1万いくらのプラン(?)もあったが金額内容を忘れた。はっとり大腸肛門クリニックで済ませるので、これは現金のみの支払いになる。

内視鏡検査の日程は入院前日。
前日でも問題はないそうだ。入院後日でもいいらしい。抱き合わせ販売みたいなものだろうか。(※編集時、読み返してて思ったこと。術後だと完治次第だからいつになるかわからない)

渡された下剤は2種類。入院前にも飲むように指示された、「プルゼニド12mg緩下剤」(内視鏡検査用と入院前用、2錠を2セット)と「マグコロールP100g」。
このマグロっぽい名前のやつは、白い粉が容器に入っていて水500ccを入れて、混ぜて、更に1,800ccまで入れて飲み干すという結構つらそうなやつ。身体に入れるとアヘアヘになる粉ではない。


ペルソナだったらトイレのコミュニティがMaxになりそうな予感。
(そんなコミュありません)

そんな感じの一日。

ペルソナと言えば、私、今回のことでひとつ応用しているんだ。
「困難に立ち向かうための人格の鎧」
これがペルソナだ。人はその都度その仮面を着けて対応しているという。

じゃあ、私は「人にケツの穴を見せるのが大好きな変態野郎」の仮面を着けよう、と。

ペルソナーッ!つって。

(゜Д゜)最悪だよ

‎(´・ω・`)こうでもしなけりゃやっぱり恥ずかしいのだが

この日の診察料金は4,220円。

2020年8月7日
脱出するのはただ筋力がないだけなのではないか?と、括約筋を鍛えることにした。5秒も続けて締め続けられない。

2020年8月10日
30秒はいけるようになった。早くも効果が出てきた感じで、中身は出てこない。仕事中、トイレにこもることがなくなった。

2020年8月14日
下っ腹を凹ませてると少し調子がいいことに気が付いた。だらしなくぽっこりしているよりはいいか。30分も凹ませ続けてると急に体温が上がって発汗し出した。ダイエットにもよさげ。胃下垂気味なのも直ってくれると更に助かるんだが。

2020年8月16日
さあ、来た。内視鏡検査のための前準備。
今日は19時から飲食禁止。まあ、そもそも沢山食べるのはやめといた。水、お茶、スポーツドリンクはOKらしい。ポカリスエット買っといた。ペヤング食べて太るとか言ってたけど、全然太れてない。

21時。
下剤の時間。2錠飲む。

なんか0時過ぎにお腹が緩くなる。催すまではいかなかったからしなかった。
した方が良かったのか?

2020年8月17日
今日は大腸内視鏡検査だ。
5時30分。
6時指定だが早めに起きる。マグコロール混ぜる。飲む。
急性で水中毒にならんのか、これ。
9時までに綺麗にならなかったら連絡してくれとあるが、そんなに急に催すものなのか。身体に吸収される前に全部出るから中毒にはならないんだろうか。

薄めたポカリスエットの様な味がする。夏場だし、エアコンで気温28℃湿度50%程度の空間にいたせいか、約11時間ぶりの飲み物代わりとあって思ってたよりゴクゴク飲める。……あ、ネットでは一気に飲み過ぎてもダメだった案件が書いてあったな。追加で飲めと出された例が……。3600ccは拷問の入り口だろ。そんなことはないと思うしできるだけ早めに飲み切れと説明を受けている。若干違うんだよなァ。水っ腹。600cc残して少し時間を空ける。

……うわ、満腹感出てきちゃってヤバい。飲みたくなくなってきた。

一口目を飲み始めて一時間後、反応してきた。
(何がどうかは察してほしい)

食中毒と違って、水っ腹で張る感じ以外の腹痛はなし。出るとひとまず安心する。
出切らないと移動中の車内で悲惨なことになるのが目に見えてるからだ。
腸が動くせいか、体温が上がる。カロリー消費してるっぽい。
冬だったり、ある程度前以て食べてないと熱がなくなって寒くなりそうだ。
ひとまず9時までトイレ占拠。
家族持ちでトイレが複数ない家は暴動が起きかねないな。独り暮らしの特権だ。
途中でくしゃみが止まらなくなる。副作用か? 何故だかわからんが鼻水が止まらん。上から下まで酷い絵面だ。

8時15分頃。
比較的収まってきたので汗を流すために風呂場に逃げる。鼻、いつの間にか治る。

10時頃。
この間何もなかったがどうにもまだ緩い感じ。
出掛ける前にもう一度トイレへ。何故なら車内で(ry
1500ccくらいでも良かったんじゃなかろうか。いくらなんでもどれだけ出たのかはチェックのしようもないし、いつ終わるのか、はっきりしないのは困る。何が困るって検査時に催すのがだよ。伝説になりかねん。それと本物のポカリスエットを飲んで誤動作しないか心配だ……。

アクエリアスにしとけば良かったか。
(大差なし)

それにしても液体が通るだけなのに内痔核が脱出するのは、塞いでるから押し退けないといけないのか、癖が付いちゃってるのか、両方か。……重症なだけだ。とにかくまた風呂場で綺麗に。

11時15分。
出かける。運転中もずっとお腹がギュルかった。

12時15分。
(30分で着く)
クリニック。

後ろに穴があるパンツと専用の衣服に着替えて診察台へ。
パンツは使い捨てのものだと思う。
横になる。あー、台が結構硬い。仰向けは腰痛い。
先生が来るまで毛布を掛けてもらう。
カロリー摂ってないから冷えないための熱保持目的なのか、毛布効果で落ち着かせるためのものなのか。部屋はそんなに冷えてなかった。

先生と助手のスタッフさんが3人くらい?
検査開始。
最初、スタッフさんから肩に注射をされる。
「えっ、麻酔じゃないよな?麻酔しないことになってるし」と思ってる内にブスリ。はっきり言ってマグコロールのせいでお腹がギュルいのでもうなんでもいいわ状態。あとで診断書を見たら腸の動きを止める注射だった。失念していた私も私だが、一言、言って欲しかった。

さて、ローションのようなものを塗られる。
「直腸のカーブだけが痛くてあとはそんなでもない」
(ただし痛みの度合いは人による)
これは内視鏡検査を受けることになった時のスタッフさんの言である。

