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イイね!
2022年03月21日

真・女神転生Ⅴ 全ルートプレイ感想

真・女神転生Ⅴ 全ルートプレイ感想 まずはプレイ日記的なものから。当然ネタバレあり。
(バレるほどのネタがこのゲームにあるのやら)

・おや、オープニングデモがいくら待っても出てこない。
これは手抜きかと訝しむ。(残念ながら的中)

・オープニング、学園内で真・女神転生if...っぽさを感じた。
(中身はそんなことまったくなかった)

・早々、クエスト受注可ガキの反対側にいるスライムたちに殺された。
(難易度ノーマル)

・バトル中、テンポがもっさりしている。
ダメージ表示時間がコンマ何秒か速くてもいいような。オートは倍速でカットではない。そのオートも割り込み入力ができず自ターンにならなければ操作ができないのでテンポが至極悪い。

・真・女神転生Ⅳのように主人公が獲得していく支配型スキル(今回は神意)は解放型で、マガツカを片付ける度にやれることが増えていく。
仲魔のスキル枠増は個人的に最優先。覚えて溢れるスキルもったいないし。
(ステージ最終までいかないと8枠使えなかったのは如何なものか)

・フィールドは高低差がかなりあってわりと飽きさせない。基本的に高所が有利。探索はミマン探しもあって時間がかかる。
(カメラ視野角調整アップデートでカメラを引いて視界は少しはましになった)

・鍛える悪魔ががネコショウグン、ケットシー、ネコマタの、猫好きの人はいると思う。というか、やった。

・御霊狩りなんて余裕だろと真Ⅳと同じようにやるが、弱点を突けなくて困惑。こういうの既プレイヤー殺し。
序盤はいちいち特性チェックが必須。

・銃撃属性がなくなって物理属性だけに統一されたようだ。

・ツチグモ狩りで氷結属性攻め出来るところに氷結弱点のヒュドラ。ハマを覚える仲魔が増え始めた頃にイッポンダタラ。
ジャックランタンとホウオウが出来る頃に火炎弱点のジョカ。まあ、初見で当てずっぽう弱点攻め出来てるだけだが。
因みにヒュドラはレベル14、ジョカは29(イッポンダタラをハマで狩り過ぎて上げ過ぎた)で初見撃破だった。
国会議事堂前でイッポンダタラにハマを当てるだけのゲーム状態にするのはよくなかった。レベル補正の良し悪しを序盤から思い知った。

・骸の隠れ家の写せ身販売で、スキルと耐性が具体的に確認できないのは最早バグ。
それに買うところと使うところが別なのもやりづらい。仕様? 知りませんね。
これについては有志による素晴らしいものがあったので紹介したい。
https://docs.google.com/spreadsheets/d/1Esl-1BSajw-Wk_TK2Steg7mhudtfNcvoz01pyQCTWsg/edit#gid=1107873121

・フィールドの新幹線の幅とか、いろいろ縮尺おかしくない?

・プレスターンバトルとしては初のガードコマンドかな。ペルソナの方ではあったけど、メガテンも棒立ち構えはなくしたようだ。ということはヒュドラ戦などのように、長期戦になったらガードを効率良く使っていくことが求められるようになってるわけで。

・アバタールチューナーにあったストップスキル(属性無効化スキル)。
アバチュではあまり使わなかったが、はてさて。プレイヤーによって使用不使用の差が出そうなスキル群。
(案の定スキル枠が足りないせいもあって、難易度ノーマルも手伝ってまったく使わなかった)

・学園内でのモブ会話。顧問がメダリストの強豪校……。秀尽学園高校(ペルソナ5)か?
真Ⅲのターミナルもそうだが、同一世界での存在を示唆するようなことを。

・悪魔会話でロマサガ2のワグナスネタがあった。(もう帰る)

