主人公回、12話。
冒頭、低音パートの強化ということで、滝からユーフォ組参加の指令。しかし、久美子にとっては苦手なフレーズのようだ。吹けない(弾けない)フレーズは最初はゆっくりと、だが確実に一音一音押さえていくのが良いよ。慣れてきたら速度を上げるだけ。まあ、言う易し行うは難し、なんだけどね。つーか日陰での光の照り返しが何かエロい。
葉月の髪の先端の淡色になっていくグラデーションは特徴のひとつなんだけど、有ったり無かったり安定しないな。円盤だとばっちりなんだろうか。個人的には葉月に注目した最初の点なので一貫してほしいものだが。
夕暮れ時に久美子が練習していると秀一の姿が。練習している同士で違うメロディーが飛び交うと正直邪魔でしかなく気が散ってしまうのだが、よくやるわ。今までにないくらい楽器の音が鳴る回だ。そういや私、バンドで合わせるときも個人練習ってしたことなかったな。常に他メンバーと合わせるだけで。みんなでいられる時間も限られてたし、自分の都合を優先してられるかってのもあるけど。そもそも課題曲があるなら、ばっちりこなした上で集まるようにしてたからなぁ。メンバーが集まってるときは個人練習する必要はあまりなかった。だから、日陰で麗奈が久美子とセッションした感じで、他メンバーの腕を上達させるための練習ならしてたかなぁ。……とかなんとか言ってきついこと言ってるようだけど、セッションするのが楽しいだけなんだ(笑) 閑話休題。
もう出てこないかと思ってた葵が再登場。久美子が気に掛けるのは幼馴染だから当然として、何か動きがあるのだろうか、と思ったら後述の姉との対比、ひいては久美子の気持ちをシフトさせるためかな。
久美子の練習をバックに麗奈、香織、優子の集まり。仲直り(?)したみたいだね。通りかかった夏紀の動きがコミカル。あれを手抜きと思わせないのは演出の妙。
滝の指摘が続くも、秀一はどうやら良い音を出したようで練習の成果は出ているようだ。一方、久美子は上手くいかずパートを外されてしまう。あー、これはつらいっスなぁ。
走る久美子。印象的なシーンだから力を入れているのか、力を入れたから印象的なシーンになるのか。ユーフォをやってきて初めての挫折のようだ、が、同時に1話冒頭の麗奈の悔しさも知ることが出来た久美子。姉とのちょっとした言い合いでユーフォへの気持ちも再確認。好きなら仕方ない。
部室で落とした携帯電話を取りに学校へ戻る久美子。携帯は校内での使用が禁止されているのか? 滝との話の中、自分の中の素直な気持ちとも向き合うことが出来て、一段落着いたところに、別れ際の滝から久美子への信頼の言葉。ドラマ的に今回一番のシーンだと思う。関西大会へ突破できると確信してなければ出てこない台詞でもあるし、久美子へ掛けた言葉がそのまま他の部員たちへの信頼も兼ねているから。もっとも、関西大会へ出ることになってもできなければ、容赦なく外すんだろうけど(笑)
その滝はかつて父親がいた、この学校に配属されることになったと経緯を簡単に述べたが、それだけでああも熱心な指導に当たるものなのだろうか? 何か指導の熱意になる源がありそうだ。最終回も近いが久美子あたりが「どうして滝先生は……」とか訊いてくれないものだろうか。あ、いや、待て。麗奈が意外とその辺の事を把握しているのかもしれないから、麗奈も交えてちょっとした回想があるとか?
さて、と。
ところで最近巷の楽器屋の前にはこういうポップがあるらしいね。
ヤマハが協力してるからこれを機会にと販促も兼ねているんだろうけど、
けいおん!のときのように楽器は爆売れしてるのか?
当時はギブソンのレスポールや、普段は売れるほうが珍しいレフティージャズベースが異様に売れたと聞くが……。
響け!ユーフォニアムはけいおん!の「ほんわか、楽器を楽しもう」感と比べて「楽しめればいい、でやってんじゃねーんだよ」感が段違いだから(笑)、ヤマハが思ってるよりは手を出す人はあまりいなそう。それに、意外とエントリークラスでも管楽器って値が張るんだよなー。ヤマハで出してるのでも上位のユーフォは高いのだとレスポール余裕で買えるし。
http://jp.yamaha.com/products/musical-instruments/winds/euphoniums/
Posted at 2015/06/26 12:44:13 | |
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