ドスっとした感触と共に内視鏡が入ってくる。おふっ。肛門鏡よりは細いようだ。
はっきり言ってしまえば出口(入口)の感覚しかわからなかった。
……内視鏡、それ自体は。

あとから空気が入ってくる。これがつらい。結構つらい。本当つらい。
(※編集時の意見。このことはここを抜粋してブログにしたよ)

確かに、直腸カーブに当たったときの痛み、これはそんな痛いと思わなかった。
だが空気による膨張は話が別だ!そうだな。グーパンチがメリメリ入ってくる感じとでも例えようか。(勿論、実体験はない)

うう…っ、とか、あうう…っ、とか、
つらい場合の喘ぎ声(息)!つかずにはいられない!
鳩尾(みぞおち)まで痛い。

素顔は知らんからこんなことを言うがマスク効果だとしても、若くて可愛い、ああ、いいな、もう一度言っておこう。
若くて可愛いスタッフさんが(若干暴れないように優しく押さえつけるかのように)ぽんぽんよしよししてくれなかったら、邪なことを考えなかったら、頭がおかしくなりそうだった。恐ろしいものの片鱗を味わったぜ………。ポルナレフ状態。や、空気が入ってるのは分かる。だって何ももう入ってないのに急にお腹ギュルギュル、ボコボコし出すんだもの。蠕動。

そして何のためにそのスタッフさんはいたのかと言うと「はい、お腹押さえつけて」と先生が下す指示を実行するためだったのだ(無慈悲)

「ウィックさんも画面を見ながら~」とか検査前に言っていたが、このときの私は多分死んだ魚の目をしていたに違いない。見る元気なんてない。天井のシミでも数えとくわ。

そして、とある方から内視鏡検査を受けた感想をもらっていて「上向いて~、横向いて~」と言われる度に殺意を覚えた。と仰っていたが、言葉でなく、心で理解できた。ブッ殺すって思った時はすでに検査は終わってるんだよ。

文句を言ってもこういうのは検査上必要だからやってることだし聞かないに決まってる。作業を中断しても再開すりゃどうせつらい。天井のシミでも数えとけ。

検査結果は良好。異常なし。

料金は5,200円だった。麻酔すると6,000円になるのかな?麻酔した方がいい。
今後あるなら絶対麻酔してからにしてもらう。
「次の検査は2年後」なんて字面がプリントに見えたが。当面やりたくないね。

ポカリも今は飲みたくねーなー……‎(´・ω・`)

帰宅途中どこかに寄って用を足すのが正解で、家まで我慢すると非常に辛い。
帰宅後もガスは抜けきってないから抜こうとするとマグコロール出てくるから。
(もらしてません)

21時。
本当は明日のためにプルゼニドをまた2錠飲まなければならないのだが、ずっとお腹が緩いので飲むのはやめた。

ポカリスエットが美味いなーあははー。
今朝味わったわー(棒読み)

2020年8月18日
ここから病院生活日記。


9時半。
10時予約の木島病院に到着。

RCを入院患者用のスペースに停める。
さよなら、君のことは忘れない……。

分かりやすい案内受付。

まずレントゲン撮影。立ってするのと、横になってするのと。台に寝ると腰痛つらい。痩せすぎと言われた。ダイエットした人間に言うことか。

身長、体重、心電図の測定。

看護師さんと4F病棟に上がり4F案内してもらう。

手術後衛生キットを購入する。話は前以って聞いている。2,100円。衛生キットは大量のガーゼ、おむつ、ふんどしになるような紐。まあ、ガーゼも安くないだろうし。

お茶は自由。

冷蔵庫がテレビカードと連動していて冷蔵庫が使いたい場合はテレビを見る気がなくてもカードを購入しなければいけない。

病室。
部屋の位置は窓際だ。水場が目の前で助かる。

パジャマに着替えて、手術前に2つ座薬入れられる。
……ひとつでよくない……?
便の状態を見たいらしい。下剤系の座薬か?
そんな出なかった。(朝出してきたからか、昨日あまり食わなかったからか?)

出なくてもちょいちょい催す。
グリセリンタイプの効き具合、時間差攻撃やめろ。マジでやめろ。

薬剤師さんから内服薬の説明。
処方箋。痛み止め。錠剤がジクロフェナクNa錠15mg「サワイ」(食後1錠、1日3回を1週間分)、ヘモナーゼ配合錠(食後1錠、1日3回を1週間分)、軟膏はポステリザン(軟膏)〔強力〕(1日1回を1週間分)、抗生物質でレボフロキサシン錠500mg「DSEP」(毎日1錠を3錠分)。

手術前に排泄しきること。しきらないと施術中には対応できないらしい。
(それもどうかと思うが、私が治療行為をする側だったらしたくはないなぁ)

12時。
お昼ごはん。
病院食はつらい。何がつらいかって自分だけ食えないのがつらい。
匂いとか箸が食器に当たる音だけで羨ましい。
コロナのせいだと思うが、食堂には行かず持ってきてくれる。
(本来は食堂に行け形式。この時間は食べてないよ)

点滴をされる。
いつも思うが点滴に繋がれてガラガラ歩いてると、病人感満載。
ギュルいのでトイレに行く。

案内と点滴注射をしてくれた看護師さんはベテランのようで安心する。
円座というドーナツ型の座布団を貸してもらった。これ、下手に座ると、むしろ脱出するんだが……。

手術室に行く前に、タオルとバスタオルを1枚貸してくれと看護師さんが言う。
診療台の上に敷くからだ。タオルは枕に。
だが私は普段からバスタオルは使わず、普通のタオルで身体を拭いてるから、入浴でしか使わないと思ってたし、嵩張るし、そんなもん持ってきてないよ?