・クバンダが追いかけてくるのはアバチュ2を彷彿とさせる。

・バトル突入時、悪魔が出現するエフェクトは一瞬で終わってしまうが真Ⅰ、真Ⅱなどを彷彿させる。

・一斉に襲いかかってきた悪魔が戦闘後にしばらく立ち竦んでるのがシュール。マカーブルとか特に。アンズーが止まってくれるのはありがたい。

・千代田区が暗い、狭い、走れない。
ストレンジ・ジャーニーでいうところのエリダヌス編の難しさに似てる。慣れたらどうということはないところも。

・福音書をちょこちょこ使ってるのもあるけど、探索していたらいつの間にかレベルが64に……。スルトとか余裕。
そのスルトは、立った!と思ったらやっぱり膝ついてた。しかもマハラギて。マハラギダインくらい使え。

・ご立派さまこと、マーラ。
今回の造形は昔あったコンパクトなフィギュアみたいに、イメージするよりかは全長が短くなってるような。
大人価格(定価約4万円)のフィギュアをチョロQのようにした感じ。
どうでもいいが大人価格のマーラフィギュアはAmazonで高騰中。(9万円以上~)なんだそれ。人修羅のfigmaも出るみたいだけど1万円超えててびっくり。肌色関節は気持ち悪いので購入はパス。そういえば同じ理由でピクシーのfigmaも買わなかった。閑話休題。

・荒野や砂漠ではなく形を保った廃墟やゴーストタウンを探索したかったな感。地形が変わり過ぎてて東京らしさがない……。最近で言えばゴーストワイヤートーキョーのようなやつがやりたかった……。


・BGMはいかにもBGMらしく、そういう意味ではまあ良い。印象に残りにくい。
(サントラで100曲超えを知って、そんなに使われてるか!?とびっくりだ)

・千代田区でマサカド公に関わる発言をするミマンの近くで、一部、場所表記が消える箇所があったり。

・台東区は千代田区から一変、明るい。
悪魔のレベルが一層高くなっており、スルト、イシュタル、アリオクを上記の通りレベル60半ばで屠ってきたのに、野良ヤマタノオロチでスライムぶりのゲームオーバーを覚悟した。

・太宰イチロウの変貌(ある意味変わってない)ぶりが良い。
目つきも変わってるけど。
それに引き換え優等生の眼鏡くん、えーと、キャラ薄くて調べないと名前出てこねーぞ。ミヤズ兄だよ。(妹の方が名前出てくるじゃん)

・マガツカのLV99戦はなかなか面白かった。
レベル補正があるならこういう初見の不意を突く戦闘もありか。
前情報なんて仕込まないからこそ面白いんじゃないの。

・バアルが貶められたベルゼブブの力を求めるっていうのは意外だった。
本来なら忌避するものなんじゃあないのか?
(自分では未確認だが、ベルゼブブがパーティにいると、この台詞はないらしい)

・万古の神殿であまりにも何もなさ過ぎて、何かあるんじゃないかと大きな水晶のような行き止まりで隅まで探索してたら、はまって抜け出せなくなった。仕方ないから帰還のピラー。それにしてももぬけの神殿だな。

・ある程度悪魔の数も揃ってきて思うこと。
2D悪魔と違って3D悪魔は容量を食うため(モデリングやモーションなどの開発の手間を含めて容量と呼ぶ)約200体は数が少ないなと感じてしまう。しかもほとんどペルソナ5に出た悪魔の流用。真ⅤのあとにP5をやると見覚えあるやつらばかり。ゼウスやアナーヒターなどDSJから出た悪魔は新規造形だが。イシュタルがいるのにアスタロトがいないとか、モヤモヤするところは多々ある。ライドウにいたのを流用できなかったのか? だから千代田区、魔王城の流れで、真Ⅰよろしくカオス悪魔ボスの再現ができていない。それにしてもアリオクってなんであんな小さかったんだろう。威厳がなかった。まあ、仲魔になったときのスルトのコンパクトさにもがっかりしたけど。

・真Ⅳ、Ⅳ F、Ⅴの新規悪魔(金子悪魔ではなく、いわゆる土居悪魔)は優遇されていて専用スキル持ちが多い。
従来の金子悪魔たちはよほどでなければお察し。酷いな。

・メタトロンのあとに下位の天使がゾロゾロ出てくるの何なん?
スラオシャちょっと気持ち悪い動きするし。

・エンディング。三宅健太によるナレーション。具体的な描写なし。
人間ルートは悪魔全否定。メガテンとしてどうなのか。うーん、ストレンジ・ジャーニーのニュートラルエンドも同じと言えば同じ……か?

