IXY 900ISって2006年のモデルだ。10年前の製品になってしまった。
IXYの画像。
この前買ったPowerShotの画像。
カメラは土台(というかプリアンプ)の上に置いてレンズの向きを極力合わせた撮影。どちらもオート撮影でフラッシュ、ズームなし。レンズの向きが完全には一致していないが、高さ方向の写りは少し控えめになり、横に伸びた広角になっているのがわかる(右端で合わせたつもり)
その他にパッと見てわかるのは、発色やボケ具合の大きな違い。ムギも心なし(いや、確実に、か?)痩せているように見える(笑)
正直なところ、こうして比べてみると10年経過してもこういう差しかないんだな、という気にもなってしまう。もっともその「ちょっとした」が積み重なった絵が出せるか出せないかは大きな差ではある。
好みの差というか、焦点を当てた先もある程度写したい場合はIXY有利か。もちろんPowerShotのピントを合わせれば何とでもなるだろう。
前後がボケてた方が「より、人間の目線らしい」というのは、実際の人間の視界とは圧倒的に狭いものの、横に広がったということを含めて確かにあるのかもしれない。IXYはベターっとした感じもあるし、立体感もPowerShotの方が勝ってるかな? しかし一方では何でもかんでも高精細にすればいいもんじゃないだろう、という昨今のオーディオ事情(高域と低域が伸びていて全部出てますよ感のある音質)にも通じたことは感じている。だから近年まで多少ボケてるようなIXYの画像でもいいやと思っていた。ただ、そういう「味」というのは高精細な方がわかりやすく受けも良いため、万人に受け入れられる可能性が高いというのもわかる。商売としてはその方が勝算も高かろう。
余談だが私のオーディオ音質の好みは高域低域が伸びていて、更に味わいも欲しいという欲張りタイプである。同じようにカメラに深くハマっている人は高精細でありながら絵に味わいを求めている人もおられるのではなかろうか。見ればわかってしまう趣味と聴けばわかってしまう趣味。どちらも良い趣味だと思う。趣味は全力で取り組むべきだ。

そしてご満悦のムギなのであった。
悪意があるようなシチュだが他意はない。多分スカートの中に何か入ったんだろう。
そういえば画像の発色と言えば、Hi-νガンダムの濃い紫の色はどうだろうか。
以前IXYで撮ったものをアップした際には「目で見た色合いと違う」と書いたがこれも比べてみよう。
IXY。
PowerShot。
うーん。IXYよりはマシになったけど爪先の部分など暗くなると青みがかった色だ。
Canonエンジンの特性か。PowerShot G9Xを購入しようとしてる人の参考になれば幸い。
Posted at 2016/01/11 21:58:01 | |
トラックバック(0) |
日記 | 日記