看護師さんは少し悩んだようだが、病院にあるやつを貸してくれた。
というか、確かに「入院前に必要なもの」として用意しろとは明記してあったけど、用途違うじゃん。それなら「バスタオルは手術に使います」と注意書きしといてくれたら持ってきたのに。

因みにここで、「入院時に必要な物品のチェックリスト」。(原文まま)
歯ブラシ。うがい用コップ。シャンプー。リンス。ボディソープか石鹸。入院保証書。問診票。印鑑。お薬手帳。駐車利用申込書(自分でお車、乗ってくる方のみ)。時計(必要であれば)。洗濯洗剤(必要であれば)。ティッシュ。イヤホン。下着類。靴(サンダル・スリッパ・クロックスは転倒のおそれがありますのでご遠慮ください)。パジャマ。タオル。バスタオル(上記3点はCSセット(貸出品)ご利用の方は不要です)アイシングバッグ、膝の手術の方に必要。(購入の必要はありません)。眼鏡・コンタクト・ケース。
※食事に必要な箸・スプーン・コップは病院で準備しております
自分の物を使いたい方はお持ちください

……というもの。
アイシングバッグに「膝の手術の方に必要」という明記があったりしたので、尚更私は騙されたわけだよ。これは仕方ないだろ。バスタオルの項にも注意書きしといてくださいよー。

ここまで手術前の出来事。

手術前の治術の予定(原文まま)。
食事:飲食禁止。
処置:手術前にグリセリン浣腸をします。
排泄:浣腸した後の排便状態を看護師が確認します。
点滴・内服:手術前に点滴をします。飲み薬を確認します。
指導:外科セット(税込2100円)を買って頂きます。手術前オリエンテーションがあります。

しれっと排泄の項目がえぐい。
見せる趣味はないんですよ!(見られる趣味もないよ……)
看護師さんも大変だなァ。
浣腸は座薬タイプだったなー。でもあとで調べたらやっぱりグリセリン系だったけど。

さて……。

ここから手術に至る文章だが、容赦なく書いていく。ドキュメンタリーだから、歯に衣など着せぬ。こんな治療をすると、こんな目に遭うというのを知ってもらうためなのだから。こうでこそ、参考になるというものだろう?

少し手術予定時間の13時を押して、14時辺り。
正直、トイレの催しが治まる時間が欲しかったので助かった。
後から聞いたところ、先生は私の前に痔瘻(じろう)手術をしていたそうだ。
この患者さんのことは少しだけ後述する。

看護師さんと一緒に病室から歩いて手術室へ。
(階下へはエレベーター)

前室でマスクを取って、頭にキャップを被る。

若い娘がいた。挨拶をしてくれる。立派だなァと思う。
診療台にうつ伏せになる。頭の枕の位置と高さが微妙。
部屋には今日の手術患者一覧の名前と年齢の表があった。

診察台にうつ伏せになったらいきなりパンツごと脱がされる(*/□\*)
ぺ、ペルソナーッ!(もろだしでも恥ずかしくない人格の鎧)

マーラ様(真・女神転生Ⅲ仕様)の位置を直したかったけど言えない(*/□\*)

毛布を掛けられる。……でもケツ丸出しだったかも。
あ、レントゲン写真。正面なのに背骨歪んでるわァ。

10分位?
しばらくして先生来る。

麻酔の注射を尾てい骨(尾骨)の辺りに射たれる。
撃たれる。痛え!

内視鏡検査とは別物の痛さで痛えよ!
3度位、釘を撃たれたような強い痛みで、身体を弛緩させてようと思うのにビクンと力が入ってしまう。
麻酔を注入されてもドクンって感じで痛え!
都度、看護師さんが子供をあやすようになだめてくれるが……。
子供ならギャン泣き確定。

力を抜きたいのに触られる度にまた来るのかと緊張して全身の力が抜けず、右腿内股が痙攣してくる。痛過ぎてなんか笑えてくる。
えへ、えへ、えへへへ(^q^)

昔、友人が入院したとき脊髄に注射をされたって聞いたけど、こんな痛みだったんかな……。入院前に先生が「入院は痛いよ?」と言っていたが、多分これのことだな……。ああ、痛いですぅ……。

麻酔が入ってきたらきたで、ハンマーで殴打されるような痛みが走り、左耳が聞こえにくくなって舌が痺れてきた。耳が聞こえにくくなったことについてはそういう事例が少ないのか、私にはその場の皆に疑問符が浮かんだのが見えた。(今どんな感じですかー?と訊かれる)

麻酔撃たれても触られる感覚が活きててしばらくかかる。
あれ、私、効きにくいのかな。不安。部分麻酔なの?

もう少し経ったら酸素マスク。装着というより横に置かれた。

点滴に眠くなる薬を入れられる。少しぼーっとする。

意識ありますよアピールでまばたきを多めにする。

……。

……なんか夢を見てた。覚えてない……。

「終わりましたよ」

呼ばれて目が覚める。あー、気絶してたか。良かった。

手術室で移動式ベッドに移された。
おや……、いつのまにかなんか履いてる。
手術後衛生セット(2,100円)にあった、ふんどしみたいなのと、おむつだな。
……気絶してる間に履かされたか(*/□\*)
つーか、上の方、股間にガーゼがこんもりしてて締められないからおむつの隙間からマーラ様が見えちゃってますけど……。ふんどしの締め方ってこれでいいんかいな。隙間あったらおむつの意味ないよ?

これで手術は終わり。

手術後の治術の予定(原文まま)。
食事:帰室後より水分が摂れます。夕食から食べられます。
安静度:足の痺れがなくなったら歩行できます。
処置:手術室で痛み止めの管を入れます。(※編集中の注釈。硬膜外カテーテルのことですの)
排泄:足の痺れがとれたら、トイレまで歩行が出来ます。麻酔の影響で尿が出なければ管を入れて尿を取ります。
観察:帰室後と夜に体温・脈拍・血圧を測ります。ガーゼの汚れ具合を見ます。
点滴・内服:手術後6時間まで点滴があります。飲み薬と塗り薬があります。
指導:痛みどめの管の説明があります。
その他:手術後傷があるために便がしたくなるような気がしますが、多くの人は2~3日後に排便があります。痛みどめの管を強くひっぱると抜けてしまうので、歩行時や便衣をするときは注意して下さい。朝夕と排便後はご自身でガーゼ交換を行って頂きます。

またもや排泄の項がえぐい。絶対したくねェ。マーラ様がキズモノになっちゃう。抜けてしまうかもしれないのも装着されてるし……。

そして仙骨麻酔はもう二度としたくねェ!トラウマ。

手術後。
大部屋に戻ってくるまでで2時間経ってた。

16時過ぎ。
下半身、麻酔抜けてきたと思ったが、しばらくすると動かせないくらい効いてくる。上半身も起こせない。腕は動かせる。この辺りで、気合いでスマホに手術中起きたことの記録を残す。