・ナビカハクが可愛かった。

・八雲、キャラクターの彫りが浅かった。

・タオは人間のときは自動回復するし、仲魔枠潰さないしで、至聖女しない方が良かった。仲魔枠使うなら「仲魔にして♪」と言いなさい。

と、まあ、こんな感じ。


ここからは真・女神転生Ⅴ 終えてみて感想。

ストーリー作りかけのゲームですか、これは?というのが率直な感想。基本的にストーリーは浅く、無味乾燥としている。
邪神ラフム討伐を越えた辺りからスタッフが力尽きたようにペースが上がっていく。
そこに至るまででもちらほらすっ飛ばしてないかということは多々あり。

勿論その早いペースの中にも見せ場はそれなりにあるのだが、ん?と思いながらだったのは否めない。
太宰イチロウとアブディエルの描写はまあまあよかった。アブディエルに同情しながらやるのが一番面白くプレイできそう。
ちなみに金子一馬画集の1巻、巻末解説においてアリオクの項でアブディエルの名前があったことを発見した。
面白いものでアブディエルと名前を見るだけでしっかりビジュアルがイメージできるようになった。

ラストダンジョンは、「何もない」があった。真Ⅳ Fの虚無空間とは別物の何もない空間。
あっちはわざと虚無にしたのがわかったが、万古の神殿はただの手抜きだ。
正直ここまでくると、アトラスはプロ集団ではなくなったのかと懐疑する。
金稼ぎのためとはいえ、面白い名作ゲームを世の中に出したくてゲームを創っているんじゃないのか、
こんな半端なものを世の中に放流して恥ずかしくないのか、と。しかもよりによってメガテンでそれをやるとは。
メガテンがヒットしなかったらペルソナもなかったのに、この仕打ち。敬意を持って大事にしてやれ。

魔界であるダアト、この世界観は18年前の滅んだ東京だが、この数字に意味はないような設定で、
18年である必要はプレイしていて感じられなかったが……、おそらくこっちの世界の18年前は真・女神転生Ⅲが出た当時のことであり
決して主人公の年齢が18で18年前に転生して……とか、かかってることはまったくなかった。

主にミマン探索で時間を費やしていたので、もしそれがなかったら初周でもかなりの展開速度に感じたはず。
これは国会議事堂に到達した時点で上げ過ぎたレベル29になってたのもあったからバランスを見て、全体の1/5が過ぎたのかと見ていたが。
でも結局ステージ別に見るとそんな配分だった。
最初のステージが終わって、当初の目標+αのイベントがあっただけなのに1/4近くで終わってるってすげーよ、このゲーム。すかすか。

ロウもカオスも今までのシリーズとは赴きや概念が違い、らしさというのはない。
ニュートラルを選んだつもりがカオスだったくらいだ。メガテンの便宜上、ロウ、カオスと呼ばせてもらうが。
一捻りしてみましたってんなら、分かりにくいだけだった、としか。新しいことに挑戦しようとしたのは伝わってきた。
ロウ以外は各地区のベテル支部込みで、全てに於いて描写不足であろう。
だから今回ロウの言い分もわかるし、素直に選んでもいいかなと思うところも。
というかロウの描写だけしっかりしてるというか、この偏りはもはやギャグだろうと思ってプレイしていた。
でもやってたのは火の粉を振り払ってただけで……。

悪魔合体については悪魔全書にて登録悪魔の所持スキル検索ができれば良かったが、それを差し引いてもまあまあやりやすかった。
しかしながらスキル枠が規制されてるから、面白いのではなく枷でしかない。

