24時間連続バーンイン後で、
ちゃんと低音も出るようになったので真面目に聴き比べしてみました。
前回のブログではアナログ出力の音質には言及しませんでしたが、今回は違います。
率直に言います。
20日現在アマゾンで68,000円なんですが、コスパ抜群と言えます。
偉そうに言ってません。素直に凄いと思いました。
平等にRCAケーブルも同じもの(
リンのやつ)を使い、
電源はCSEの電源コンディショナーに繋いで比較しました。
ファームウェアは最新のものに更新した状態です。
(現行モデルというのもありますが、発売後2年経ってても更新していたのは良心的ですね)
私の使ってる愛用器と比べて、
あえて悪く言うと、
地を這う沈み込むような低音が出ていない、音の輪郭がやや甘い、高域が薄い、奥行きが浅い、SACDを鳴らしたときにハイ上がりになる(SACDはCDと違って20kHz以上も伸びているため、どうだい、こんな高域が鳴るんだぞ、という鳴らし方をするプレイヤーがあるけど、まさにその例)くらいしか気にならないわけですよ。
まあ、そこが常に出てるか出てないかってのは大きいんですが、初見で、いや、初聴でブラインドテストしたらわからんわってくらいなんですよ。
ああ、アクセスの速さは魅力的ですね。これはうちの子が物凄く遅いだけですが。
CDの音質は全体的に音が柔らかいですね。
決してフニャフニャではないわけで、あまりがっしりした音は苦手、という人にはぴったりかも。
低音が出ていない、と言うのは、例えばアコースティックギターの6弦の音が胴鳴りで、自分で弾いたときの音と、他人が弾いたときの音の違いのようなもの。
高域が薄い、と言うのは、軽やか、とも表現できるようなもの。音の輪郭が甘い、と言うのは、上の世界を知らなければこれで満足できるだろう、程度で済ませられるもの。
奥行きが浅い、と言うのは、……あー、これも上の世界を知らなければ満足(ry
SACD(レビュー用に使ったものはエイティエイツ・レーベル、ジョー・ファンズワースのイッツ・プライム・タイム)は上記の通りシンバル辺りがしゃしゃり出てくるんですが、迫力はCD層に比べ格段に増します。低音もより出るようになります。結構音の違いが明らかなので、SACDってCDと比べて本当に音質が違うのか疑問に思ってる人にはわかりやすい音と言えるでしょう。
質感はCD層のままグレードが上がる音。
確かに、付属品のケーブルに戻して、電源もその辺にあるような蛸足タップから取ると、繊細さや堂々とした感じが減退しますが明らかに聴き劣りするようなものでもありません。
それとこのプレイヤーのリモコンで、リンのプリアンプのボリュームが動きました。おお、便利!
しかもBDもDVDも見れちゃう。こりゃあ、お買い得ですよ。
以上、マランツの回し者じゃないのかっていうようなレビュー。
技術は進歩している。
Posted at 2014/12/20 16:26:55 | |
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