トイレ(尿意)の感覚が来てるのかどうか、よくわからない。
膀胱の辺りで変な感覚はずっとしてる。
排尿を上手く出来ないとカテーテル(管)をマーラ様の口に入れられると聞いているので怖い。因みに触ってみたが感覚はない。自分のモノのようでいて、まるでそうじゃないようだ。

しばらく横になってたら、先生が来た。
クリニックでは3ヵ所酷いとの診断だったが、酷いのは2ヵ所だったそうなので切除して、1ヵ所は注射したとのこと。

術後の創の写真を見せてくれたが、ある意味、内痔核が脱出してるのよりグロテスク。因みに写真はくれないらしく、貰っていない。……欲しくもないけど。

つーか、なに。
気絶中にバシバシ撮られてたのかよ。絵にすると尊厳なんか既にないも等しい(苦笑)

下手に動くと背中に貼り付けてある麻酔管が抜けるからね、と脅される。

少し口の中が渇く。
ほうじ茶(職場のただで飲めるやつより美味しい)が蓋付きのコップに入れられてたがストロー持ってきてたら良かった。身体起こしてもいいそうだけど全然起こせないから、飲みにくい。

尿意がわからん。漏らしたらどうしよう。
試しに止める感じで力を入れてみるが、まっっったくわからん(笑)
これ、漏らすパターンだわ(笑)

……笑っとる場合かー!
少しだけマーラ様にカテーテルを入れられる経験をしてみるのもアリかとか、脳裏によぎる。

うーん、左脚、まったく動かん。
漏らしてないか、それが心配で触ると若干湿っている。
汗なのか、極少量やらかしてるのかわからない。
臭いは違うから多分汗。頑張って扇いで乾かす。
(笑ってる場合ではないのだ)

18時。
夕食。

食べていい。ご飯は普通に美味しい。卵、もやし、玉ねぎ、お好み焼きソース。
それぞれ塩っ気がわりとある。

夜勤の看護師さんにチェンジ。若い娘。しっかりしてる。

尿意のことを訊く。むしろ出ないのが普通らしい。
脚の痺れが取れたらトイレに行ってみようとの提案。
取れるのいつだ?漏らしてもいいためのおむつらしいが……。
一応、こんなでもかろうじてまだ尊厳はあるんですよ!?
しかもマーラ様が包み込めてなくて、横に反れてるし、おむつの隙間あるし心配。

身体が起こせないので、食事のためベッドを起こしてもらう。
手動式かい。隣の人のは電動なのに。

ご飯食べてたら知らぬ間に漏らしてたって、情けなさすぎるでしょう?
気になるので、たまにマーラ様に触って確かめる。行儀悪いってレベルは超越してるけど。
ヌルヌルッ!(真・女神転生Ⅲ仕様)
……なんか出てますね……。

脚の痺れが取れたら歯磨きしていいと言ってたが取れる気配がない。左内股と足首が動かない。右脚(足)はそこそこ。術後のときくらい。痺れは正座の痺れとは違ってアヘアヘしない。

19時。
点滴を取ってもらう。(※編集中のつっこみ。ちょっと待て。記事をまとめてて思ったが、術後6時間経ってなかったじゃないの)

もう何も射されたりしないはず(´;ω;`)

点滴がある間は無闇に動かすと痛いので腕も手も動かさないわけだが、少しの間でも、動かさない癖がつくようだ。取れてるんだから、動かしてもいいと脳に教え込むために、左腕を動かしまくる。肩の付近、左腕も少し痺れてるようだ。

正座の痺れは触ると(ぎゃーっとなるが)取れるので、効くかもしれないと、同じ要領で足を触りまくる。

ちょっと思ったんだが内視鏡検査のときの麻酔ってまさかこのタイプの麻酔じゃなかろうな? それだと前にブログで内視鏡検査のときは麻酔をしてもらうと明記したが、こんな痛いし麻酔の痺れが取れないんじゃあ躊躇するな……。え、どっちみち地獄じゃん。

21時。
消灯。

左脚もある程度痺れが取れたのでトイレ(排尿)に行く。術後の初回トイレなので、夕食の時とは別の看護師さんが付き添ってくれた。(倒れたりしてたらヤバイから)
この看護師さん、名札付けてないから名前分からんな。
名前は呼ばないでおこう。

……そして出ないな……。
そもそも尿意がわからん。お茶飲んで水分溜めるようにと看護師さんの指示あり。
トイレに行ってる間、お茶(コップに)入れときました(^^)って言ってたのに入ってなかった。
一瞬、部屋間違えたのかと。
うっかりさん。はにかむ笑顔が可愛い。
(少しは余裕出てきた)

なんか肛門から出てる感じがしたが、治す体液らしい。
漏らしてるかと思って焦った。出血もないそうだ。

寝るには早く、寝れないから何度かお茶を飲むべく徘徊する。
まるきり不審者でも許可済み。結構である(笑)

暴走族(珍)がうるさい。時代錯誤だなァ。
(※編集中の思い出し感想。毎晩来て定着してたから生きている化石の類いだな)

0時前。
排尿できた。カテーテルは入れないぞ。

切れが悪いし、残尿が怖いから時間がかかる。なんかマーラ様に触ると冷たい。血は通ってるようだが、なんだこれ。掌が熱いだけか?

2020年8月19日
手術後1~2日の治術の予定(原文まま)。
清潔:身体を拭きます。朝・夕と排便時にウォシュレットで洗ってください。
処置:毎日ガーゼを交換します。
観察:排便の回数と便の状態を確認します。
内服:抗生剤の内服があります。

3時。
……膀胱に溜まってるのに出せない……。
膀胱が張ってきてるなら出した方がいいと看護師さんに言われる。
カテーテルのことを訊いたら痛いそうだ。どちらの痛みを取るか、悩む。が、膀胱が張って痛くて出せないのと、カテーテル挿れて痛くて出せるのとでは結果が違う。(痛さも違うだろうけど)

……仕方ないので尿道カテーテルを挿れてもらうことに。
ま……、また射されるのか……。

……。

(カテーテルを見る)

……えっ……。

あの……、太くない?