人修羅がルシファーの軍門に降り、結果、唯一神を倒したあとの時系列とも取れる。
それならDLCで人修羅が出るのもわからんでもないという仕組み。
まあ、魔人が複数体使えるようになるとはいえ、アバチュでは周回特典だったものを有料ってのは疑問を呈したい。
それにしても真・女神転生Ⅲの世界観と符合させようとすると、するほど綻びばかり目立つ、ファンサービスですらないような辻褄。

越水ハヤオ。総理大臣。ベテル日本支部長官。総理大臣である描写なくても良かったのでは。
なぜなら総理大臣としての描写がなかったもの。ハヤタロウありきでハヤオになったのか?
イチロウ(野球)、ユヅルなのかユズルなのかネットでも表記をはっきりされていないミヤズ兄(フィギュアスケート)など、
有名人の名前を採用してるとの説あり。ハヤオは宮崎駿から?

ハヤタロウ。
良い声してるくせにラスダンでレベル40て。ツクヨミさん仲魔になってよ。
そのツクヨミも、もともとからスーツ姿の越水の外見で、別に姿を隠していない可能性を疑う。荒唐無稽。

とりあえず生ビールみたいにとりあえず屋上使う。そしてそこで話が進む。ワンパターン。

唐突にキャラクターの設定をキャラクターに喋らせるのは三流ライターのやること。(イチロウの生い立ち語り)

あまりにもストーリーと演出がスカスカなので少し妄想をしてみる。
初期PVであった「新しい神話を求めてる」というやつにこじつけて、
ヒトに知恵の実をそそのかした蛇というのはルシファーではなく、ジョカという考え方。蛇=ルシファーが定説なので、ジョカ=蛇、
ジョカ=そそのかした、誘導したという考え方。ジョカは人間を産み出したとも言ってるので、ヒトから人間にさせたという意味合い。
描写がなさすぎてなんとも言えないし、だから何?って感じだ。まあ、何か削られたんだろ(適当)

縄印学園玄関口に絵画が飾られているものがちょっとダアトっぽい……。お蔵入りになったという新宿ダアトだったりの可能性。

中間管理職ハイレグ褐色へそ出し銀髪天使アブディエル様。 繰り返すが太宰イチロウと合わせてこいつらの描写はわりと満足。
イチロウが帽子取ったら謎ワープしたり人ならざる黄色の瞳になるのはワケわからん。髪をかき上げただけで人間じゃなくなったのか?
垂れ目がつり目になるくらい髪かき上げてんのかよ。ユヅルもツクヨミと合一する寸前に初めて瞳が黄色くなる。

アブディエルに加えてマンセマットがいたら面白くなっただろうに。ストレンジ・ジャーニー立役者のひとりなのに。
金子デザインだったからなのかなァ。

本編のそれに引き換え、サブクエストは淡白ながらどれもしっかりしている。
アプサラスとリャナンシーのクエが真Ⅴを象徴としていて端的。

個人的に好きなのはAという確定情報、Bという確定情報、これらを組み合わせるとCという確定情報になり、
Cという情報は物語の中では直接的に語られることはない仕組み。
せめて敦田ユヅルでこれがあれば。最初から最後まで「東京を守る!」で終わるし、その動機は? 住んでるところだから? 謎。
妹ミヤズを犠牲にしなければ東京は守れないという縛りがあれば魅力も出ただろうに。
(勿論妹を見捨てる方向性で、そのとき人間をやめる)
そうしたらコンスがもっと前に出れるじゃない。新たなファラオ。

いわゆる「ゲーム」っていうのはある種の駆け引きで、フィールドで高所から飛び降りて行けるか行けないかの駆け引きは確かにあった。
そういう意味ではゲーム性はあったと言える。ま、大抵着地点を踏み外して滑り落ちたわけだが。


さて、ここでアトラスRPGプレイ済みを再確認してみた。
ハードが変わってもルート分岐があれば基本的に全ルートクリア。

女神転生(FC)
女神転生Ⅱ(FC)
真・女神転生(SFC)(PS)
真・女神転生Ⅱ(PS)
真・女神転生if...(SFC)(PS)
旧約・女神転生(SFC)
真・女神転生Ⅲノクターン・マニアクス・クロニクル(PS2)リマスター版(PS4)
真・女神転生ストレンジ・ジャーニー(DS)
真・女神転生ディープ・ストレンジ・ジャーニー(3DS)
真・女神転生Ⅳ(3DS)
真・女神転生Ⅳ FINAL(3DS)

