心配していたのは本の状態より、古本に付き物の匂いだ。
うむむむむ。
1冊はおっさんの匂いがする(;´Д`)
1冊は薬品臭い。
おっさん臭の方は子供の頃に嗅いだような、昭和の香りがするぞ。いや~、きついっす(笑)
なんだろう、昔からある病院のソファーに染み付いた匂いっていうか。
パラパラめくったりしてりゃそのうち取れるかな。
こういうの、新聞紙挟むといいらしいけど、新聞取ってないからなあ。
チラシじゃだめかな。ダメ元でやってみようかな。
お値段は2冊送料込みで768円でした。確かにくたびれた感はあるけど、問題なし。
さて、手に入れたのは私がホームオーディオにハマる前のステレオサウンドNo,133とNo,137。ステレオサウンドグランプリの前身であるコンポーネンツ・オブ・ザ・イヤー(COTY)が載ってるやつ。
なぜ、この2冊なのかというと、1冊は私の使ってるLINNのパワーアンプ、KLIMAX(当時はTWINがなかったのでKLIMAX SOLOという名称ではなかった)が選ばれていること、私の愛用しているSACDプレイヤーの兄弟機、もしくは先輩にあたる、SONYの世界初SACDプレイヤーであるSCD1が載っているということと、もう1冊は同じくメカエンジンが同じ兄弟機、アキュフェーズ初のSACDトランスポートとD/AコンバーターであるDP100+DC101が載っていること。Wadiaの861も好きなんだけどね。買うか候補に挙げてたやつだし。つまり、これらの記事を読みたかったから。
オーディオショップなんかにはずらーっと保管してあるところもあるし、そういうところで見せてもらえばいいんだけど、家でじっくり読みたいからねえ。昔から買おう買おうと思ってたものをまたひとつ(ふたつ)手に入れることができましたよ。嬉しい。
それにしてもベストバイの品数、昨今と違ってすげーな。
つーか、私がメインに使ってるオーディオってスピーカー以外、COTYやグランプリに選出されまくってるものばかりじゃないか。KEFの205も選ばれてないにしても高評価だし。こりゃあ、下手な音出せないし、更に良い音出さないとって熱に駆られますね。
それから朝沼予史宏さんもこの頃は……。上杉佳郎さんもご健在の当時。
おや、見慣れない人がいるけど、この人が物凄い耳の持ち主だったっていう井上卓也さんか。
なんだか生まれる前の時代のことを調べるようで、ワクワクしております。
懐かしいようで新しい。懐かしむというと意味は少し違うけど、温故知新っていうやつにも通じますね。
因みにこの頃の私はセリカでバリバリにカーオーディオやってた頃です(笑)
でも現代に生きる私が出してる音は雑誌と違って古臭くないと自分では思う。
いや、聴く人が聴けば古さを感じるのか? でも菅野沖彦さんのオーディオの音を聴いて「今がここにある」なんて言ってた人もいたこともあったようだし、単純に機械から音は想像できないものなのかもしれませんね。こういうのも、私、気になります。(要約:誰か遊びに来て評論してください)
Posted at 2017/05/28 16:41:04 | |
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