カテーテルの先端についてる丸っこいの、7mm~10mm未満くらいあるように見えるんだけど……。

もう引き返せないので恐る恐る仰向けに寝る。
深夜だからベッド脇の照明のみとは言え、マーラ様が露になって恥ずかしい。

※イメージ画像です。

つままれて挿れてもら……、痛い!
想像通りに痛い!

優しくやってくれてるのはわかる。けども、押し込まれる度に痛い!
脚が震え、呼吸が止まる。
閉じちゃダメですよ~って言うけど、防御反応だよ、仕方ないよ……。

しかも根元まで入ったのに尿瓶に向けたとき1回抜けたからやり直し……。
なんで抜けるんだよ。勘弁してくれ(汗)

このときの「もう一度するのか」という絶望加減は半端ではなかった。
因みに、つままれるのは竿です。
(※編集中の意見。色々持ち方(挿れ方、広げ方)があるそうですよ)

カテーテルが膀胱まで入ったら、臍の下辺り(膀胱)を押して、出してくれた。
溺れた人のお腹を押して、ピューっと噴水になるマンガ的表現みたいなやつ。

これがまた、痛いのが怖いから力が入ってしまうわけだが、わざわざ押し出してくれてるのでなんとか力を抜く。浅く深呼吸。痛さで呼吸するのもつらいんだよ。

カテーテルが通っていても自動(?)じゃ出ないらしい。
無事、排尿できたものの……。水分摂りたくなくなったわ……。

6時前。
ちゃんと自力で出せた。出せたが……、痛い!
チョロッとでも尿が通過すると、カテーテルをまた出し挿れされてるような痛みが走る。しかも何もしてなくても、たまにズキッと痛みが先端に走る。ここは地獄か?特に裏スジの辺りが痛い。

尿道カテーテルももう二度としたくねェ!トラウマ。

深夜に若い看護師さんと二人きりで羨ましい、なんてバカなこと考えてる男性諸氏はやってもらったらいい。二度とそんなこと思わなくなる。疑似体験したいなら何か突っ込めばいい。素人がやると裂けることもあるらしいからオススメしないが。自己責任で事故を味わうがいい。だが、良い子の諸君は決して真似するな。これは医療としてはノーマルでも、性行為としては立派に、完全に、絶対に、アブノーマルだ。

いいか、これを読んだのなら、麻痺しててもなんとしても排尿は自力でするんだ。しないとこうなるぞ。仕組みとしては前立腺が麻酔で開かず、尿が出てこないのだ。

7時くらい。
先生が診察に来る。

傷の治りは順調とのこと。ガーゼ交換してくれた。

排尿のことを伝えたら
「いつも通りおしっこ出したいなら麻酔外してもいいけど、痛くなるよ?」と。
まあ、そうだろうさ。麻酔が効いてて痛くないが排尿しづらいのと、排尿できるが傷が痛いのとでは前者を取る。

……それに亀頭先端や裏スジが痛いのに、今、この状態でいつも通り出たら、勢いでおかしくなりそうだ。それにどうあれ、3日目には麻酔は外してくれる予定だ。

8時15分。
朝ごはん。

痛み止め1錠ずつと、抗生剤を飲む。

薬剤師さん、診回り。

10時半。
自力排尿。
夜の時よりはまだマーラ様の痛みの度合いは減っていた。気にするポイントはこっちじゃないはずなんだが……。勿論、創は麻酔が効いててもズキズキと痛むときがある。ここまで読んで、尿道カテーテルのインパクトで忘れてる読者さんもいるかもしれないが(笑)

12時。
お昼ごはん。

冬瓜が美味しい。
朝の薬剤師さんの勧めで、そこまで痛くないならお昼の痛み止めは抜きましょうということで痛み止めの薬はヘモナーゼ配合錠を1錠だけ飲む。(炎症を抑える効果もあるため、こちらを選んだ)

14時。
看護師さん、診回り。
勧めもあって、朝変えたガーゼに出血痕が広がってたので交換する。

15時。
先生の診察。
排尿はできてて痛みは収まりつつあることを報告。
「明日には治るでしょう」と仰っていたが?
明日はまだ入院3日目なんだが早くないだろうか。つーか、先生はクリニックと木島病院と行ったり来たり忙しそうだ。マメに顔出してくれるのね。

18時。
夕食。

かぼちゃ美味しい。因みにトレイは狭いほうが冷たくて、広いほうが温かい。これは私がお茶碗を持った後に写真の撮り忘れに気付いて適当に置いたから。冷えてたわけではない。
トイレ(排尿)に行ったら(便座に座った)、傷が急に焼けるような熱を帯び出す感じになる。昼に痛み止め抜いたから?
痛み止めは1錠ずつ飲む。

20時半。
看護師さん、診回り。
愛嬌のある人で気持ちが和らぐ。
薬が効いてきたのか、創の痛み、少し軽くなる。

21時。
消灯。

2020年8月20日
3時20分。
また創が熱を帯びるように痛み出す。麻酔のカテーテル接続部から出血してる模様。ガーゼ交換。出血はこっちの方が酷い。

ついでに排尿。相変わらず出は悪いものの、こっちの痛みはましになってきた。
痛み止めの効果ってマーラ様にも効いてるのかな……。触った感覚はなくても痛覚はある。としたら相当痛んでることに……。

7時。
先生の診察。
創の経過は順調とのこと。
麻酔管からの出血も、まあ、こんなもんですとのこと。じゃあ、それでいいや。

麻酔の減りは若干遅いらしいが(点滴と違い、圧をかけて高さ関係なく流入する仕組み)抜くまでは(不便さや痺れは)そんなもんです、とのこと。

愛嬌のある看護師さん、診回り。
出血痕が付いていたベッドのシーツを変えてもらう。流石に手慣れている。

8時20分。
朝ごはん。

痛み止め1錠ずつと抗生剤を飲む。
ある程度溜めないと(押し)出せないが、排尿の痛みはなくなったようだ。

しばらくして薬剤師さんの診回り。

9時頃。
ベッドのシーツ替え。診回りでシーツ交換はしてもらったので、掛け布団のみ。
埃を被らないようにとラウンジに追い出される。お、RCが見える。

11時。
頭髪シャンプー台が空いているとのことなので、洗髪しにいく。

12時15分。
お昼ごはん。

茄子が美味しい。
痛み止めを1錠ずつ飲む。

14時。
看護師さん、診回り。

15時。
先生の診察。
明日も便が出ないようなら対策するとのこと。手術前にされた座薬下剤だろうか。

グリセリンは効きすぎてつらいから、はっきり言って投与されたくないので腰を折り曲げて圧をやんわりかける。手術してから今まで背中を丸めるようなことをしていなかったが、それには理由があり、前述の通り、変な動きをすると麻酔のカテーテルが抜けると脅されていたから。尤も曲げるくらいは大丈夫とは聞いていた。