女神転生外伝 ラストバイブル(GB)
女神転生外伝 ラストバイブルⅡ(GB)
ラストバイブルⅢ(SFC)
女神転生外伝 新約ラストバイブル(ガラケー)
女神転生外伝 新約ラストバイブルⅡ 始まりの福音(ガラケー)
女神転生外伝 新約ラストバイブルⅢ 夢幻の英雄(ガラケー)

真・女神転生 デビルサマナー(SS)中華街で断念。(PSP)でクリア。
デビルサマナー ソウルハッカーズ(PS)(3DS)
デビルサマナー 葛葉ライドウ 対 超力兵団(PS2)
デビルサマナー 葛葉ライドウ 対 アバドン王(PS2)

真・女神転生デビルチルドレン 赤の書(GBC)
真・女神転生デビルチルドレン 黒の書(GBC)

デジタルデビルサーガ アバタール・チューナー(PS2)
デジタルデビルサーガ アバタール・チューナー2(PS2)

女神異聞録デビルサバイバー(DS)
デビルサバイバー オーバークロック(3DS)
デビルサバイバー2(DS)

ペルソナ(PSP)
ペルソナ2罪(PS)
ペルソナ2罰(PS)
ペルソナ3 ポータブル(PSP)
ペルソナ4(PS2)
ペルソナ4 ザ・ゴールデン(PSV)
ペルソナ5(PS4)
ペルソナ5 ザ・ロイヤル(PS4)

私はこんな感じのメガテニスト。
ストーリーでピックアップすれば特に好きなのは、真・女神転生、真・女神転生Ⅱ、真・女神転生ストレンジ・ジャーニー(ディープ含む)、真・女神転生Ⅳ、真・女神転生Ⅳ FINAL、女神転生外伝 新約ラストバイブルⅡ 始まりの福音、真・女神転生 デビルサマナー、デビルサマナー ソウルハッカーズ、デビルサマナー 葛葉ライドウ 対 超力兵団、デジタルデビルサーガ アバタール・チューナー1&2、女神異聞録デビルサバイバー(オーバークロック含む)、ペルソナ2罪&罰、ペルソナ4(ザ・ゴールデン含む)、ペルソナ5(ザ・ロイヤル含む)となる。

そして以下の通りになる。

真・女神転生Ⅴ総合評価
(女神転生シリーズの一環として評価)
・ストーリー(設定)★★★☆☆
・演出面☆☆☆☆☆
・キャラクター★★☆☆☆
・グラフィック★★★★★
・操作性★★★☆☆
・新作としてのオリジナリティ★★☆☆☆
・音楽★★★☆☆
・UI★☆☆☆☆
・DLC 結局やってない

ただし、ペルソナ5(無印)定価8,800円、真・女神転生Ⅴ定価8,980円とすると……
・ストーリー(設定)★☆☆☆☆
・演出面☆☆☆☆☆
・キャラクター★☆☆☆☆
・グラフィック★★★★☆
・操作性★★☆☆☆
・新作としてのオリジナリティ★★☆☆☆
・音楽★★☆☆☆
・UI★☆☆☆☆

このように一段低評価になる。

一方、しっかり褒めたいところもある。
・ストーリー(設定)の良いところは、知恵持ちとして選ばれし人間は特定の悪魔と懇意にした話ができたであろうところ。

・演出面の良いところは、……オープニングムービーにて真・女神転生Ⅴのタイトルがバーンと出たところ。

・キャラクターの良いところは、……アブディエルの実直なところ。

・グラフィックの間違いなく良いところは、悪魔のグラフィック。紅一点とも言える。
ここもダメだったら目も当てられなかったが、ここがあったから最後までやれたのもある。
私としてはアシェラト、マーヤー、マンセマット、サティ、マハカーラ、マリシテン、フェンリル、ドッペルゲンガー(ナホビノ型)、真Ⅳミノタウロス、フレスベルグ、オーカス、オリアス、ゴモリー、サマエル、ゾンビコップ、モリーアン、上位精霊たち、植物系悪魔たち……、他にも挙げたらきりがないくらいいてほしかった。フィールドを駆け抜けるターボばあちゃんとかいてほしかった。

