
まず、プレイ中のメモをそのまま載せておこう。
・PS4版だが、演出が良いため、そこまでロード時間が苦にならない。
・モブキャラがP5で見たことあるやつ多数。
・ゆかりの印象がだいぶ柔らかくなってる気がする。演技の違いのせいか、3Dキャラクターの口元のおかげか。
・スキル発動はP5の方が若干テンポが良いと感じられる(P3Rはスキル決定後、派手なカットインと共にペルソナ召喚をしてスキル発動のモーションとなるが、P5はスキル選択時点で既にペルソナ召喚をしているため、決定後にはスキル発動のモーションのみとなる差の違い)。
・宮本の身長は思ったより大きくなかった。
・刈り取るものはエリアまたいで追っかけてくるじゃん。
・宝箱の近くにシャドウがいる場合、宝箱開けるといなくなるのね。
・魔術師と月のコミュは声付きだからか、かなり印象が違う。
・エリゴール作ろうとしたら2回連続で合体事故。レギオンとヴァーチャーに。連続でペルソナ合体してると事故率上がるっぽい。
・クレーンゲームの仕様は時間短縮に善き。
・屋久島行く前に夏紀がメンバーの所に来たときお辞儀するのがいい。
・アルバイトしたときの時給、表示消えるの早いな!
・手に入れた手記の確認はアイテム欄からは出来ない。
・焦炎の庭ハラバ、マリオカートのレインボーロードロードか?ってくらい色彩の暴力が酷い。マップ自体は狭いのがまだ救い。でもその暴力にも慣れるものだ。
・順平のキャラクターが完成されたというか、無印と違ってリンクエピソードで補完されまくってるんだな。これでFESに入るのはそれはそれで楽しみ。むしろ突っかかってごめんなと謝ってくることもあるが、何かある度に引き摺らないようにすぐ謝るように変更されてるため気にならないというか。終盤のキレかたもそうなんだけど、同じ台詞でも言い方が完全に責める言い方と若干戸惑いながら責める言い方とで、まるで違う。しかも直後の謝罪付き。つまり法王と恋愛戦イベントくらいしかムッと来なかった。
・弱点を突いたとき天田の「やりますね」という応援台詞が「やりますねェ!」という感じで聴こえてしまう。
・真田のリンクエピソード、これ半分黒沢巡査の物語じゃないか? この辺で気付いたが、それぞれ後のキャラクター性にリンクするエピソードとなっていた。
・天田は刈り取ものが出現したとき「ダメだ、逃げなきゃ」って言ってて、中の人的に笑える。ニュクス相手に見せる態度は逃げちゃダメだなのに……。
と、メモ終わり。こんな程度で改めてレビューしてみる。
クリアと言っても1周目。プレイ時間は209:36。時間掛けたわ。時間を大事にっていうゲームでこれ。P3をやったのは何年ぶりか。ペルソナ3 ポータブル、P3Pのプレイ履歴を見たら10年前だった。うーん、コミュの進め方を忘れてても仕方ないか?ということで、フルコミュMAXは無理でしたという戦績。女教皇、恋愛、節制、運命。4つMAXにできなかったか。だいぶ酷い。
1周目だとひとつくらいはこぼすだろうと頭から諦めて好き放題やってたのがいかんかった。1月に入ったら永劫ばかりで、法王や月は本当にやることないときに進める程度のやり方でないと駄目。そう言えばP3でフルコミュMAXにしたのって1、2回しかない。とにかく部活最優先、学内優先、学外後回し。このパターン。夜にやること無過ぎ、比重偏り過ぎは相変わらずか。仲間の強化イベントで大分使ってたのにね。
そのコミュはやはり声がしっかり付くと印象も変わるというか、友近の声が良すぎる。顔は癖のないモブ顔なのに。単純に良い奴感増し増し。ペルソナシリーズのコミュシステム初搭載作品だけあって淡白なところもあった印象だけど、尖ったところもあって、アルカナ別で見るエピソードは後のP4、P5にも劣らないものもある印象は変わらない。私的には塔と太陽、悪魔のエピソードは不動。エンディングパートありきだと隠者も入る。主人公の壁紙はずっと
す←縦に読んでネ
き(*^^)(_ ^*)
これだったんだよねえ(^ワ^)
Y子いじりがやめらんねえ。
キャラクターモデリングはP3Dのモデルより洗練されてて良かった。例えばP3Rに見慣れてからP3Dを見ると目が離れがちモデルで、絶妙な偽物っぽさすらある。仕草で気になったのは後ろを振り向ききってから歩くところくらいか。
モデルと言えばキャラクターだけでなく、ペルソナモデルもこの造形は初めて見るなと言うものが多かった。セイテンタイセイが妙に記憶に残る(使ってはいない)。
ロード時間はPS4版だからか場合によってはバトル前に走る演出が5秒くらい続いたり。巨大シャドウ討伐後の暗転が長かったり。演出があるときはそこまででもないが真っ暗で音も出ないとフリーズしたかと焦る。
バグらしいバグには遭遇しなかった。もっとも途中で更新されたりもしたせいもあるだろう。
