と、例の定期更新をほったらかしにして長文の予感(笑)
AWさん主催のLAC(レクサス・オーディオ・クラブ)でも
「音質向上のための小ネタ」というものがありますが、ちょっとそれに近い話かもしれません。
今回のは「オーディオには手をつけずに素のままで良い音聴いちゃおう!」、
「レクサスのマークレビンソンに文句を言うことが少なくなるw」
といったコンセプトで紹介してみましょう。
前フリが長くなりますが、私は今までISのマクレビ音質には不満をぶちまけてきました。
自分の思い通りに鳴らないぞ、と(笑)
で、音楽をより良く聴くにあたって大事なことがありますね。
1 他の誰でもない、自分にとって奏でてほしい音楽(音質)表現をイメージすること。
2 オーディオ固有音の良さを汲み取って、イメージ通りに鳴らしてあげること。
大きく分ければこんなものでしょうか?
で、主に「2」に着目していこうと思います。
もちやオフのときにKAKUOさんと話をしていて、自分で気が付いたんですが
マークレビンソンって結構頑固な音質をしているようです。
その音質はニュートラル志向。一応マクレビなんで、質の良い普通、ってやつですね。
でも「普通」には違いないわけで、きっとそこが物足りなかったんでしょう(笑)
ここから本筋です。
だとしたら普通の音がするCDをかければ、
自分のイメージ通りの音がそこそこのレベルで「2」となって
違和感なく文句もなく(笑)得られるはずです。多分。
推薦盤の紹介とも被りますが
ジャズレーベルのひとつに
Eighty-Eight’s(商品一覧へのリンクです)というところがあります。
私はレーベル発足後からコンピレーションアルバム以外は律儀に購入してたりします(笑)
ジャケットも紙ジャケですし(初期のSACD版は除く)、印刷が綺麗!
丁度ホームオーディオにはまりだした時期と一致してましたね。
レーベル主催者の伊藤八十八さんの紹介はまた置いておくとして、
ここのCDは打ち込み音楽はなし(シンセサイザーでも人間がちゃんと演奏しているということ)、
ドラマー(を採用するとき)に拘る、というのを基本にしながら
音質がこれまた普通といえば普通なんです。でも質の良い普通なんです。
SACDやアナログレコードも積極的に発売してますし、私の中では評価大なレーベルです。
まあ、つまり、お察しの通りマクレビシステムと相性がよくて、
少なくとも音色に関しては「くどさが足りない」だの「さっぱりした音になっちゃった」だのと
さしあたっての文句が出ません。これだけでも音楽に没頭できるんでいいことですよ(^^)
せっかくなので商品一覧から私のお勧めCDをいくつか紹介しておきます。
ホントは一遍に逐一紹介してみたいんですが途方もなく長くなるのでやめときましょう(爆)
Waltz for Debby / Don Friedman Trio
ワルツ・フォー・デビー/ドン・フリードマン・トリオ
これが1番88レーベルの中で聴き返すことが多いCDでしょうか。
(前からあるということを差し引いても)それだけ気に入ってるということですね。
だってベースがジョージ・ムラーツに、ドラムがルイス・ナッシュですよ。
好きなんですよねー、このリズム隊(笑)
例外的に88レーベルっぽくない音質な気もしますが…。
でもドン・フリードマンと組んだトリオものは
他にもありますがこれが特に傑出してますネ。
フリードマンの美しすぎるピアノタッチも好きです。苛烈なジャズってわけじゃありませんが。
My Funny Valentine / Hank Jones
マイ・ファニー・ヴァレンタイン / ハンク・ジョーンズ
何を隠そう、このCDは私がさんざん言ってる(スピーカーがショボければ)ノイズを出すCD(爆)
不思議なんですが対になってるCDでも出るんですけどね。
ぶっちゃけて言えばスピーカー壊れてるときは88のハンクのピアノって全部ノイズ出るんですけどね!(苦笑)
これを大音量で鳴らしてノイズが出たら私のと同じで壊れてますよ!
かなりわかりやすくて、一曲目の冒頭から気付きます(笑)
ノイズが出なくなったホームでは素晴らしいCDだと再認識しました。
メロディー性、たっぷりです。
My Favorite Things / Tiffany with Hank Jones Trio Plus
マイ・フェイヴァリット・シングス / ティファニー・ウィズ・ハンク・ジョーンズ・トリオ・プラス
またハンクだけど(笑)
でもこのティファニーって人は歌上手ですよ~。プロだからっていうツッコミはなしで。
新人って気がしませんね。将来はどうなってしまうんでしょう。
It's Prime Time / Joe Farnsworth
プライム・タイム / ジョー・ファンズワース
これはライナー・ノートを寺島靖国さんが書いてる点でも良いですね。
小刻みドラムはルイス・ナッシュとも似てますがこういうドラムの叩き方は結構好き(笑)
サックスの音も良いですよ。88のCDの中でもどうしてか楽しく聴けるアルバムのひとつ。
Live in Tokyo / Marlena Shaw
ライヴ・イン・トーキョー/マリーナ・ショウ
今日はこれをISで聴いてましたよ(笑)
ライブCDですが、お客さんと一体になって楽しく演奏している様子が伺えます。
終盤のパフォーマンスなんか個人的にツボ。
あそこで咳は普通出ない(出さない)だろうから、楽しませるための演技なんですよね~。
スタジオ盤もありますが、私はこっちのが好き(笑)
声は綾戸智恵に似てる? 歌い方は全然違うけど(苦笑)
Stella by Starlight / The Great Jazz Trio
星影のステラ/ ザ・グレイト・ジャズ・トリオ
このCDでは渡辺貞夫さんのサックスが聴けます。
私は何気にこのCDで渡辺貞夫さんのサックスを初めて聴いたんですが、いいですねェ(^^)
…ああ、このまま他にも例を挙げていったら朝になってしまいます。
暇潰しには丁度いいですが(爆)
もちろんマクレビじゃなくてもCDの音質の良さに救われて
どこでも良く鳴ることは予想されますので興味がある方はどうぞ聴いてみてください♪
SACDプレーヤー持ってる人はハイブリッドCDならSACDサイドでも聴けますし、良いですよ。
マルチチャンネルにも対応してたり値段も3000円以下だったりするものもありますし(笑)
でもISがSACDに対応してないのが辛いなぁ。
クラシック編はやるとしたらドイツ・グラモフォンレーベルとかになりそうだけど
確信が持てたらまたアップしましょうか。
締めに私事ですが
ついに昨日付で過去にアップしたマクレビインプレブログが首位に踊り出ました!
(今までずっと2位でしたw)
続編はなぜか引き離されて5位です(苦笑)
今まで読んでくれたそこのあなた、ありがとうございま~す!
みんな、オーディオにも興味があるんだなァ(笑)