映画ヴェノムを見た（ネタバレあり）

世間では「寄生獣のパクり」と言われているが確かに類似点は多い(笑)

しかし、ミギーは可愛い、ヴェノムはかっこいい。この違いがある。いや、ヴェノムにはある意味、可愛さもある。

最初は世界観や主人公エディの紹介で時間が過ぎていくが、ヴェノムがエディを包み、本格的に姿を現してからは作品内で見たいものを見せてくれた。

演出面でも上手いな定番だなと思う所が多々あり、忌み嫌っていたヴェノムを助けるべく（自身の命がかかっているからというのもあるが）手を伸ばすエディの人間の良心や、そんなエディを守るように散っていくヴェノム。目頭が熱くなる。残された敵の武器を利用して決着させたり、弱点のひとつである火を華々しく見せたり。カールトンはやり方が非人道的なだけで、提唱していることは肯定できたり。結果的に恋人とまた仲良くなれたり……。そしてなんだかんだダークヒーローになるヴェノム。

絵として気に入ったのはタワー頂上でのしゃがみポーズのシーン。

うーん、あれ、切り抜くとやはり寄生獣成分多いな(笑)
哲学に走らない爽快さがあった。
寄生獣の哲学面は大好物だけどね。