しかし腰に刺さってるチューブからカテーテルを固定するために、左背中半身、肩までにテープをベタベタ貼られて固定されてるため、背中が張る。その突っ張りが、管がどうにかなるかもという恐怖で曲げられなかった。実際出血はしてたわけだし。個人的には麻酔のせいで腸の動きも鈍ってるような気がするんだが、医者ではない私が言っても説得力はないかもしれない。ともかく朝の診察までに少しでも出さないと。

16時。
コロナコロナと他の患者さんと看護師さんたち。昨日から病棟全体が騒がしい。
調べてみたら1,3km先でのクラスター発生だ。
もうどこで出てもおかしくないっていうか、瀬戸際対策してないといかんね。次亜塩素酸水は職場でも使われてるけど、ハイター臭くてワタクシ苦手ですわん。

1時間程ベッドで腰を折り曲げていたが、便意は来ない。
折角だしウォシュレットで洗いに行く。
今日から1日に2、3回洗浄するよう指定もあるし。

便座に座ると針を刺されたくらいのピリッとした痛みが走る。
ポタポタと出血してないから、多分凝固した血液が剥がれた際の引っ張られる痛み。こういうのは創が裂けたんじゃないかと不安になる。

ペーパーで拭くと粉状の血まみれ。先生と看護師さんにはこんな状態をチェックしてもらってたのかと思うと申し訳なくなってくる。

決して力まずにだが、便意があるのに出ないのと、便意がないのに出そうとするのは違う気がして、夜まで待つことにした。
排尿しても痛くなくなったから、水分を少し多めに摂ることにした。
便秘がちになると力まなくてはいけないため、創が裂けて大量出血する可能性が高くなるから。下痢は良くないが、軟便くらいがいいらしい。

19時。
夕食。

痛み止めを1錠ずつ飲む。

20時頃。
看護師さん、診回り。

21時。
消灯。

2020年8月21日
手術後3日目の治術の予定(原文まま)。
清潔:痛みどめのチューブが抜けたら、お風呂に入れます。
処置:毎日ガーゼ交換をします。
排泄:手術後排便がなければ医師より浣腸の指示があります。排便コントロールをしていきます。
観察:排便コントロールをします。

なんていうか、排泄の項がほとんどえぐいんだが。

5時。
なんか出せそうだったからトイレ。
出ない。ポタリとなんか出た。出血だった。
(問題なし。最初は出るらしい)
問題なくてもやめといた。
ウォシュレット洗浄。ガーゼ交換。
相変わらず麻酔チューブからの出血痕が目に余る。うへぁ。
排尿済み。

6時。
看護師さん、診回り。
麻酔残量、ゼロ。

7時。
先生の診察。
麻酔カテーテルを抜いてもらう。痛いかと思ったが、まったく痛くなかった。
カテーテル止めのテープ剥がしの方が痛かったくらい。「絆創膏貼っておくから適当に剥がしていいよ」と、適当なことをぬかしおる。ははは、こやつめ。創の痛みは平行した鎮痛。今後どうなるか。

7時45分。
排尿。そこまで来てるようだけど便は出ない。
とにかく(出る気配がないのに)下手に力んでの出血が怖い。

8時。
朝ごはん。

痛み止め1錠ずつと抗生剤(抗生剤は前以て処方された3錠、これで終わり)を飲む。
麻酔が抜け、鎮痛作用が弱まったせいか、創が少しヒリヒリする。
食後に便意を待つ生活が始まるお( ^ω^)

10時30分。
薬剤師さん、診回り。
麻酔を抜いたのでしばらく痛みに慣れてもらうとのこと。
(次第に治るから痛くなくなってくるし、治ってることが実感できると言う)
便が出なくての下剤投与の場合、痛み止めを前以て飲んで、30分後にしてもらうと排便時の痛みが和らぐとのこと。入浴はして暖めたほうが楽になるし、お湯の温度はぬるま湯よりはいつもな感じで構わないとのこと。

11時30分。
お風呂。
うむ、確かに楽だ。湯舟をまたぐとき、ピリっと痛いけど。
湯船から上がる時、ズーンと重量かかって痛いけど。

それにしても、私、不特定の人が使う足拭きが怖くてさ。
銭湯とか温泉とか行けないのよ。理由? 水虫感染が怖い。

12時10分。
お昼。

カレーのご飯とルーの向きにこだわりを見せる人は世の中にいるよね。私はルーが左側がいい感じ。木島病院のカレーは昔ながらのカレー味で人気があるそうだ。
痛み止めを1錠ずつ飲む。

13時。
お茶汲みに行ったら、同じく服部先生の痔瘻(じろう)手術を受けた方(私と同年代の男性)がいて、お話する。硬膜外カテーテルの麻酔を首から同じくぶら下げてたので、それでわかったらしい(笑)木島病院はほとんど骨折とかでの患者さんばかりだからね。
痔瘻というのはご本人から聞いたところ、肛門の近くに穴が余計にできてしまう病らしい。なにそれ……。(※編集中の意見。よくあるらしいとのご教示を受けた。因みに内痔核も最近多いらしいぞ。だからこそ、これを書くことにしたんだが)

痔瘻か……、予想外過ぎる症状で恐ろしい。で、この男性はカットして縫合してあるそうだ。私と違って排便は出来てるそうだが、麻酔のなくなった今、飲み薬だけだと排便時に滅茶苦茶痛いらしい。(痛みの例えはわからない)