シャッフルタイム発生仕様の変更については色々思うところがある。P3P版と比べると、主人公の攻撃で終わっても発生しなくなったことは大きい。代わりに(?)仲間のテウルギアで締めた場合に確定だからだろうか。とにかく時間の掛かる総攻撃に持っていかないと逆に効率が悪いジレンマ。その総攻撃は全対象ダウンだから倒してしまったら意味がない。つまり総攻撃で倒しきれる程度にダメージを手加減しなければならない。初級スキル安定。消費SPも少なく済むからメリットもあるが、ダウンを取るには基本的に弱点を突くこと。しかし主人公の得る特性は弱点を突いたときにダメージ割り増しというもの。おいおい、ますます手加減しなければいけないだろうが。倒してしまっても弱点を突くことで発生確率は上がるようだが、ちと渋い。
そういうこともあって仕様変更が気になった。主人公の攻撃締めで発生するなら、この特性も活きたと思うんだが。
個人特性で気になるのは他にもあって、巷で言われているアイギス。言うほど強くならないから名ばかり特性。むしろアイギスを使うこと自体が縛りプレイみたいになってる。なるほどなー、であります。逆にゆかりの特性はぶっ壊れ。気功系アクセサリーと合わせて無限回復装置、爆・誕。
それから総攻撃後、締めの一枚絵。キャラによってはなぜ顔を左上に持っていってるのか。リザルトで被ってるが? 見せる気あるのかないのか、わからない。P5Rのようなナビ役の一枚絵の発生なしも勿体なかった。双葉と風花ではキャラ自体に攻撃性の違いがあって、クラッキング、ハッキングでぐいぐい攻める双葉と違い、おっとり型の風花には攻撃面での割り込みが似合わないというのもあるかもしれない。
シャッフルタイムでの小アルカナはソードのアルカナが武器ではなくスキルカードになっていてコインが明確に金銭面での役割になったのは良かったか。
大アルカナで正義と星のお得感は半端ないが逆に枚数分の強制取得がつらい。その大アルカナいらないんですけどー、となっても手に入ってしまう。運命と剛毅、悪魔をとにかく引き当てたい。悪魔が出て以降の暗闇ゾーン遭遇の嬉しさは今作ならではか。
バトル面では真田先輩とコロマルが異様に強く感じた。ノーコストで打撃を与えられる真田は電撃Wブースタ持ちで全体テウルギア発動で向かうところ敵なし。マハスクンダオートで安定させて闇属性でダメージを当てられるようになったコロマルは、鎧装備で光弱点を打ち消せるのも強力。あ、どうでもいいけど強力って打ち込んだら一度も使ったことない単語「強力わかもと」が予測変換で出て来てビビった。何なの……。
閑話休題。
ただ仲間がどれだけ強くなっても裏ボスは主人公のみだから、俺つえーが発揮できるのが刈り取るもののみ。
そんな裏ボス、エリザベス。難易度ピースフルにしてSPを吸魔で枯渇させたけど、ディアラハンとメギドラオンでございますが止まらない。チートでございます。いや、ピースフルのゾンビアタックもチートなんだが、決着はつかない。簡単攻略は同じく難易度はピースフルにして、氷結系ブースタ積み重ねからのバフ&デバフで氷結テウルギア発動。20,000超え1発退場でございます。斬撃テウルギアはなぜかダメージが伸びないから、やれないことはないがクリティカル発生の運が絡んで不安定。難易度下げるのは邪道かー? でも詰め将棋戦、楽しくないのよ……。P4とP5では運は絡むものの仲間との俺つえーがやれるからアトラスも反省したのかもしれない。
とりあえず属性特化のペルソナをひとしきり作って、仲間のパラメーターをLV99時点でMAX99にしてクリアした。こんなことやってるから200時間を超えるんだな。
で、エンディングってアイギスの膝枕一択なの?
アイギスの太腿、固そう。
目を閉じなかったらどうなるんだったか。ここは授業中の眠くなってきたから「目を閉じる」と違って重みがあるんだな。
まあ、皆が屋上に来てくれたあとどうなったのかは、こっちの世界の9月にわかるということで。
「キミの記憶」はヴォーカルが変わっても良い曲。
終わってからのロードゲーム画面、いつものとは変わってるのね。
良い完成度故に気になるところも多々出て来てしまう贅沢(文句)のひとつも言いたくなる出来栄えでした。
死や別れを考えることは生きることを考えることと同義。
ペルソナシリーズというものを通して、プレイヤーに前向きに考えさせるように仕向けた、4と5へ脈々と続くナンバリングの始まりが3である。
あ、全滅は4回した。魅了されて同士討ちが3回、低レベル時に刈り取るものへ挑んでやられたのが1回だ。合体事故は14回した。
さて、2周目やるか。あー、右下のコマンド表示と右上の日付で画面焼けしてるな。P5のときも日付が焼き付いたな。もうちょっとなんとかして欲しいわい。
それくらいやるし、音楽聴けてないの、これが原因だな……。
ああ、CD(サントラ)の方も良い出来でした。音質もリロードされてるので、低音が効いたペルソナ3を楽しみたい人は是非。タルタロスのエントランスで掛かる曲、深さはなかなか奥に飛んでいくので、空間再現に自信のあるオーディオをお持ちの方は楽しめるはず。アトラス・サウンドチーム期待の新人も関わっているという作品でもある。