・操作性の良いところは、……ミマンを見つけたときカメラを動かせること。(次に向かう方向へすぐに向かえる)

・新作としてのオリジナリティとしてよいところは、……マーメイドなど新規悪魔の3D化とか。他ではない要素が当たる。

・音楽の良いところは、なんか新しい方向性を探ってる感じがあったのは感じたところ。
通常戦闘曲などに顕著だが、ほとんど切れ目なくリズムメロディーが続く癖があったり、今までとは毛色を変えて模索してる感。

・UIの良いところは、……極端に悪いわけでもないが、あー、ちょっと無理に褒めるところがなくて、ここは苦しいな。

プロデューサーが途中で変わったり、ライターが退社したりなんだりというのは、ゲームを買って遊ぶプレイヤーからしたらまったく関係がない。
島国大和氏の言葉を借りるなら「基盤となる座組ができてなくて、ゲーム開発をする軍資金と時間を責任者が引っ張れなかった」というゲームだ。
それをプレイするだけで如実に感じることができる。「これ、どう見てもまずいけど、もうどうしようもないところまで開発が進んでしまった(引き返せない)のを
開発もわかってて世に出してしまったという典型例。島国大和氏のブログを読むと、むしろそういうのはできやすいものであり、良いゲームとして体を成して発売される方が稀有だそうだ。だから良いゲームというのは素晴らしいものなのだ。

それから、よくアトラスに限らずゲームメーカーは違法にゲームをやらないでと警告をするが(もちろん私はしない)、プレイヤーからとしては、売りつけるからにはちゃんとしたもの出せよと警告したい。

そういえば「星をみるひと」というゲームがあるが、
最後の選択肢を選んでナレーションで終わるのは、このゲームとなんとなく似てるなァと思った。

真・女神転生Ⅴの完成版や続編、それぞれを望む声もあるが、それだけ半端ものってことだ。
私はちょっと興覚めしたのも確か。
アトラス関係者、並びにセガは心に留めるように。
真・女神転生Ⅵには期待できるのだろうか。
シリーズ前作のⅣ FIANLの出来が良かっただけに、今回の肩透かしは結構なクリティカルダメージであった。
ナホビノのパラメーターをALL999にする人がいたら尊敬できる。


そのアトラスだが「ソウルハッカーズ2」を出すそうで。
ソウルハッカーズは大好きだが、いまのところ自分で驚くほど食指が動かない。
理由に突っ込みどころ。
・ソウルハッカーズはシリーズじゃなくサブタイトルだったのに、いかにも続編が出ますみたいな告知が気に入らない。
・ポップな配色でハードボイルドは定番のイメージになく困惑。
・人間キャラがバトルに多く「人間少数悪魔たくさんのデビルサマナー」ではないのか。
・デビルサマナーとペルソナの間の子、外伝でいいんじゃないのか。
・CV黒沢ともよの演技がキャラの造形にあってない。というか、造形が演技に追い付いていない。人形感。
・音楽担当がアトラスサウンドチームではないこと。MONACAが嫌いというわけではない。

世間の評判待ちといったところ。

とりあえず5chの本スレを読むのが日課になりつつある。現在1月半ばあたりまで読破。
まあ、私の言いたいことと本スレはほとんど一致していた。みんなの意見と大差ないわけ。ナホビノのコスプレをしたジャックフロスト、ナホヒホは確かに欲しかった。
悪魔育成ゲームとして見たら、いつものメガテンである。

よし。P5Rをやるかァー!

誤字脱字があったら見つけ次第ナホビます。
(大量にあった)

‎(`・ω・´)ノシ
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Posted at 2022/03/21 19:29:35

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