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知らない間に出てたよー。
アマゾンのお勧め商品一覧もたまには役に立つな。
見たことない表紙があったから速攻で確認してしまった。で、これまた速攻で本屋へ。

うおー、売ってねえええええ！
……と思ったら一冊だけ残ってた。良かった。

9巻はアシュヒトとエルムの話がメイン（と、そう見えた）で素晴らしく良かった。
和月伸宏という漫画家をろるうに剣心の頃から理解していればこそ、ああする（一応ネタバレのため白字。死者となったエルムではなく、人造人間でも生きている方のエルムを選択する）のはわかってたことだけど、よかったよかった。
『エルムは私の人造人間です』
同じ台詞や単語でも意味合いを変えて発言させるって手はよく使う人だけど、よかったよかった。
アシュヒトに寄り添い眠るエルムのシーンが特に素晴らしい。アシュヒトの表情は微笑んでいるようで憂いているようにも見える絶妙さ。和月ってこういう情景も描けるようになったんだなぁと感慨深いものがありましたですよ。
（ただ単にエルムがお気に入りキャラで贔屓したいだけ）

アシュヒト親父、リヒターも武装錬金のパピヨンとは違った狂気が描かれていて面白い。
和月曰く、顔芸。

で、9巻探してるときに志々雄真実を主人公にした読み切り版を収録したのも見つけた（これも一冊のみあった）ので購入。うーん、色々情報手に入れるのが遅すぎですね。
こっちはこっちで面白かった。志々雄の技、終の秘剣を由美の前で出してること（るろ剣本編では、由美も知らない奥義、とされている）に関しては、「絵面が面白ければそれでＯＫ！」という和月理論で正解だと思うよ、うん。実際私は疑問に思うことなく、漫画を読み終えたし。
あとがきでブリーチをネタにしてるのは笑った。