でも私もそうだが、慣れないと……という理由で麻酔は外されたからなァ。
痔瘻は症状からしてつらそうだ。カットして、ってことはもし裂けたら……。いやいや、考えたくない。お腹痛い。しかも原因がご本人も先生でもわからないとのこと。怖いわ。再発を防ぐためにも原因は探っておきたいよねェ。

私は便が出そう、緩くなってきたとなる度に、ガスしか出ないからもう諦めて座薬されることにした。天命を待つ。因みに彼もグリセリン系座薬は勘弁してほしいと言っていた(苦笑)

14時。
愛嬌のある看護師さん、診回り。
下剤はするなら液体タイプの浣腸だそうだ。
15時に先生来るだろうし、またちょっと緩い感じはあるのでトイレに。

14時40分。
出た。
逆転勝ちだろ、これ。何が出たとは品がないからあえて言うまいよ(今更)
ただ少量なのでそれでOKかはわからない。

でもまだ燻ってる感じはある。
お茶多めに飲もう。
それからトイレまで歩いてみて、それまでとは格段に痛みが弾いているのが感じられた。便座に座る(座ろうとする)と刺されるように痛い。屈むと創が開き気味になるからか、痛いんだろうな。

15時。
先生の診察。
出た量を伝えたら、量が足りないらしい。ダメなのか……。
まだ出るようならOKとのこと。

16時10分。
少し出る。
……トイレの出入口で看護師さんがにこやかに待ち構えている!
エンカウントした(苦笑)

「これ(浣腸)、やりますか(^^)」
ああ、そんな笑顔で言わんでも……。
断れないよ……。(出てないのは事実だし)
しかもなんでちょっと嬉しそうなの?

結局、浣腸されることに。まあ、せめてこの看護師さんで良かったか。
3分、出来れば5分我慢してというが、すぐ、凄く、来る。催しっぷりがヤバい。
身体が震えてくる。(※編集中のつっこみ。2分でいいし、我慢し過ぎると身体に異常が……とかいう情報がネットに転がってたが……過ぎたことだ)

17時。
確かに更に少し出たし、一度部屋に戻るがまだ催しっぷりが怪しい。
ギュルい。すごく、ギュルい。とてつもなくギュルい。

再度トイレに逃げ込む。
18日夕食からのが便変換されてるのは全部出た感じ。どこまで力んでいいか、具合も何となくわかった。というか、しないと無理だった。

創はもう針で刺されてる以上には痛くなっちゃってるし、出血はするが、大出血というわけではない。尿道カテーテルに臆して水分摂らなかったツケだなァ。でも尿道カテーテルの痛みよりはこっちの方がまだましだよ。1日何度もカテーテル挿れられたら気が狂うと思うもの(性癖もな)(※編集中の注釈。されたのはバルーンカテーテルではなかった)

便は出る気配はなくなったが(すっきり感)、催しっぷりは止まらない。
身体、震える。

それにしても便が出るには出たが、自力ではないので先生の判断はどうなんだろう? 「自力で人並みの量を出して創が痛くなければ」ということを仰っていたが、仮に出たからそれでいいよと退院できたとしても、創が痛くて退院する気が起きないわ……。

予定よりもう1日分溜めたのは人並みの量以上だし、超えててもいかんのかも知れない。尿道カテーテルがいけねぇよ、尿道カテーテルの痛さがさ……。

またトイレに入る前にナースステーションにいた、その看護師さんと目があって、私がトイレから出るの見計らって声を掛けてくれた。便も出たけど、浣腸による催しの勢いが凄くて冷や汗も凄く出たから、心配されちったよ。どんだけ疲れた顔してトイレから出てきてたんだか……(乾笑)

そういや薬剤師さんのアドバイスは活かせなかった。

18時10分。
夕食。

うへぁ。まだギュルい。創が痛い。
どっちも持続性のつらさ。地獄か。ギュルいのに食事って。

18時35分。
痛み止め1錠ずつ飲む。
トイレに駆け込む。
ひょっとしたら痔瘻の人が言ってた便の痛みと変わらんのじゃないかってくらい、つらい。

19時15分。
トイレ。
薬飲んで30分経ってるのに痛い。(30分で効いてくると聞いていた)

落ち着かせないとダメなのか。
浣腸が効きすぎ。拷問か。大腸の蠕動が止まない。もう出るものないよ、止まっていいよ。20時が近付いてるから看護師さんの診回りがあるし、一旦ベッドに戻る(くたばる)。

19時35分。
ダメだ。ギュルいのを我慢できずにまたトイレ。
効きすぎだろ。創も痛い(´;ω;`)
出ないのは分かってるけど、病室でもし出たら伝説になってしまう。便説。上手くねーよ。これ、18日にご飯食べるの早かったのでは……と思えてきた。点滴生活でいいじゃん?

20時30分。
浣腸、もう4時間以上経ってもギュルい。

21時。
別の看護師さんの診回り。
具合悪いことを伝えると5時間経ってたら、また痛み止め飲んでいいと言われた。
となると23時35分か。先は長いなァ。昼間寝てないし、寝ることにする。

22時35分。
ギュルい。一切寝れてないし。

23時45分。
痛み止めを1錠ずつ飲む。

2020年8月22日
手術後4日目の治術の予定(原文まま)。
処置:毎日ガーゼ交換をします。
観察:体温・脈拍を測ります。

随分まともになってきたが、これ見返すと「〇〇だったら××します」をすべてやってきてるんだよね……。

5時半。
まだギュルい。
腸の動きは何が正常で、何が異常なのか、考え始める(苦笑)

7時。
診察寸前でやっとギュルいのが引いてきた。15時間て。

先生の診察。
創としては、問題ないとのこと。そうなの?すげー痛いのに。
便に関しては自力でなくとも、病院食を食べた分が出れば退院していいそうで、
「退院する?」
「ヒリヒリしてるのは大丈夫な範囲なのかわからないんですが、どうなんですか?」
「……私にもわからん!」
専門家にそう言われるとな‎(´・ω・`)

処方箋も多めに出してもらうため、薬剤師さんに話したいし、まあ、もう少しいるわ。
こんなんでいいのか?ご飯は正直食べたくない。

看護師さん、診回り。
ちょっとでも消化しやすいよう、お粥にできるか頼んでみた。

8時。
朝ごはん。

お粥になってた。迅速に我が儘を聞いてもらって助かる。
胡麻豆腐?ねっとりしててタレがなければきつかった。
痛み止めを1錠ずつ飲む。

9時過ぎ。
薬剤師さん、診回り。
処方箋の話をしたら、日曜日は先生の診察がないとのこと。
そうしたら誰に許可もらって退院すればいいのか?

先生が退院していいよと言ってたのが許可代わりらしいので、改めて確認してくれるそうだ。因みに「わからん」の件を話したら「先生らしいですね(^^)」との反応。ああ、そうなのね。ざっくばらんというか、なんというか。

ざっくばらん:(相手に思ったことを隠さずに言うなど)さっぱりと遠慮がないさま。

確認してもらったら、やっぱりもう午後から退院していいそうだ。火曜日(25日)にクリニックに行って、処方箋を出してもらうことになった。
お昼ごはんを抜いて少しでも安上がりにする。
(とは建前で、正直なところ便秘が怖くて、食べたくないだけだ)

帰り支度をする。
痔瘻の人も今日が退院とのこと。因みに痔核も痔瘻も治術内容は同じだよ。

請求書をもらう。

ナースステーションに行き、御礼して帰る。
お茶汲みに行くとき目の合ったお爺さんがエレベーター前で見送ってくれた。
ありがとう。爺さんもお大事に。あばよ。

会計で支払い。クレカ払い。
18日午前から22日午前までで95,710円。
カードの暗証番号忘れたわ。サイン、サイン。

会計の子も可愛かった。なんなんだ、この病院は。
ここまではっきり書いてなかったけど、若い看護師さんはみんな美人さんだったり、可愛いかったりだったのだ。おばちゃん化した看護師さんはきっと貫禄と引き換えに失ったのだ。きっと、そう。若い子にはベテラン感はなかったもの。

会計の隣が薬剤師さんのコーナーで、丁度担当して下さった方がいたから、御礼して帰る。

外、暑い。

やあ、RC。久しぶり。車の乗り降りと座るのがつらい。
乗り降り幇助の取っ手がこんなにありがたいものとは思わなかった。


入院で持ってきてたら良かったもの、まとめ。
ストローと団扇、または扇子。バスタオル(笑)

リストにないけど、持ってて良かったもの。
アイマスク。スマホ。

つーことで、なるべく詳しく書いた。痔の人や、石川県の人は参考にしてくれ。

因みに先生は、人に技術を教えられるほどの立場の医師である。教えるのにも色々関門をくぐらないといけないから、要するに、歴戦の手練れだ。

長文を読めない堪え性のないあなたへ。

超ざっくりまとめ。
・お尻の病気の治療施設は、患者の羞恥心なんか気にしないで治療にあたってくれる。
(慈悲か無慈悲かは人それぞれだが)
・服部和伸先生はGoogleのクチコミで言われるような冷たい人じゃない。
 言うほどニコニコしてないのも事実だが、人当たりが冷たいわけじゃない。
・大腸内視鏡検査は内側の痛みで死ぬ。
・仙骨麻酔は外側の痛みで死ぬ。
・硬膜外カテーテルはつらい。
・尿道カテーテルはどちらかと言えば外側よりの痛みで死ぬ。
・下剤はギュルくて死ぬ。
・木島病院の看護師とスタッフは美人揃い。
・私は4回死んだ。
・創の痛みは注射をされるくらいの痛みが不意に走るときがある。

これらを読んで痔の人はどうするか考えたらいい。

自宅療養生活日記へと続く。これはこれでつらいんだ。
こっちはまた1ヶ月、または2ヶ月後に書こうと思う。

‎(´・ω・`)ノシ
ブログ一覧 | 日記
Posted at 2020/08/28 09:55:50

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この記事へのコメント

2020年8月28日 23:19
本当にお疲れ様でした。
その後、お加減いかがでしょうか?

病院選び、重要ですよね。

ちなみに私は、該当する病気の専門学会を調べて、その専門医リストに名前があるかを確認します。今時HPも持たない病院は論外です。
例えばリウマチの症状があれば整形外科に行けば診てくれますが、整形外科でも色々あって、リウマチにはリウマチ専門医がちゃんといます。専門医に診て貰えれば良くなる確率が上がると考えています。
調べた所、服部先生は大腸肛門病専門医リストに名前が載っていましたし、病院の選択は確かであったと思います。

私事で失礼しました。
コメントへの返答
2020年8月29日 8:37
お気遣い、ありがとうございます。
依然として、針で刺されるような痛みが不意に来たりして、まともに座れません。動かしてなくても痛くなったり、動かしてても無痛だったり、来るタイミングがまったく掴めません(汗)
先生曰く、創は痛くなるのもそんなもんだし、順調に治ってるとのことですが。

円座がないので、履けなくなったボロボロのパジャマをU字に畳んで敷いて、なんとか高さを稼いで座ってたりします。でもお尻全体で座らないので一部分がこれまた痛くて。とてもユーフォ鑑賞リハビリができるほどではないです(苦笑)

今朝は縫合糸(溶解するタイプの糸)の塊が取れました。

今回、クリニックの指定病院なので、そういうことなら診察先選びということになりますね。
たったひとつの選択でその後のルートが決まってしまうわけですから慎重になりますよね。勿論、セカンドオピニオンのように他を受けるのは自由ですが、私は性格上しないし、できないので(笑)、それなりに熟考したつもりです。

専門学会、私も調べました!痔にも学会がちゃんとあるんだなーって(笑)
ALTOさんがご覧になったやつは多分私が見たのと同じでしょうね。お世話になった先生はそこの上位ランクに名を連ねていた方だったのも決め手でした。わざわざ探して下さったんですね、お手数を掛けました。

技術伝達の資格も調べましたが、クリアするのには見るからに面倒で、これを積極的にやる人なら仕事はできる医者だろうと。

診てもらってから、本格的に決めるのもありと言えばありですが、沢山の人にお尻を見せる趣味はございません(苦笑)
下調べできる時点でどこまで自分の技量を売り込めるのかというのは、現代の医療関係者には必須なんですね。でないと、お客さん来ないですから。

今回のブログ、画像差し込み分も入れて、字数30,000字限度ギリギリなので、こちらでコメント返信がてら、捕捉という形にもなりますが……。

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